大相撲七日目、照ノ富士対豪栄道戦。
私は照ノ富士の勝ちを疑わなかった。勝負はまったく分からない。
あの豪栄道がスピード感溢れる相撲で照ノ富士を圧倒し土俵中央で転がした。
今場所の照ノ富士、気になるところはあった。まわしを取れなくても決め付けて、
強引と思われる寄り、投げで勝つ場面があった。
この相撲を取れば豪栄道も優勝争いに参加できるのに。
格下相手だとやる気が出ないの?
一方、白鵬は初日・二日目と梃子摺ったが三日目からは本来の相撲が出てきた。
機の早い解説者は力が衰えてると。確かに本人もこれ以上力が付く事はないと認めている。
普段の稽古でも摺り足・テッポウなど基本的な運動に時間を掛けていると以前から口にしている。
鶴竜は二場所の休場明けと思えない相撲で白星を重ねている。
まだ、立ち合い前まわしをとっての寄りは見られない。
もう少しかかるか。
それでも危ない相撲は見られないので相撲感は戻っただろう。
場所前のインタビューで優勝を口にしていたからよほどの思いで、
土俵に上がっているのだと思う。
今日は中日。白鵬・鶴竜ともに全勝で折り返すと思う。
勝負だからやってみなくちゃわからないが・・・
楽しみだ。
あと、旭天鵬が元気ない。齢を考えれば仕方ないが。
十両に下がったら引退すると口にしているらしいから、
番付からいって七勝八敗ならなんともいえないが、
大きく負け越したら引退もあるかも・・・