1946.11.3日本国憲法公布。つまりこの日が誕生日。小生より半年遅れて誕生。
以後、共に「這えば立て立てば歩めの親心」に寄って育てられてきた。
感慨深い想いがある。
昨晩のNHK。憲法について「改正派・擁護派」の識者の主張を放送。
菅官房長官が集団的自衛権の閣議決定について「合憲を主張する学者は大勢いる」と。
国会で何人いるかと問われ「二三人」と答弁。
まともに考えるならなぜ「違憲」というのが一般的な考え。
昨晩の「改正派」の主張は放送の限りでは施行70年現実に合わなくなってきていると。
どの部分が「合わない」のかの主張は聞けなかった。
70年という時間の経過をもって用無しとするのであれば識者として如何か。
自分の人生を否定されたも同然。正直、誇れるような人生ではなかったが。
それにしてもだ。
具体的にどの条文がどう合わないのか。その視点が語られない。
政党次元でいえば自民党の「改正」案は読んだ。
かつての「大日本帝国憲法丸写し」同然。
現行憲法で保障されている国民の人権・表現の自由などすべて削除。
その時々の政権のやりたい放題。
「お上に盾突くもの」は容赦なく弾圧する。
暗黒政治に逆戻り。歴史を暗黒で糊塗し抹殺するもの。
盛んに日本を取り巻く情勢が変わってきたと。
まるで近隣国が明日にでも攻めてくるようないい様。
「被害妄想」に囚われた政権が国民を煽り再び戦争への道に駆り立てる。
「改正」したいというのも確かに政党としての「表現の自由」。
だが、具体的な根拠を示して主張すべきでは。
「安保法制」も納得いくように説明すると言いながら今日まで何ら聞かされない。
ごまかしながら法律の施行日を迎えた。
こんなでたらめな政権には即刻退場願う。
ついでに言うなら4月の「衆院補選」で国民の民意は政権支持か否か、決着はほぼついた。
あとは今夏の参院選で予選突破。いつになるか「総選挙で」痛打を浴びせ退陣へ。
有権者の意思次第。