Dr. Jason's blog

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講義 流体力学 2008-5

2008-05-26 | Mech Eng
 流体力学の講義5回目,概要は以下のとおり.

 流体の基礎式 1
 物体と流体に作用する力
 流体力学の用語
  定常流,非定常流,一様流,流速,流量,質量流量,
  流線,流跡線,流脈線,応力,検査領域,検査体積
 連続の式
 物体と流体の加速度

 [流体の基礎式 1]
 教科書のpp.72-90部分について説明した.
 概ね教科書にそって説明したので詳細はここでは割愛する.
 欠席したものは,例題,練習問題も含めて自習すること.

 古典力学の「物体に作用する力」については,各自,物理や工業力学のテキスト等で十分に復習した上で,あらためて,流体力学の教科書の該当部分を見直してほしい.

 流体力学の用語については,十分に復習して,単に言葉を覚えるのではなく,概念を説明できるようにしてほしい.

 流体力学においては,「連続の式」は非常に重要な概念である.流れのなかの「つりあい」について,しっかりとイメージをもつようにしてほしい.

 加速度については,偏微分,実質微分の式も重要だが,ラクランジェ的方法と,オイラー的方法の概念としての違いをしっかりと把握することが,より重要である.
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