今朝のニュース。
ベトナムでオレンジマラソンと銘うって開催された。
今回が第一回だという。
なぜオレンジなのか?
それは、アメリカがベトナム侵略戦争をいたころ猛毒のダイオキシンを含む枯葉剤を空から大量に散布。
これを「オレンジ作戦」と呼んでいたことに因むようだ。
あの「ベトちゃんドクちゃん」生んだことで知られる作戦だ。
いまだにその薬剤による汚染が残り最近でも両手足の指がない子供が生まれていると。
そのアメリカによる非人道的な「オレンジ作戦」を風化させないために行われたマラソンだという。
呼びかけたのは「オレンジ作戦」の悲惨さを撮り続けた日本人カメラマンだという。
アメリカ企業がベトナムに進出して久しい。
それはそれとして、アメリカは政府としてこの惨状に対し何らかの援助はしているのだろうか。
ベトナム政府はどういう態度でいるのか。
そもそも、ベトナム侵略こそアメリカの勝手な理屈で始めたものだ。
当初、南ベトナム傀儡政権と「民族解放戦線」の闘いにアメリカが介入してきたことに始まる。
当時の北ベトナムが「解放戦線」に支援を始めた。
アメリカは業を煮やし「トンキン湾事件」なるものをでっち上げ公然と北ベトナムに対する
爆撃を本格化させた。
しかし、アメリカは敗北することになる。
その後、南北ベトナムは統一し現在のベトナムとなった。
トランプに何を言っても無駄であることは自明の理だが、これまでの歴代政権はどうだったのか?
気になるところだ。