JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

反骨急行列車に自転車

2007年11月27日 | Weblog
改造中の自転車BMXのステムとグリップを手に入れたお店「セカンド ハウス」車で山手通りを走り そろそろ原宿って所に前から気になる「ここ前は何屋だっけ?寿司屋?」という突然変異的な雰囲気のナイスな店に 当然おれは飛び入りました。外国 アメリカの旧道沿いの様な 地方の神社脇のみやげ物屋の様な 立地と雰囲気に フリースタイルな品揃え!面白い店長 西村さんとも話をすると共通の知合いもいたりして楽しかったのです。ピスト自転車ブームで人気のある「ZO BAGS」のアーティスト友人で日本の窓口を努めているそうです。珍しいグリップやパーツが見つかるので ピストのお客さんも多い様です。基本的に「人目など気にせずに乗りたい物に乗れば良いじゃん!」って考えだけど、変速ロードバイクを苦労して組んだ事 タイミングと、メディアの雰囲気のトレンドっぷりが おれには気恥ずかしくて、超快適なロードにも乗らず BMXにセコセコ乗っているのです。ずっとピストに乗っていた人でも 降りようかなっていう気持ちの人もいるかもしれない、ってぐらい「初の東京発信のスタイル」と嘘の言葉マジックで下品に急激に盛上げた経済効果には副作用も多いでしょう。本当に好きだった文化は嫌いになるベキでは無いけれど、まだ外に居たおれは どうしても拒否反応の抵抗があるのです。図らずもメディアに乗ってしまう純粋な子は、枠を外れよう!という枠に 再び載せられてしまい 乗り継ぎ続ける箱の電車から降りられないのです。メディアのパワーだけが悪者なのでは無く、メディアが無くても純粋な子羊たちは流される性なのです。消費社会を支えているのは子羊ですが「反骨精神をエサにして電車を乗り換えさせる感覚は、エグくて思想詐欺の様で野蛮です!」そんな おれのヒネクレに ちょうど不安を感じていた西村さんも同調して BMXを珍車と喜んで、車種の幅を広げたいと夢を語ってくれました。もしかしたら電車の乗り換えも段階であって、降りる勇気を徐々に導いてるのかもしれませんね!でも思想を売ってるのには 違いない。ここで 大好きな友人 よっちゃんの名台詞「そんなの カルチャーじゃない!コマーシャルだ!」おれの中の2007年度流行語大賞受賞語です。

自転車で遊びに寄ろう!セカンド ハウス  http://www.second-house.net