今日も明日も元気

おやじの本音を綴ります。

エンジョイ プラクティス

2013-05-11 16:01:16 | ブログ

Photo フェイジョアの花

自宅近くのあぜ道を歩いていたら、どこからか微かに甘い香りがしてきた。それはとても控えめで、穏やかな風の日でなければその居場所を探すのに苦労するに違いない香りだった。

グーグルで検索した結果、花の容や色からしておそらく「フェイジョア」という木に間違いないと思うが、やがて卵形の実が付くはずなので楽しみだ。

その昔、キウイに続く果実として期待された時期もあったらしいが、その実を結ぶには条件が多くあまり普及しなかったために知名度が上がらなかったということだ。

現在では僅かな農家でしか栽培されていないとされているが、偶々その畑を通りかかったという事だろう。

『期待に応える』『結果を出す』にはそれなりの地道な努力が必要だという事だろう…ちょっとムリがあるかな(?)

「どうして決められたことを守らんのだろう…」

掲げた夢を叶えるために、その大きな目標を成し遂げるためにスケジュールを決め日々の行動規範を定める。

ではそのルールを守れば必ず目的を達成させることができるのか?
逆に守らないものは絶対に目的に叶わないのか…そう、それは絶対条件ではない。

世の中、要領のイイ奴が結構多い。
「いつかバチが当たるはずだ!!」の割には悲しいかな当たらない。

しかし何事も結果を伴うには何らかの労働が必要だ。
それは必ずしも肉体的な労働とは限らない…脳活動も立派な労働だ。

「〇〇時間すればいい」「△△回すればいい」という方法論に縛られたり、もしくはダラダラと何の思考もなく行動することで目的が達成などするはずがない。

「何のために」を肝に銘じ、結果に向けてフィジカルに行動する。
ここ一番の底力を見せるためにも、達成感を多く経験することが必要だ。

ということで結論から言えば、決してその努力は無駄ではないと…イイんじゃないの


LOG

2013-05-09 20:18:30 | ブログ

Ph65 プチ農園の土壌は弱酸性

この2年で一番成果の上がったピーマンがなぜか成長しない。
野菜作りの師匠たちに相談すると様々な答えが返ってくる。

「連作被害ではないか?」
「肥料のやりすぎではないか?」
「消石灰の散布が多かったのではないか?」
「気温が上がらないのに植えたからではないか?」etc

なるほど今年は春になるのは随分と早かったけど
ここにきて少し肌寒い日々が続いている。

しかしグングン成長している種類もあることから
一概に気温だけではなさそう・・・
というかpH(ペーハー)について全く気に留めていなかった。

土壌の消毒と思って植え付け前の土造りに
かなり消石灰を撒いたことは間違いない。

とある師匠によれば
「強アルカリ土壌ほど手の施しようが無い」とまで言われた。

さっそく比色式pH検定器なるものを購入。
費用は3000円弱ということで
またまた原価アップ(泣)

恐る恐る測定してみたら判定は
弱酸性のpH6.5ということで少し安堵。

どうやら肥料をやることで酸性に傾いている模様。
ということは、やはり肥料のやりすぎが原因のようだ。

ところでpHとはpower of Hydrogenの略で水素イオン指数の度合いを示す。
式で表すとpH=-LOG([H+]/(mol/L))ということ・・・因みにLOGは底数10の対数のこと

ナンノコッチャでしょうが簡単に言うと
強酸性のpH1とは常温で1リットル中に含まれる水素イオンが0.1molということ。
この場合逆に水酸化イオンは0.0000000000001mol含まれている。
中性を示すpH7では水素イオン・水酸化イオンともに0.0000001molとなる。

そうお気づきの通りpHの数値は水素イオン濃度の小数点以下の指数を意味している。英語でpowerとは指数(べき数)を意味しているのでpHとは読んで字の如しということだ。

さてこの対数(log)だが便利と思ったことがおありだろうか?
任意の数Xを底数aの指数関数で表す時のべき指数ρのことである(チンプンカンプン?)

まあ仮にXとYの乗数を計算する場合にそれぞれ対数に変換することで
その対数の和が求める答えの対数となる(ますます解からん?)

ということで掛け算の苦手な外国人が一生懸命に考えたズルだ(怒られるかも?)
これをワタシタチ日本人は学生時代に一生懸命汗かきながら覚えた。

意味もわからず試験に出るからと丸覚えしても応用ができない。
要はその答えが大事なのではなくそれが何を意味しているのかを知ることが大事だと思う。

数学とは当時の知恵者たちが必要に迫られ編み出した天才的な手抜きだ。
この歳になって知れば知るほど本当にオモシロイ。


立夏

2013-05-08 18:49:18 | ブログ

Bbq

中学生になったら何をするか?
散々迷った挙句に選んだのはサッカー・・・ちょっと意外だった。

なんのスイッチが入ったのだろう?

家では全くサッカーには興味も示さず
不振に喘ぐトリニータを応援するでもなく
好きなサッカー選手やチームがある風でもない・・・
なのにサッカー?

まぁ、しかし言ってもまだ子ども
一晩寝れば考えもコロコロ変わる。
それはそれでイイではないか。

この連休中も前半は部活に追われ少しご機嫌斜めだったが
子どもの日に企画した
サッカー友だち家族とのバーベキューでは大喜びしてくれた。

これからしばらく・・・いや、ずっとかもしれないが
家族ぐるみの遠出は難しいだろうが
細やかな思い出でも大事にしていきたい。

ところで、二十四節気では5月5日が夏の始まりを示す「立夏」とされている。
まだ梅雨も始まっていないのに随分と気は早いが
この陽気は確かに「初夏」を思わせる。

次の思いはすでに夏休み
子どもだけではないと思うのはワタシだけ?


守株待兎

2013-05-01 19:00:37 | ブログ

Dcim0346 柳川のうなぎや

所要で熊本県人吉市までの日帰りドライブでちょっと寄り道。

折角のドライブなので帰りは「何か美味いものでも食べて帰ろう」というので同行者意見一致した。「通過点でのご当地うまいものグルメは?」というオーダーにナビゲーターとして情報収集に努める。

まずどこで食べるか?

人吉市を夕方発つので頃合いからすると日田市が候補となる。

では何を食べるか?

日田といえば「〇〇〇の焼きそば」ということになるが、態々インターを下りてまで食べに行くにはちょっと動機が足りない。ということで土地勘のある知り合いに電話をかけて情報を求める。

そこで得たのが「戸山のうなぎ」

なるほどシーズン的にも良いし水郷日田のうなぎならば上手いこと間違いなしということで、夕飯は「うなぎの蒲焼」が合言葉になった。

やがて「あの人たちはうなぎを食べに行くらしい・・・」が他人の知るところとなり、自分たちも「うなぎを食べるなら今でしょ!」みたいな空気となる。

そして用事も終え、みやげも購入。あとは一路「戸山のうなぎ」ということで帰路についた。

ところで、出来合いの蒲焼しか食べる機会がないワタシはおよそ思いも付かなかったが「予約をしておかなくて大丈夫か?」の意見が出る。聞けば「蒲焼はうなぎを捌いて出来上がるまでに30分は要する」ということ・・・なるほどだった。

日頃うなぎ屋で食事などしたこともないワタシには及びもつかないが、こういうところで違いがでるのだろう。そこで到着時間を予測して予約電話を入れることにしたが、なんと留守番電話だった。「本日臨時休業とさせていただきます」というテロップにがっかり・・・

再び知り合いに日田グルメ情報を求めるが、うなぎを超えるだけの魅力が得られない。

「もうなんでもいいや」みたいな投げやりな意見も聞こえてくるところで柳川インターの標識が現れる・・・そこでドライバーの気の利いた一言「下りましょうか?」

話しはコジツケがましいが柳川が生んだ大詩人北原白秋の代表作「まちぼうけ」は中国の韓非子の作「守株待兎」を題材としている。

ある日のこと。木こりが山で仕事をしていると切り株につまずいたウサギが首の骨を折って死んだ。労せずして獲物を得ることができた木こりは、仕事もせずに切り株でウサギがつまずくのを待ち続け、やがて斧は錆びついてしまった・・・

ということで「まちぼうけ」を口ずさみながら「蒲焼上定食」を食べたかどうかは定かではないが、「戸山のうなぎ」はまぼろしとなった。