フランス首都パリで新聞社を狙った銃撃事件が起こった。狙われた新聞社は政治その他の風刺を主とする週刊発行の新聞社のようだ。
イスラム教ムハンマドを風刺したことでイスラム原理主義を標榜するテロ組織から指示を受けての犯行らしい。
犯人が射殺されたから襲撃に至った経緯は明らかにならないだろう。推測でしか言えなくなるのは明白。
表現の自由に対する挑戦だとして当地で大規模な集会が行われるようだ。
日本人である私には、あるいは他の人は理解できるのかもしれないが、ムハンマドを風刺することにどれほどの意味が有るのだろう。
表現の自由は当然であろう。暴力を伴わない限り。
アメリカでもあるメディアが北朝鮮の最高指導者を茶化したコメディ映画を作成したことで北朝鮮からサイバー攻撃を受けたと報じられた。
該当の映画を見ていないので確かな事はいえない。しかし、表現の自由とはいえこの映画を作る意図はどこにあるのか?
どう考えても私には判らない。表現の自由があるからと言って何を書いてもいいと言うことになるのだろうか。
キム・ジョンウンを暗殺すると言うことがコメディとして成り立つのか。表現の自由の前に自己規制も必要なのでは。