JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

きせき

2010年09月14日 | リブルラブル歌
リブルとラブルで育てた お花が枯れちゃった
綺麗に咲いてたお花 跡形も無くなった
「そのうち咲いてくるでしょ」 此の世は悲しい事ばかり



 時は中学生時代、クラスメイトは「夕ニャン」に夢中な頃、おれは電気音に夢中だったんだ。
少し間に合わなかったYMOマニアが細野晴臣のゼビウスと連動して ゲームセンターに録音しにラジカセを持ち込むのは自然な事でした。ウォークマン爆音で夜な夜なゲーム音楽を聴き、休み時間には 合唱用のオルガンでゲーム音楽を弾き、放送部に頼んでYMOを流してもらえば「なんだこれ歌がねぇじゃん!つちや~」と野次られながら 筆箱に仕込んだポケコンPC-1350にマシン語プログラムを打ち込む毎日。そしてラジオは?と聞かれたら当然グーを挙げて「アメリカ~ン」と当時ナムコ提供の「ラジオはアメリカン」通称ラジアメ リスナーでした。現在のサブカルチャーと呼ばれる物の原点とも呼べるメディアで、日本のこの時代に育った事を本当に誇りに思っているんだ。そしてナムコの季刊誌「NG」に投稿した弁慶くんのイラストが掲載された時の喜び!ギャラガのエンディングの音の様にキラキラと輝く想い出やね。
 同じ趣味のマニアは上手なゲーマーのギャラリーとなり、顔見知りになると拍手したり 内気な奴が認められる立派な舞台なんだ。小さくなってしまった制服で 両替した50円玉2枚握り締め、覚える程デモを眺めたり ひとのプレイを観察する。ミスると振り向いて睨まれたりね。家にファミコン無かったのもいいきっかけだった。
 当時通ったゲーセンの裏の倉庫にテーブルゲームが山積みだった出会いから、ゲーム基板に夢中になり ひとりゲームセンター遊びをする大人になってしまった。そして自分の家を手に入れて 遂に憧れの本物テーブル型筐体を導入する時が来たのです!今まではコンパクトな簡易型システムでしたが、やっぱり音が違う!コインを入れる音とタイミング!天板のガラス付きの重いキャビネットを開ける感覚!風呂上がりに温泉宿の娯楽室みたいに ちゃんと50円を入れて遊ぶのです。
 最近のリバイバルで古いアーケードゲームの家庭用ハードへの移植が進む時代!吟味してかさばる基板を処分しよう~と消去法で生き残った奴が「妖怪道中記」と「リブルラブル」、筐体にオマケで付いていた 格闘「マーヴェル」です。当時は新技術のFM音源 ヤマハの「YM2151」と呼ばれるICチップで 楽器の音をリアルに再現しようとした 新しい音にワクワクしていたものですが、やっぱり原点の「PCM音源」こそがエッジのある金属質で暴力的な音質で最強!この ど田舎に懐かしの音を山に響かせているのです。もはやゲームをすると言うよりは 演奏を聴くとか 楽器を演奏する様な気分!遊びに来たら体感させたいね。
 そんな訳で散歩中の鼻歌が最近リブルラブル!奇跡を起こした時のメロディ!当時のラジアメでのコーナーや「目蒲線の女」からも、演歌調に聞こえたり、実際のソースとされる異国の民謡風な切ない感じが大好き!おれはブラジル音楽みたく「切ない歌を楽しいリズムに乗せた曲」がツボなんだよね。当時を知る人に「未だに替え歌リブルラブルやってるの?」って笑われるだろうけど、おれにとっては今こそです。wiiのダウンロードでかなり上等の移植が出ているけど、あのコントローラーじゃ違う、いやwii持ってない。基板を持っていたのに今程燃え上がらなかったのは、テーブル筐体じゃ無かったからなんだな!アップライト型(テレビの様に垂直型)では雰囲気が全然違う。う~ん何て大人って贅沢なんだ!難解なゲームながら 熱狂的ファンも多い筈、ぜひぜひwiiでやってみてはいかがでしょうか、先ずは動画検索して この歌詞で歌ってみて下さい(おれはひとのもん貼付けたりしない)。奇跡と呼ばれる 宝箱から飛び出た6匹の妖精を全部つかまえてキーワードが揃った時に流れるやつです。ちなみに今日のは男女デュエットのメインは男で「そのうち~」を女「此の世~」は男女で歌います。今後もリブルラブルの替え歌コーナーは続きますが、このメロディばっかりだよ~。 ゲ~~~~ムは~~~~ナムコ~~~~ (のどを小刻みに手でゆらして宇宙人しながら)あ、バ~~ン~~ダ~~~~イ か

リブルラブル動画→Libble Rabble