今回の地震による停電。
厚真火力の発電量が大きすぎたということ。
交流という知識はあった。
が、他の発電所との関係で発電力の大小で大きな方が止まると小さな方の送電周波数が乱れてしまう。
そのため小電力の発電所も停止すると。
そのためすべての発電が停止したということだ。
当然、電力会社がそういう理論を知らないはずはないと思うし、政府だって知っているべきだろう。
この広い地で同程度の発電所を置くのはコスト面でも大変だと思う。
因みに、東京電力と北海道電力を比較してみた。
東京電力は1都8県を営業範囲としている。
可住地面積は共に22000㎡ほど。
人口は東電4770万人、北電は532万人。
営業収支は人口比で9:1となると単純に比較にはならないが北電が不利であることは言えるだろう。
単位人口当たりのコスト面でも不利と言わざるを得ないだろう。
北電の身内でもないからひいき目に見るわけではないがデータ上はこう言うことだ。
結論として、国のライフラインを守る使命がある政府としてはもっと北電に大きな支援をすべきだと感じる。