雪害により運行中止に追い込まれた新千歳空港。
延べ一万人を超える人が空港で夜を明かした。
そんな中で起きた騒動。
登場する予定の飛行機が欠航となり100人もの中国人観光客が騒ぎを起こした。
柵を乗り越え搭乗口へ押しかける。
警察官ともみあいになる。
いつもの空港が騒然となる。
聞くところによると2~3分に離着陸があるという。
過密ダイヤになっている。
日本人は仕方がないと諦める。
そこが違うのか。
本音と建て前を上手いこと使い分ける国民性。
むろん、中国人だってそういう人もいるだろう。
怒ってみたって飛ばないものは飛ばない。
命がけで乗り込む乗客もいないだろう。
観光に来て、あとは無事飛行機が離陸し、中国の空港に着陸すればめでたし。
怒りの気持ちも分かるが自然には逆らえない。
何しろ、札幌の積雪も50年ぶりの記録というから。
かつて、海外へ行ったとき、もちろんツアーだが諸般の事情で取り消しになることがあり得ると事前説明が。
実際、飛行機の不具合が発見されヨーロッパツアーが中止になったこともあると。
まあ、自然相手の暮らし、何が起こるか分からないのが人生。
糸魚川の大火。
90になる男性。
夫婦二人で穏やかに暮らしてきたのに・・・。あとは言葉にならない。
出るはずの涙もなく、途方に暮れていた。