「ローマ人の物語ⅩⅣ」のなかで、4世紀末、ギリシャ・ローマの彫像は、邪教の象徴とされ、徹底的に破壊されたとありました。
そんな中、この写真の「カピトリーノのヴィーナス」は五体完全な形で現代に残った好例、とされています。
塩野先生はこの4世紀末に生きていた誰かが、地中深く埋めたのではないか、という仮説を立てておられました。
確かに、この所有者にとっては、破壊するのが惜しくなり、こっそり保存して、こっそりと愛でていたのではないか、という気がします。
この彫像はカピトリーノ美術館のヴィーナスの間にあります。
廊下を歩いてきて、ふと入った小さな部屋。
そこにひっそりとたたずんでいました。
ちなみに、この部屋の斜め向かいくらいに、皇帝の間があるそうですが、その時は全く意識しておらず、見た記憶もありません。
前に掲載した、コンスタンティヌス帝の頭部は、写真には撮っていましたが、それは単に巨大で迫力があったからでした。
何の気なしに撮った写真のおかげで、また新たな発見をする事が出来ます。
そんな中、この写真の「カピトリーノのヴィーナス」は五体完全な形で現代に残った好例、とされています。
塩野先生はこの4世紀末に生きていた誰かが、地中深く埋めたのではないか、という仮説を立てておられました。
確かに、この所有者にとっては、破壊するのが惜しくなり、こっそり保存して、こっそりと愛でていたのではないか、という気がします。
この彫像はカピトリーノ美術館のヴィーナスの間にあります。
廊下を歩いてきて、ふと入った小さな部屋。
そこにひっそりとたたずんでいました。
ちなみに、この部屋の斜め向かいくらいに、皇帝の間があるそうですが、その時は全く意識しておらず、見た記憶もありません。
前に掲載した、コンスタンティヌス帝の頭部は、写真には撮っていましたが、それは単に巨大で迫力があったからでした。
何の気なしに撮った写真のおかげで、また新たな発見をする事が出来ます。