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コルマールのウンターリンデン美術館の歴史

2022-11-13 08:41:49 | フランス物語

画像はアルザスのコルマールにあるウンターリンデン美術館です。
2000年の夏に訪問しました。
この美術館はキリストの磔刑と復活を描いた「イーゼンハイム祭壇画」で有名ですが、自分は回廊に展示されていたポットに描かれた拙いキリスト像にひきつけられたものでした。
この建物は地味な外観らしく、もともとドミニコ会女子修道院でした。
その歴史をまとめてみると
13世紀初頭
コルマールの貴族の未亡人、アグネス・フォン・ミッテルハイムとアグネス・フォン・ヘルグハイムの二人によって修道院が創立される。(二人ともアグネスさんなのか)
1252年
菩提樹の下、という意味のウンター・デル・リンデンと呼ばれたこの場所にドミニコ会修道女が定住する。
1269年
レーゲンスブルク司教アルベルトゥス・マグヌスによって教会の内陣が献堂される。
1280年
修道院が完成
15世紀まで
ウンターリンデンの修道女たちの豊かさと威光が増す
16世紀
修道院の衰退が始まる。
18世紀
再び発展の時期を迎え、建物の修復が行われる。
1792年
修復女たちが最終的にこの修道院を離れる。
1847年
ルイ・ユーゴがショーンガウアー協会を設立。
彼が1849年に取り壊される予定だった建物を救う。
1852年
古い絵画をまとめて移動させた。

(現地で買ったゴールデンブック・アルザス 日本語版 BONECHI発行 を参考にしました)

 



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