政府は今の国会で成立を目指している「働き方改革」の実施時期を一年延期すると。
だが、成立は今国会で。
事の発端は安倍が役人の作った資料をろくに吟味せず答弁し、翌日撤回した。
厚労省で調査したところ100件以上のデータの間違いを発見。
このままでは審議に支障をきたすということで実施の延期を決めたようだ。
そもそもこの法案自体が労働者をこれまで以上にタダ働きをさせる内容だ。
専門職の拡大。
残業時間の制限を厳しくし罰則を設けるとしている。
が、裁量労働の拡大でこんな「残業制限」など単なるアリバイ作りだ。
だいたい、雇用されている労働者にどんな裁量権があるというのか。
裁量労働導入と専門職の拡大で、残業は野放し、成果だけは求められる。
一日24時間の中でどうして30時間とかの残業になるのか?
一たす一の計算もできない連中が答弁書を作っている。
バカな安倍も「森羅万象」など訳の分からない言葉を出しているがまさに噴飯ものだ。
しかも、撤回したのは自分の答弁だけで内容ではないと居直る。
答弁するにはしっかり答弁書を読んでからにしてもらいたい。
先日、アメリカである機関が歴代大統領の格付けをした。
一位はリンカーン、二位はワシントン。
トランプは最低だ。それでも12ポイントを得るのは多い?少ない?
最も信頼できないとかのランクは一位だった。
安倍も多分同じだろう。
が、この国は「忖度」の国だから実態を映す結果にはならないだろう。
はっきりしているのは安倍の教養の無さだ。
金メダルを取った選手に電話を掛けている姿、滑稽としか言いようがない。
一年延期というなら、提案を取りやめろ。
と、いいたい。