「海」と「ダイビング」を熱く本気に考える男のブログ ~JAWS SHU~

「海」を本気に考えます。「海」を本気に案内します。抜群の多良間の海で本気に海を感じてみませんか。

多良間島&水納島の海 ダイビング~久しぶりの更新・・・ここを目指した意味は・・・~

2012-11-04 23:42:42 | Weblog
あっという間の11月・・・
早いものですね。

この季節になるとダイビング業界も一つの動きが出てきます。
そう・・・ガイド業に見切りをつけていく人たちの話。

おそらく30歳前後の時に大きく考える節目を迎える我々の職業。
プロとして無我夢中に夢を抱き、働き、7年~8年を迎える季節。

このままこの仕事をSTAFFとして続けていくのか・・・
独立して自分のお店を構えるのか・・・
この業界から去っていくのか・・・

今や短期間でお店を持てる時代にもなってきているこの業界。
1年、2年で独立しお店を持つことも少なくない。
それは、我々の時代と違いお店を構えるにあたり、
船もいらない、
タンクもいらない、
コンプレッサーもいらない、
STAFFもいらない、
店舗もいらない、
そう・・・何もなくてもそこに顧客がいれば成り立ってしまう現状。
そのお客様には見えない様々な問題が隠れている現状。

それは決して悪いことではなく、その人が一生懸命抱いた夢の証なのかもしれない。
ただ、我々の職業にとってはある意味致命的な事故が多発していることも現状である。
それは、本人も全く見えていないことが多い中での事がほとんどである。

そこにたどり着く人たちが悪いのではなく、指導しなければいけない自分たちが
仕組みを築けていない事が悪いのだといつも感じてしまう。
自分も1年間に多くの研修生を指導する中でいつもそう感じている。

我々の時代の夢を追うための根性論では今は何も生まれないと。。。

そんな時いつもなぜ自分はここにいるのかと見つめなおしてみる。
ここにたどり着くまでに何を感じ、何を学び、何を目的に努力をしてきたのか・・・
正直、無我夢中すぎて何も覚えていないことも多い。

ただ、言えるのは・・・
そこには強く指導してくれる先生や先輩がいたこと。
そして、その時の自分はその先生や先輩に負けたくないと感じていたこと。
そこにしがみついて、必ず超えると野望を抱いていたこと。

今はそのような方々と一線を引いた形でしかお会いできなくなってしまったが、
間違いなく自分の中で未だに足が震える緊張感がある人たちだと思う。

そして、自分は本当についていることに、直近の指導者が身内にいたことで
そこから抱いた夢が現実になっていったのだと思う。

独立か転職か。

正直・・・過酷な業界だと感じる。
変な話だが、
この職業を企業目線で成功を目指したとしても、生活をひっくり返すような転機はまずやってはこない。

ほとんどの方が口をそろえて言うだろう。。
「好きなことをやれていることが・・」と。
でもこの体制は後世を育てるには決して正しくないと思っている。

じゃあ僕に何ができるのか・・・
僕が何を指導できるのか・・・

自分が夢を抱き、自分が確立していくことで、生活の安定を図り、日々の充実した生活を送ること。
そして、体制を整えること。そこにいるSTAFFが充実すること。
それでは・・まだまだだと思う。

結論は正直まだ自分では分からないのだけど、

今、この業界で悩んでいるSTAFFのみんなは、
きっと明確な何かがほしいのだと思うから・・・

同じ事を同じようにやるのではなく、
革新的な何かで自分を見出せるような、
画期的な夢をこの職業に見出していけるような、
大きな希望を抱いて進んでほしいと思います。

それは、しっかりと考え、しっかりとした形ができていけるなら
先輩方と同じでなくてもいいと思います。

離島で始めた自分は、正直大きな島での事業展開にはついていけないし
あまり同調もできないけど、自分で作っていく喜びは人が言うほど苦労にはならなかった気がします。
「大変だったでしょ~?」
「よくやってきたね。。」
「何でこの島に??」

いや・・・

「別に・・」

んん~

「夢だったんです」
なのである。

だから、今も自分自身は来期の自分に誰にも負けないような「夢」を抱きながら
考え、努力して、形としてやっていきたいと思います。

「夢」を追うことが少なくなってしまった時代に
何となく将来を見定めていくことができてしまった時代に

ただ、熱く、
ただ、まっすぐに、

やりたいことを目指すことはすごく大切なのではないかなと思います。


今、自分が将来を考えて・・・
んん~・・・
どこまで考えればいいのかな。

死ぬまででも・・

定年まででも・・

10年先まででも・・

明日まででも・・

どれも大切なことだと思います。

だから・・・
もっともっと頑張ろう!!

同じように海で生き、希望を抱える人たちに☆

そして、そこに楽しみに来られる皆様に熱い気持ちが届けられるようにしていこう。

自分のことで精一杯なまだまだな自分だけど、
将来を楽しく過ごすことには、
「夢」
は絶対になくてはいけないと思ってます。

「夢」・・・

もう一度、みんなで熱く抱えてみませんか?


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