sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

ヒートアップ

2016-12-15 08:55:56 | 日記

今日、プーチンと安倍が会談すると。マスコミのヒートアップも頂点。

北方領土返還が決まるかのように叫んでいる。

ロシアはウクライナ問題で経済が低迷。

中国も減速している。

あとは北方領土返還の期待を持たせて経済再生を狙っている。

 

だが、ロシアの主権下で経済協力など結局ロシアに食い逃げされるだけ。

北方領土では2008年中国とウスリー島で決着した。

プーチンはわざと日本語で「引き分け」と、訳の分からんことを言っている。

歯舞色丹・国後・択捉、全千島。全て日本の敗戦が濃厚になったころ占領。

 

日本は敗戦処理の最中。

国体護持がなされるかどうかが最大の眼目であった。

北方領土、特に千島の最北で守備についていた兵隊は見殺しになった。

国民も自力で内地に帰るしかなかった。

 

これら諸々の出来事を明らかにして、戦後の返還交渉がなされたか?

否、である。

 

安倍の頭にあるのは、プーチンも同じ。

しかし、プーチンはあくまでもロシア主導。

安倍は少しでも分け前があればいい。

 

地方創生もアベノミクスも、もっと言えば六本も放たれた「矢」は的をはるかに外れた。

日本経済を財界のためにとの思いも海外の経済低迷でアウト。

 

プーチンに騙されるために呼んだも同然。

しかも、地元山口で。

 

カジノ経済と言われて久しいが、そのカジノを「維新」のために強行。

年金カット法案、先行きが見えないTPP。

挽回しようと聞は急くが思い通りにはいかないジレンマ。

これが今の政権。

早期解散をぶち上げたが勝てる保障もなく風は凪いだ。