JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

ちりとてちん卒業式

2008年03月29日 | Weblog
そしてNHK朝の連続ドラマ「ちりとてちん」も最終回!桜の花と共に 別れと出会いが同居する春は 気分を超越させられて狂いそうです。主人公の「若狭」が葛藤しながら成長して行く姿に勇気を貰い 自分の生き方を見つめ直した~と言う どストライクな視聴者は おれだけでは無い筈です。「スポットライトを浴びる喜びの他にも スポットライトを当てる側の喜びもある」と 母になる事とリンクして 若狭は気付きます。この時代 解り易く成功したり脚光を浴びた人にメディアがスポットライトを当て過ぎるからか?誰もが全員アーティストやステージの上の人 スターになろうとしてしまいます。すると同時に価値観も貧困な均質になってしまい 脇役の素晴らしさを忘れがちです。日本に伝わる 奥ゆかしい美学を思い出させてくれた最高の連続ドラマでした!毎朝毎朝 味わい深い素敵な時間をありがとう~

ブルタコ卒業式

2008年03月28日 | Weblog
とうとう愛するバイクとの別れの日が来てしまいました。最後に得意な散歩コースを走り、バイクの記念写真!記念にレオ君が乗っている写真を撮った時になって「あーっ!自分が乗っている写真を 一枚も撮ってない~」と気付き、何枚か慌てて撮ってもらいました。初めて見る 動いてる自分とバイクの写真に感動!「何で今まで撮らなかったんだろう?最後の別れの日に思い出すなんて~」まさか 手放すとは思って無かったし、一人で自分を写せないもんね。相手の井上さんと並んで記念写真~バイクを積み込む記念写真~車に積まれて横たわる姿を 最後に一枚~告別式~卒業式~桜の花が咲いて、ガソリンタンクの固定ボルトに付けていたエイトボールを第二ボタンの代わりに外しました。何も答えないブルタコのパフパフホーンを鳴らし最後に鳴らしてドアを閉め、手を振って送り出しました。両手を広げて「泣いてもいいんだよ~」と言うレオ君に答えずに、「死んだ訳じゃあないんだ」と噛みしめて 松本零士先生の 男同士で零戦の照準機を譲り渡す話を思い出していました。「あいつは生きている!ふさわしい人の元で活きている!愛されろ!」さようなら。


卵をダァ~しますか?

2008年03月27日 | Weblog
かつて 友達の会社倉庫にスケートボードのミニランプを仲間で建てて、滑りに通っていました。仲間の中でもピカ一に上手いハギ君は、滑ってる誰かが何かを成功すると一般的な「いえぇ~ぃ」でわなく「あ~はぁ~っ」ってカッコ良く言ってくれるのです!凄く自然で馴染んでいて 自分が言われるのを いつも楽しみにしていました。ある日パーティの勢いで 仲間の中でもピカ一のやんちゃボーイ コンちゃんが ランプに響く「あ~はぁ」に「あ~はぁ頂きました」とふざけて言ってしまったのです。誰もが心の底にしまっていた様で大爆笑!でも絶対それは無意識の繊細なものだから おれは「言っちゃ駄目~」と頭の中でがが~ん となりました。案の定「あ~はぁ」はそれっきりピタリと止めてしまい 幻と消えてしまったのです。誰にでも癖かと思う程のブーム的行動があるものです!無意識にやっていれば いる程 自分では気が付かないもので、おれは それが楽しくて大好きなのです。だから結局 誰に会っても何かしらの癖が面白くて 常にニヤニヤしてるという訳!テレビの ものまねで笑うのって最高だもんね!今朝も相方姉妹 ダブルで「あんときの猪木」を台所で やっていました。「パンは何枚ですか~?」「卵をダァーしますか~?」




エアーランブレッタ

2008年03月26日 | Weblog
新恋人の気分で 不細工なランブレッタの到着を待っているのですが、引っ越しシーズンで運送屋がパンクしていて遅れるそうです。シルバー色に張り替えてある純正のシートは、見た事の無い厚みで まるでダム!ふっかふっか なのかもしれないけれど、中古の良さげなシンプル革シートを早くも調達しました。画質の荒いバイクの写真を畳に並べては シートの写真を隣に置いて 夜な夜な 組み立てた妄想をしています!更に~シートだけが先に手元に届く予定なので、本体が来るまで尻に敷いて ちょっとだけ妄想から立体的に飛び出た状態の エアーランブレッタです!実物を想像しながら 少し手掛かりになる本物が手元に在る感覚って、思春期のエロ本と本物のパンティみたいで 何だかキッチュなドキドキ感に馬鹿になれます。男で良かったなぁ~と下らないけど不思議な はしゃぎっぷりに、しみじみと男の性を感じてニヤついている35歳の変態です。


人が背負う荷物の限界

2008年03月25日 | Weblog
ビンテージバイク ブルタコを快く買って下さる!との返事の井上さんが、現車を見に来ました。バイクを見る目は少年そのもの!こんな自由な大人になりたいな~と尊敬してしまう程、眼を輝かせていました。エンジンとフレームのシリアルナンバーを確認「1001025って25台目に生まれたんじゃないか?!」とメモったり写メったり、夢中な感覚が手に取る様に解るので 本当に大事にしてくれそうで安心しました。喜ぶ姿を見ると価値の高さを改めて感じて 手放すのが惜しくなりますが、おれが持っていてもブルタコが活躍出来ないのでは ブルタコの幸せを無視したエゴになってしまいます!エンジンの細部まで繊細に設計された芸術品とも言えるバイクを、人前で乗ったり展示したりする事で素晴しい技術や感性が未来に生まれるかもしれないからね。自分の持ち物が自分に本当にふさわしいのか?真剣に持ち物を吟味して減らして行くのは 面白い冒険だな~と ちょっと切ないけれど ニヤリと出来る経験でした。「人一人が背負える荷物は限度があるから、どんな怪力でも大金持でも 欲しけりゃ捨てなきゃ 本当には 得られ無いんだね!」


決定!ポンコツマシン

2008年03月22日 | Weblog
遂に おれのマシンが決まりました!第3コースの「ランブレッタSX200」です。玉数の少ない200ccランブレッタ市場ではメンテ済みのマシン価格は沸騰していて、一瞬 完璧なカスタム済みピカピカマシンの虜に成りかけたけれど「駄目そうなボロボロな奴を手間かけて育てる事にホットロッドの神髄がある!」と 危うく目的を見失うところで思い直しました。だから安くて見込みのあるベース車輛を選ぶのが基本!諦めかけていた時にタイミング良く「カッコ悪いカラーリングに酷く変なシートのブサイクちゃん」を発見!レオ君と大笑いしながら大阪の販売主に電話。これは売りづらい色だし値切れるでしょ!と、使いたく無い バンパーガードと荷台 スペアタイヤ、ダムみたいな異常な厚みのシートを要らないから外して~という条件で値引き交渉!流石 商人の街大阪!驚く程の割引が成功!決定しました。後半は相手の爺さんも半笑いで楽しいコミュニケーションに 関西の暖かみを感じました。カスタムベースにはコノヤロウ~てなくらいに不満のあるマシンの方が やりがいがあるよね!元から良過ぎたらイタズラする気力すら起きなくて、すぐに飽きてしまう筈。「やっぱり基本は貧困な生活ベースに知恵と工夫でセレブのフェラーリに対向する衝動こそがカスタムの原動力!お金を賭けただけのマシンには色気も面白味も無く鼻につくだけ!それは絶対にバレる 見抜かれるオーラの様な不思議な力なのです!」最高に酷い みにくいアヒルの子を手に入れてワグワグしています!


伊ー印ー日 三都物語

2008年03月21日 | Weblog
インドの工場から生まれるランブレッタの素晴らしさにハマるマニアックな先人が居ます!レオ君と故郷が同じでメル友になった仙台の先輩!インドGPに夢中で現地へ飛び 工場と仲良くなって日本で窓口となる インターネットショップでのパーツ供給や、新車インドGPの普及に努めています。この情熱には脱帽で 強烈なマイノリティーパワーの揺るぎなさを感じます。他にもランブレッタベースなのにコピーされた変形パーツのバイクをやたらに集めている日本人も発見、現地でのバイク名も多種多様!チャンブレッタ~とか B級なパワーが笑いを誘う庶民の力に感動してしまいそうな自分に、あっ~気が付いたら洗脳されていました。どうやら日本で言うホンダのスーパーカブ的な存在で 便利で完成度の高い性能と構造をいつまでも共有している世界には資本主義的な営利目的の開発や消費とは かけ離れた 現実的な価値観が浸透していて 学ぶべき事が多そうです。

日本インドランブレッタのパイオニアサイト~頼もしい!
http://www.lambrettagrandprix.com






何に乗るかな?4択中

2008年03月20日 | Weblog
さてプロジェクトの指針ともなる おれのバイクは何にしようか?で 苦悩の日々を~いやいや楽しい悶絶をしています。とは言え欲しくても望むのが希少なマシンばかりで、ここはタイミングにかかっているのですが、大きく4コースで揺らいでいるのです。第一のコース!「ラビットS601」ハイスーパーが引き金となっているだけに 偉大な富士重工!国産好きの おれは 1人きりだったら即決するけど、ホットロッドの神髄「スピード」感がボディデザインに足りない!超速い改造してもプロジェクトの説得力には役不足かも?若い時期に選択するのは「シブィね~」って意外性でOKだけど、今の歳の おれが選択するのは 歳相応過ぎて「普通のオジさんじゃ~ん」ってレオ君に怒られました。ハイスーパーも既にあるしね!ハイスーパーの200があれば完璧なんだけど。第2のコース!「ベスパ ラリー200」企画の広がりの為には外せない マシンバリエーションですが、正直あまり好みの形では無いのです。でも速い!優れた機能と設計に ベスパの中ではスポーティでカッコ良い!苦手な訳は「フロントのライトが 塀の上から顔を出してる頭に見える」のです。せめてライトが四角なら!「ならならライトを四角に変えればいいじゃな~い」で候補なのです。メジャーなベースマシンでパーツセレクションの可能性を楽しむ感覚は大切!レアレアなマシン過ぎると 大胆な改造も出来ないし、第一お仲間が集まりづらいしね。第3のコース「ランブレッタ SX200」レオ君とは少し機種で差をつけてエレガント仕様でランブレッタクラブ化する!やっぱりベスパの薄い曲面の鉄板によるボディ全体で強度を出す「モノコックボディ」のスタイルよりも フレームで構築されているランブレッタの方が男っぽい バイク感が強いんだよね!少し不器用な感じで。でも稀少車で200が見つかりづらい。最終 第4のコース!「ランブレッタ インドGP200 新車」何とインドの工場でレオ君と同じ新車を組立てられるのです!驚きだよね~。インドGPクラブか?続く。




インドホットロッド

2008年03月19日 | Weblog
イタリアでのランブレッタ生産はインドの工場に移行して進められました。生産が終了すると、原型や生産機械が払い下げられ 本家とは別の名前で生産が続けられるのです。物を大事にするインドらしい「モデルチェンジ無しの道具としてのスクーター」な考え方が素晴しい世界観です。対して先進国ぶったイギリス,日本は、本家至上主義な偏見が有り インド製を見下す習性があるのです。実質 全く同じ機械で作られているにも関わらず酷い話です。まあ偏見にも 一応理由もあって 現地インドでの貧しい庶民の為に ピストンが空き缶で代用したバイクを、安いからと言って仕入れ 壊れてから 開けてビックリ!な事件が噂を盛上げたそうです。現地用の知恵だし 逆に凄い技術にシビれます。結局インド製のパーツにお世話になる癖に 表面は見栄を張りたがるのが文明国の悪い性なのでしょう。レオ君のランブレッタがインドGPと呼ばれる車体だった為に盛上がって来たのが、この「インドの雰囲気こそがカッコいい!インディアン ホットロッド カスタム」というスタイルです。昔の日本の様に技術者 職人が多く生き残るインドやバリには、ラフで楽しい感覚でカスタムパーツを制作しています!レオ君がバリで見つけたベスパ用のブレーキレバーは先っぽの玉がスカルに彫刻されていたり、テールランプもアルミで口が光るスカル!ちょっとヌルめのデザインがカスタムのリアリティを盛上げて、本当にカッコ良く思えるのです!「完成度が高くなり過ぎれば 過ぎる程、D.I.Y.感が薄れ やんちゃな衝動も薄れるのだろう~」と解釈出来ます。今や大手メーカーも当たり前の様にカスタム済み車輛を売る時代!グローバルカルチャーに真っ向勝負すると表明するインドが この世界の救世主になる筈だぁ~と本気で信じています。



ヘヴォゴンカスタム

2008年03月18日 | Weblog
レオ君との ヘヴォゴン プロジェクトでは新たなバイクの世界を切り開くプランを進めています。ホームセンターの中の カスタムバイクコーナーに当る部門で「ホットロッド スクーター」がテーマです!相方の「ラビット ハイスーパー90」に試乗したレオ君が興奮して「70年代のスポーティーなデザインのパワースクーターにホットロッドの現在流を見つけた」と「ランブレッタGP200」をカスタムし始めたのが始まりです。ムーンアイズ が牛耳るホットロッド業界に於いて、ホットロッドショーにスクーターは出られない!という謎のルールがあります。理由は「近年のビッグスクーターのカスタムが入って来てしまうから~」だそうです。碓かにスタイルが混乱してしまうよね!かといってスクーター業界はどうか?っていうと「ベスパ ランブレッタの世界は保守的なMODS君テイストの懐古趣味的なスタイルが殆どで 僕ちゃん的」です。共通する衝動が潜むのに融合しない、カテゴリーにハマりがちな日本人のスタイルを破壊するべく 見た事の無い 鉄板スクーターのホットロッド世界を開拓しよう!ってなプロジェクトがスタート!「オラ ワクワクしてねむれねぇっぞ」


宝物を継ぐリレー

2008年03月15日 | Weblog
遂に男の宝物 バイクを手放そうとしています。面識は無いけれど 大先輩で尊敬する ちょい悪オヤジの井上さんに相談しています。返事は好感触で 流石!違いの解る男と見込んだ通り喜んで頂けた様子です。「宝物って ず~っと持って死にたいけれど、あの世には持って行けないから 早めに、ふさわしくて それ自体がより活きる持ち主にバトンタッチした方がいいな~」と思い立ったのです。これがその決意の手紙です。

井上さんこんにちは!いつかユニオンクラブの伝言板でサミーミラーのシェルパTにコメントを頂だいたPUCCIこと土屋と申します。今日はご相談で 突然ですが、あのシェルパTを手放そうかなぁ~と考えています。前々から井上さんのシェルパを愛するブログを同感 同感!と楽しく拝見していたので どうしても井上さんに乗って貰いたいな!と思ったのです。まだ若造の おれよりも乗りこなす腕と技術、多くの人に観せる環境で 車も喜ぶんじゃないかな~と。今、仕事に力を入れなければならない おれには少し荷物になって来たので もしも井上さんなら売ってもいいかも?と決断したのです。ヤフオクとか適当に金額だけ上がってもいいけど、シェルパが可愛そうですよね~解って貰えると思いますが おれも相当病気です。コンデションは勿論完璧に室内で保っていますし、ノーマルパーツも保管してます!訳の解らない名指しの押し売りみたいですが 本気で世の為 シェルパの為 オールドバイクの魅力の普及の為!にも井上さんの所で活躍してほしいのです。いつかオーストラリアのハフさんばりに 「日本のブルタコと言えば井上さん」になって下さい!そうすれば遠くから おれの愛するシェルパも見守る事が出来ます~なんて完全に娘を嫁に出す感覚!御検討宜しくお願いします。土屋隆亮

井上さんのブログ http://ibg.seesaa.net/category/146725-1.html



田舎臭いポストモダン

2008年03月14日 | Weblog
話題のディズニー映画「魔法にかけられて」のサウンドトラック作曲の人がテレビに出てました。「往年の名作の曲を混ぜる様にして作曲したんだ」だと。それは おれ言葉「耳サンプリング」だぁ~っと、ついに堂々と自供する時代になったんだな~と同時に「もっと頑張ってオリジナル生まなきゃ駄目じゃん!ディズニーよ」と複雑な気分。コピーにうるさいディスニーが セルフコピーですかぁ?絶対面白いけど 文化が低迷する時代なんですね。いつまでも人気の「JRそうだ京都行こう のCM曲」を作曲した親友アツオによると「ジャズの名曲2曲のいいところを混ぜたんだよ~」と教えてくれました。日本らしいイメージなのか 異常に発達して本家のジャズの人が演奏発売した時から、そのジャズの人の曲だという事実にすり変わってしまっているのが現実です。1円もアツオに換金されない悲しいシステムに、芸術って何なのさ?世の中の矛盾が鼻につきます。名曲2曲の名残もそのままなのに市民権を得るところも不思議な話。本当の天才は裏に潜み 運命に翻弄されている事が どれだけ世の中に多いだろうか?と想像して切なくなります。全ての文化が混ぜられて進むポストモダン発想は基本で当然ですが 由来やサンプリングソースを自慢げに説明したり発表したりしないでほしいよ!「自分はこんなに知ってますよ~的なソースの開示的表現はまるで田舎もん!ソースに頼らずに説得するのが潔い作品の芸術道。でなけりゃ 知ってる知ってる つって言ってる内輪だけの籠った世界の表現になり下がるもんね。」難かしい理想の表現ではあるけれど、追求するべき大事なポイントだと思うな~実際おれ自身が田舎出身なもんでねぇ~ついつい



ロードオブザメダル

2008年03月13日 | Weblog
アートイベントでの異色の募金パフォーマンスは銅メダル!審査員の評論家 恩師でもある 椹木野衣先生は「中古ボードを回収するネットワークや、ストリートの物から募金に繋がる意外性が面白い。ボードの絵が削れた表情も魅力的だ、アートとか関係なく素晴らしい~」と喜んで受賞に推してくれました。誰より認めて欲しい評論家なので最高の栄誉です!対して 村上 隆さんは「募金って所がエゴっぽくて引っかかるんだよなぁ~」と期待通りの話をしました。計画通りのイベントとの違和感「ド健全こそクレイジー」戦法で「すごくマトモなのに何故か変態的に目立つ核真犯」が成り立った瞬間でした。ひねくれ者は常に周囲とのギャップを楽しむ快感でエンターテイメントするものです。「絶対に大きく傾く世界のシーソーにおいて、みんなと逆に向って いち早く走り出す役!トリックスターが世界のバランスを司りひっくり返して超越を守るのです!」それが おれの憧れ!揺らせ~~

ロードオブザ募金

2008年03月12日 | Weblog
以前スケートファニチャーのコストを下げようと、中国の取引工場に発注した事があります。サンプルは良い仕上がりだったものの 量産された製品の精度が最悪で クレーム後「そちらで破棄して下さい」との事、処分に困りながら素晴しい事を閃きました。使い古したスケートボードを沢山収集ストックしていたので、その板でスツールを組んで募金活動をしよう!と。縁日のお面屋さんの様に並べて展示したスケートボードを お客さんが選んでその場で椅子に組み立ててあげるのです。村上 隆のアートイベント「GEISAI-1」で迫力の お面ボード椅子屋さんに、椅子は飛ぶ様に売れ 基本5千円 プラスお気持ち金額の設定で、売り上げ全額アフガン募金!に、感動して1万円を募金箱に入れてくれる紳士 淑女がいっぱい!やって良かった大成功のイベントで、大金を無事に募金する事が出来たのです。振込みの時、ネコババの悪魔に襲われ 手が震えましたが勝利したのです!まるでロードオブザリング!山崎邦正 扮するゴラムの幻覚が何度も現れました。続く。


流通する息子達

2008年03月11日 | Weblog
ある日曜日、退屈退治に行ったフリーマーケットで見覚えのある物を発見!スケートファニチャーのスツールパーツが古着と並んで売られているではないですかぁ~相方と大笑いで写メりました。「遂にここまで浸透したか~」と感慨にふけり 売れ残っている様子に切なさが混じってニヤニヤです。恐くて値段は聞けませんでした。以前 ヤフオクでスツールに組んだスケートファニチャーを発見したことがありました!コメントには正規品 本物です!と車椅子マークを見せてました。うっかり買って宝物にしてやりたい衝動を抑えるのがやっとです。「旅をしている おれの息子たち~捨てるに捨てられず売るに売れない 醜いアヒルの子」マニアックな上に高いからね~値段!いいラインで作戦成功だよ。色んな所で さりげなく使われているニュースや写真が届いて、その度にゾクゾクっとアドレナリンが出るのです。いつ死んでもいいのかもねーシアワセもんです!死?このプロダクトを未来に受け継ぐ方法を考えておかなくちゃあね!儲からない愉しみを理解する危篤な奴を探さなきゃ!「おまえみたいな変態いるかぁ?」「コワイカラァ~」