Dr. Jason's blog

IT, Engineering, Energy, Environment and Management

「ナレッジ・マネジメント」再考

2005-07-19 | Business
 このごろ,研究分野としての知識科学だけでなく,ビジネスとしての「ナレッジ・マネジメント」にも興味がある.

 特に,サービス業としての,ITのコンサルテーションや,情報システムの構築のビジネスにおいては,知識:ナレッジをどう,サービスに折り込み,経営資源とするかが,ポイントである.
 しかし,最近,自分で自分のナレッジすら,うまくマネジメントできていないのではないかと思うことが,いくつかある.そこで,もう一度,ちゃんと勉強しなおそうと考えている.



 こちらは,この分野では有名な,Thomas H. Davenport と Laurence Pruska の「実践的バイブル」と言われる本の訳書.最近入手したが,まだ,ちゃんと読んでいない.

ワーキング・ナレッジ―「知」を活かす経営

生産性出版

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 こちらは,ベストセラーの野中郁次郎先生,紺野登先生の本.3年ほど前に購入したものだが,改めて読みなおそうと思う.

知識経営のすすめ―ナレッジマネジメントとその時代

筑摩書房

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 *「ナレッジ・マネジメント」の良い参考書があったら,教えてください.
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2 コメント

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知識経営は難しいですね (shiba)
2005-07-19 19:54:20
トラックバックありがとうございました。「知識経営のすすめ」は読みかけたのですが、難解で途中でギブアップしました。

http://blog.outlogic.jp/shiba/archives/000398.html



先日あるセミナーでナレッジ・マネジメントの話を聴講しました。「結局は、人間の行動規範がポイントだ」と言われていました。情報・経験を知識化し、共有化することに意義、価値を認める組織になることが成功への道だとか。。。これが一番難しいですね。



今後ともよろしくお願いします。
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コメントありがとうございます. (Dr. Jason)
2005-07-20 02:17:54
 組織のナレッジ・マネジメントでは,「情報,経験,知識」の共有は一番のポイントだと思います.しかし,同じ情報や知識を見聞きしても,受け手の前提や意識がそろっていなければ,それは「知」としては共有されない,すなわち「共有知」にはならないですからねぇ...
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