台風15号のつめ跡が未だ顕著に。
千葉県全域が停電となって五日目。
部分的に解消されつつあるが未だ20万戸で停電が復旧していない。
東電は三日目でようやく見通しの甘さを謝罪。
被災現場の状況把握に手間取ったと。
千葉県の対応も後手に回ったようだ。
まず、県が各自治体の状況を把握するのが先。
それらの情報を東電や国に報告し速やかな対応を求めるべきでは。
国の姿勢もなっていない。
台風が接近してきておりその進行ルートもかなりの精度で把握できていた。
台風の常識として中心の東側が強風が吹く。
そんな中11日の内閣改造を決めていたとはいえ停電で難儀しているなか
のほほんと新大臣の発表やその後に安倍が何が何でも一丸となって憲法改正にまい進するなどと。
そろいもそろって能無しだらけだ。
ここ数年これまで経験したことのない規模の災害となる恐れがある、と幾度気象庁が発表してきたか。
昨年の台風21号も関空と本土を結ぶ橋にタンカーが激突。
数日間行き来ができなかった。
さらに言うなら、台風以外の豪雨による災害も頻発していた。
にもかかわらず国が政権が災害に強い国土つくりに力を入れていたとは思われない。
度重なる安倍の海外訪問。
必ず財界の要人を引き連れてだ。
口を開けば国民の生活を守るかのように言いながらその実口先だけということは
いやというほどわからされた。