ニュースを視ているとこの国の異常さに目を覆いたくなる。
天皇が代替わりする。
まあ、それはそれでいいだろう。
明治になって一世一元号となった。
取りも直さず絶対的天皇主義の始まりを象徴するものだ。
時代と共に最悪の道へと走りだすことになったのだが。
現行憲法では象徴と記されている。
シンボルだ。
天皇を残すための苦肉の策だ。
そのシンボルが変わることで元号も帰るという。
何の意味があるのか。
共産党委員長が元号制度を廃止すべきと主張。
当然だろう。
戦前の影を引きずっている法制度だ。
4月1日に新元号が発表になるという。
これに関わる人間は缶詰めになると。
パブリックビューイングで発表の瞬間を映し出すとか。
事の意味を何も考えずに生きている日本人の何と多いことか。
明治とそれ以前では大きく異なる。
まだ科学的知識の薄い時代、疫病や天変地異を何かの祟りと捉えていた。
だから頻繁に元号を変えることで平穏な日々が来ることを願っていた。
今は、かなり科学的に明らかになっている。
そこに元号などに固執する集団が存在する。
高名な学者であってもそうだ。
まあ、高名と言っても科学的に物事を考える人間でないことは確かだが。
改元といいオリンピックといいしばらく狂騒が続くな。
あ、大阪万博もあったか。
大阪維新は知事と市長をダブルで選挙するという。
それも人を入れ替えてだ。
むろん、狙いは大阪都構想だ。
バカバカしい限りだ。