ロンドンオリンピックイヤーとなる今年の大分別大マラソンほど注目されたことはなかったでしょう。これといったスター不在のマラソン代表に誰が選ばれるのか?話題性十分の大会でしたが、翌日の地元紙トップは残念な記事が飾りました。
『母親が自供…』
そして朝刊を見るなり妻が驚きの声をあげました。
「ケンタロウがバイク事故?」
こんどはワタシが驚きというか…
「(ナニヲイッテンダ)何処見てんの?」
もうすぐ結婚して25年…妻のニュース情報源がテレビ欄であるということを初めて知りました。
確かに新聞にはいろいろな情報が溢れています。週刊誌の見出しには流行の話題が一言にして納められています。
女性誌には宮様のお家事情、女性自身のお悩み、良く当たる占い、そしてもちろん今どき"グンちゃん"…この"ちゃん"付けする女性自身のお歳は果していくつなのか?
方や男性誌では政治、経済、スポーツ、芸能、ギャンブルと話題が豊富。ただ袋綴じのヌードモデルが往年の芸能人…"ついに〇〇が脱いだ"の"ついに"にどれだけの年月を費やされ、その成果をココロ待ちにしていた愛読者とは?
ところで現代人の活字離れは深刻です。
マスメディアからの情報はますます電子化が進み、先日はフェイスブックの上場が話題となりました。情報世界において地球は携帯電話に収納されました。(ただし一部の国は含まれていないようです)
『問題は如何にして情報を文字化することが出来るか?』
Youtubeやモブログなど画像を添付することで手軽に情報発信するのはよろしいのですが、いざ文章にさせると何が言いたいのかイマイチ不明な社会です。
次女が学研が主催する実力(?)テストにチャレンジしました。出来具合を尋ねたところ国語の問題が良く判らなかったということです。
なになに…恥ずかしいことを表すカラダの一部を使った慣用句「〇〇から火が出る」の〇〇は?ムスメの答えは"耳が赤くなる"ので「耳」…残念
しかしイマドキ顔から火が出るような純粋無垢な若者が果してどれほどいるのか、眼を皿のようにして探してみたが暖簾に腕押しだ(ちょっと違うか…)