しばらくアップしていなかった「熱い男のブログ」
何度もアップしようとしたのですが、想いが強くなると言葉も影響が大きくなるので
なかなかいろいろな想いを文章にすることができず、新年ももう2月!!
例年であれば海外ツアーで盛り上がっている時期なのですが、
今年は目的地にテロの恐怖もあり、安全策で中止とさせて頂きました。
その分、多良間の冬を満喫しようと冬も営業中で少人数ですが日々海を楽しんでいます♪
お客さんの予約状況で途切れた時を狙って、すぐにメンテナンス。
また海況を見てすぐに海の準備と天候が変化しやすいこの時期には神経ぴりぴりさせながら動き回ってます。
そんな中、先日から3日間「サンゴ調査」その後「サンゴ保全活動」と精力的に現在の多良間の周囲を確認してきました。
毎年この時期は一人寂しく活動するのですが、今年は専門家と一緒に動きながら話を聞いたり、
多良間の過去と現状を照らし合わせながら活動してきています。
6~7年前にかなり深刻だったオニヒトデの大量発生もここ3年は落着き、食害を受けたサンゴも場所によっては
かなりの回復で良い状況になってきています。
これが保全活動の成果なのか自然サイクルなのか・・
この問題はまだ回答には時間がかかるのでいずれ明確にしていきたいと思います。
ここ数日見てきたダイビングPOINTではなく、多良間のリーフおよび外洋の調査結果とすると、
サンゴの活性化具合は、もちろん場所にもよりますが、付着した幼体が急速な成長をしてくれています。
わかりやすく言うとダイバーが潜って「ここきれいだね~」というレベルまできている気がします。
僕自身、多良間の海以前にも各地でサンゴ礁をテーマに観察し、それと照らし合わせたりもしながら
多良間のサンゴを観察しているとたくさんの持論が出てきます。
これは専門家が机上で述べるものとは大きく違ったものもたくさんあって、いずれはしっかりとすり合わせをしていきたいとも思っています。
何はともあれ、僕のテーマは
「ダイバーが元気のある海で気持ちがいいダイビングをしてほしい」です。
これは13年ずっと変わりません。
昔からぼくのダイビング感は、ダイビングで「何を見に行く」「何を狙う」といった感覚ではなく、
飛び込んで40分間のとても心地よい景観の中、自由で解放される感覚が一番フィットします。
その感覚で案内していくために、従来から日々の海へのアクションや1日3本のPOINTをストーリ立てていくことに力を注いでいます。
その気持ちよく元気な海をテーマにすると、やはり沖縄の海ではサンゴ礁はとても重要な役割を担っていると思い、活動につながっています。
現にサンゴ礁が元気な海では、普通種のスズメダイやチョウチョウウオが色鮮やかにきらめき、ハナダイ系やグルクン系も美しい群れを形成します。
そこには、しっかりとした生態系が成り立ち、テンジクダイやキンメが群れ、それを狙って回遊魚もまわってきたり、
コブシメなどが産卵でサンゴに卵を産み付け、それを狙ってカメが増えたり・・
様々な水中シーンは、元気な海で当たり前に存在していきます。
だからこそ、ダイバーがふわ~っと浮いているだけで気持ちが良い海を求めていくには、がればではなく、生き生きとしたサンゴ礁はかなり重要だと思っています。
ここ数日昔の写真を見たりしながら、物思いにもふけるのですが、
本当は熱い気持ちを文章でとも思ったのですが、なかなかエンジンがかからないので
多良間島での13年の観察の中で海とサンゴの変化をちょこっと写真で。
「これが、こうして、こうなって、こうなった」
今までは「これが、こうして、こうなった」だったのですが、さらに先を見ることができています。
ここにあるたくさんの想いや言葉は、省略です。
察してくださいね(笑)
第一弾
みんなが感銘して軌道に乗って、調子よかったこれが、
いきなりこうして、目の前真っ暗で、そこから一歩ずつ歩んで、信念を通して
頑張ったけど、こうなって、涙があふれて絶望的で、笑顔なんてできなくて
それでも、いろいろなことを受け入れて、まっすぐ前を見て取り組んで、こうった
第二弾
これが、
こうなっちゃって、信じられなく、あせって、泣きそうで、あがいて、あがいて、気が狂いそうで、体も限界で
それでも何とか前を見て、必死に考えて、とにかく行動して、こうなった
何が言いたいのかはよくわかりませんが、
海は自然はいつでも我々の範疇を超えた変化をしていきます。
もしもそれが、人為的に壊しているのであれば、極力壊さないほうへ歩むこと。
もしもそれが、自然の成り行きならば、その成り行きの中で我々も溶け込み自然と対話していくこと。
だから・・・
ダイビングは、その年その年がいつも同じPOINTで同じ海なんてないんです。
だからこそ、一つのものにとらわれてダイビングしていくことは、そこの場所に飽きてしまうし、
寂しさを感じてしまうことがあるのだと思います。
我々プロフェッショナルは海に携わっていく以上は、誰しも皆さんの笑顔を求めて職を全うしていきますが
そこに一つのしがらみができてしまうとそれは大きな壁となって能力を低下させてしまうように感じます。
「多良間の海は・・・なんか・・・いいんだよねぇ・・・」
そんな言葉の奥には、サービスやガイドや施設やうんぬんもあるかもしれないですが、
海への想いがいつでも我々をまっすぐ突き動かしているからだと思っています。
14年目のシーズンに入りますが、いつまでもまっすぐこの海を見つめながら、皆さんと素敵な時間を過ごしていければ
とてもとてもうれしいです。
もう2月ですが・・
どうぞ今年もよろしくお願いいたします!!!
何度もアップしようとしたのですが、想いが強くなると言葉も影響が大きくなるので
なかなかいろいろな想いを文章にすることができず、新年ももう2月!!
例年であれば海外ツアーで盛り上がっている時期なのですが、
今年は目的地にテロの恐怖もあり、安全策で中止とさせて頂きました。
その分、多良間の冬を満喫しようと冬も営業中で少人数ですが日々海を楽しんでいます♪
お客さんの予約状況で途切れた時を狙って、すぐにメンテナンス。
また海況を見てすぐに海の準備と天候が変化しやすいこの時期には神経ぴりぴりさせながら動き回ってます。
そんな中、先日から3日間「サンゴ調査」その後「サンゴ保全活動」と精力的に現在の多良間の周囲を確認してきました。
毎年この時期は一人寂しく活動するのですが、今年は専門家と一緒に動きながら話を聞いたり、
多良間の過去と現状を照らし合わせながら活動してきています。
6~7年前にかなり深刻だったオニヒトデの大量発生もここ3年は落着き、食害を受けたサンゴも場所によっては
かなりの回復で良い状況になってきています。
これが保全活動の成果なのか自然サイクルなのか・・
この問題はまだ回答には時間がかかるのでいずれ明確にしていきたいと思います。
ここ数日見てきたダイビングPOINTではなく、多良間のリーフおよび外洋の調査結果とすると、
サンゴの活性化具合は、もちろん場所にもよりますが、付着した幼体が急速な成長をしてくれています。
わかりやすく言うとダイバーが潜って「ここきれいだね~」というレベルまできている気がします。
僕自身、多良間の海以前にも各地でサンゴ礁をテーマに観察し、それと照らし合わせたりもしながら
多良間のサンゴを観察しているとたくさんの持論が出てきます。
これは専門家が机上で述べるものとは大きく違ったものもたくさんあって、いずれはしっかりとすり合わせをしていきたいとも思っています。
何はともあれ、僕のテーマは
「ダイバーが元気のある海で気持ちがいいダイビングをしてほしい」です。
これは13年ずっと変わりません。
昔からぼくのダイビング感は、ダイビングで「何を見に行く」「何を狙う」といった感覚ではなく、
飛び込んで40分間のとても心地よい景観の中、自由で解放される感覚が一番フィットします。
その感覚で案内していくために、従来から日々の海へのアクションや1日3本のPOINTをストーリ立てていくことに力を注いでいます。
その気持ちよく元気な海をテーマにすると、やはり沖縄の海ではサンゴ礁はとても重要な役割を担っていると思い、活動につながっています。
現にサンゴ礁が元気な海では、普通種のスズメダイやチョウチョウウオが色鮮やかにきらめき、ハナダイ系やグルクン系も美しい群れを形成します。
そこには、しっかりとした生態系が成り立ち、テンジクダイやキンメが群れ、それを狙って回遊魚もまわってきたり、
コブシメなどが産卵でサンゴに卵を産み付け、それを狙ってカメが増えたり・・
様々な水中シーンは、元気な海で当たり前に存在していきます。
だからこそ、ダイバーがふわ~っと浮いているだけで気持ちが良い海を求めていくには、がればではなく、生き生きとしたサンゴ礁はかなり重要だと思っています。
ここ数日昔の写真を見たりしながら、物思いにもふけるのですが、
本当は熱い気持ちを文章でとも思ったのですが、なかなかエンジンがかからないので
多良間島での13年の観察の中で海とサンゴの変化をちょこっと写真で。
「これが、こうして、こうなって、こうなった」
今までは「これが、こうして、こうなった」だったのですが、さらに先を見ることができています。
ここにあるたくさんの想いや言葉は、省略です。
察してくださいね(笑)
第一弾
みんなが感銘して軌道に乗って、調子よかったこれが、
いきなりこうして、目の前真っ暗で、そこから一歩ずつ歩んで、信念を通して
頑張ったけど、こうなって、涙があふれて絶望的で、笑顔なんてできなくて
それでも、いろいろなことを受け入れて、まっすぐ前を見て取り組んで、こうった
第二弾
これが、
こうなっちゃって、信じられなく、あせって、泣きそうで、あがいて、あがいて、気が狂いそうで、体も限界で
それでも何とか前を見て、必死に考えて、とにかく行動して、こうなった
何が言いたいのかはよくわかりませんが、
海は自然はいつでも我々の範疇を超えた変化をしていきます。
もしもそれが、人為的に壊しているのであれば、極力壊さないほうへ歩むこと。
もしもそれが、自然の成り行きならば、その成り行きの中で我々も溶け込み自然と対話していくこと。
だから・・・
ダイビングは、その年その年がいつも同じPOINTで同じ海なんてないんです。
だからこそ、一つのものにとらわれてダイビングしていくことは、そこの場所に飽きてしまうし、
寂しさを感じてしまうことがあるのだと思います。
我々プロフェッショナルは海に携わっていく以上は、誰しも皆さんの笑顔を求めて職を全うしていきますが
そこに一つのしがらみができてしまうとそれは大きな壁となって能力を低下させてしまうように感じます。
「多良間の海は・・・なんか・・・いいんだよねぇ・・・」
そんな言葉の奥には、サービスやガイドや施設やうんぬんもあるかもしれないですが、
海への想いがいつでも我々をまっすぐ突き動かしているからだと思っています。
14年目のシーズンに入りますが、いつまでもまっすぐこの海を見つめながら、皆さんと素敵な時間を過ごしていければ
とてもとてもうれしいです。
もう2月ですが・・
どうぞ今年もよろしくお願いいたします!!!