「海」と「ダイビング」を熱く本気に考える男のブログ ~JAWS SHU~

「海」を本気に考えます。「海」を本気に案内します。抜群の多良間の海で本気に海を感じてみませんか。

多良間島&水納島の海 ダイビング ~島に住むということ。~

2012-04-16 21:42:45 | Weblog

今日からしばらくの間、家族と離れ一人島へ帰る。

9年前・・ただただ夢を追い、無我夢中で多良間島にダイビングサービスを立ち上げた。
「島に住む」ということなど何も考えず、ただただ夢中に・・・

もうじき10年となる生活の中で家族ができ、違った形で迎える一人旅。

第二子の出産を迎える嫁と息子との束の間の里帰り。
毎日2歳の息子と遊び、初めての幼稚園にも家族で挑戦した。
いろいろが一気に起こっている息子にいつしばらく離れるということを伝えようか悩んでいた。
結局、出発する前日の今日、
「しばらくパパは仕事で会えなくなるからね。しっかりと幼稚園に行って
ママとじっちゃんばっちゃんたちの言うこと聞いて頑張るんだぞ」と。

離れることをごまかすように「パパあれしよう」「パパこれしよう」と毎日遊んでいたことを
離れる時間まで合間も与えずずっとくっついて甘えてくる碧輝。

時間になって・・・
「じゃぁそろそろ帰ろうな」
「パパはバスで出かけるから碧輝はママと一緒に帰るんだぞ」

「ねぇねぇだっこしてぇ」
・・・・
「ねぇねぇディズニーランドはいついくの?」
・・・・

「じゃぁ行くからな!」

「碧輝!ママを宜しくな!」

涙をたっぷりためた目で溢れない様に歯を食いしばり、
無言でうなずき、ハイタッチをした。。

俺も溢れる涙をぐっとおさえて。

まだ、いつでもだっこされたいたくさん甘えたいはずの息子。
出産に向かう不安の中で気丈に振る舞い、俺の食事と健康ばかり気遣う嫁。

この最高の家族がしっかりと島に戻ってプロの仕事をしようと力を与えてくれました。

故郷を離れ、「島に住む」ということ。
それはたくさんの試練は免れない。

家族と離れなければいけないこともたくさんあるだろう。
傍にいてあげなくてはいけない時に一緒にいれないこともあるだろう。
親が歳を経てくればたくさんの不安がこみ上げてくるだろう。

夢だけではつなげない代償を負う事。
それを考えて、しっかりと「島に住もう」。

そして・・・・
温かい家族に最高の幸せを与えられるように、俺の夢を完成させよう。

ユッコ
碧輝
そしてこれから生まれてくる赤ちゃん
ありがとう。
一緒に最高の時を過ごそうな。

パパより