ヨーロッパの限りない大地

ヨーロッパの色々な都市を訪問した思い出をつづっていきたいです。

マリーアントワネットの後姿(コンセルジュリー)

2007-09-02 00:44:01 | パリの思い出
サント・シャペルに入るには、まずコンセルジュリーから入っていきます。
セーヌ右岸のカフェで昼食を済ました後、両替橋を渡ってシテ島に入り、コンシュルジュリーに入りました。
中では「衛兵の間」という、薄暗くて広い場所を通っていきます。
写真はマリーアントワネットの独房の様子です。
彼女の人形が、寂しそうに座っています。
机の上の小さなキリスト磔刑像が印象的です。
他には、資料などを集めた部屋もあり、コンセルジュリーの歴史を物語っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローマ カピトリーノ美術館のヴィーナス

2007-09-01 00:50:23 | ヨーロッパ旅行記
「ローマ人の物語ⅩⅣ」のなかで、4世紀末、ギリシャ・ローマの彫像は、邪教の象徴とされ、徹底的に破壊されたとありました。
そんな中、この写真の「カピトリーノのヴィーナス」は五体完全な形で現代に残った好例、とされています。
塩野先生はこの4世紀末に生きていた誰かが、地中深く埋めたのではないか、という仮説を立てておられました。
確かに、この所有者にとっては、破壊するのが惜しくなり、こっそり保存して、こっそりと愛でていたのではないか、という気がします。

この彫像はカピトリーノ美術館のヴィーナスの間にあります。
廊下を歩いてきて、ふと入った小さな部屋。
そこにひっそりとたたずんでいました。
ちなみに、この部屋の斜め向かいくらいに、皇帝の間があるそうですが、その時は全く意識しておらず、見た記憶もありません。
前に掲載した、コンスタンティヌス帝の頭部は、写真には撮っていましたが、それは単に巨大で迫力があったからでした。
何の気なしに撮った写真のおかげで、また新たな発見をする事が出来ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする