甘利氏が大臣を辞職。その会見で質問に答えて、いい人だけでは絶対選挙に勝てない。
来るもの拒まずだ。と。
毎日新聞電子版によると、URとのトラブル解決に右翼団体が絡んでいるようだ。
このことを指して「いい人だけ云々」なのか。
とするなら、甘利氏は秘書がそういう人と関係を持っていたことを知っていたということか。
また仲介をしようとしたか。あるいは仲介の便宜を図ったのか。
28日の会見ではそのあたりについて一言も触れなかった。
50万円を二度。500万円を一度受け取り、うち300万円は秘書が自分のために使った。
そのことを述べただけ。
「潔さ」を知らしめるための会見。自民内部でそのことを発言する議員もいる。
また、罠にはまったという議員も。
ロッキード事件に関わった元東京地検特捜部検事は、このことをどう扱うか。
「五億円」と「50万」で扱いを違えることになれば大きな間違いと。
検察の威信がかかっていると。
政局がらみで辞任した。それで幕引きとなっては納得できない。
いったい何があったのか。UR自体が国が関係する組織。
「いい人だけでは選挙に『絶対』勝てない。小選挙区では」
この言葉の意味するところが今回の辞任劇のすべてを語っているような気がする。