今回のサイクリングはニュージランドと異なり距離を稼ぐものでなく、自転車を車椅子の代わりにして行動範囲をどれだけ広げられるかにありました。
車椅子をご利用されている方はそのほとんどが車椅子なしでは行動できませんが、私の場合10キロの重さがある自転車を手に持って少しの距離であれば行動できる点が大きく異なります。
少し歩けるならば休みながら歩け…という説も当然考えられますが、休むためにイスがあればよろしいですが普通はそうは都合良くないので道端にしゃがむことになります。これを何回も繰り返すことは筋肉トレーニングのスクワッドをしていることと同じで、そのうちに太ももの筋肉がパンパンに張ってきまして立つことすら出来なくなります。
今回の旅行では人ごみがひどければ自転車を押して歩き、人に迷惑をかけない所は坂道でも自転車をこぐようにしました。これにより観光のための移動時間の節約と下半身のしびれを回避することができました。
このような勝手を許してくれるのがなんと言っても自転車天国のヨーロッパです。駅のコンコースを自転車を押して歩いても、たまには乗ったりしてもそれは当たり前のように許していただけます。案外自分でそう思っているだけかも知れませんが。
自転車のサイズはやはり小径車ですね。車輪のあまり小さなものはイタリアの石畳を走ることは出来ませんので、16~20インチが適当でしょう。一番大事なことは折りたたんでスーツケースに入れられることです。
Dahon Curve SL には専用のかばんがありますが自転車をもう1台買えるくらいのお値段です。今回は純正ケースが入手できなかったのでサムソナイトの一番大きなスーツケースをレンタルしました。自転車は普通に折りたたみます。ペタルも外します。ダホンの場合ペタルは工具なしでワンタッチで外せます。シートポストは抜き取り自転車とは別にします。折りたたんだ自転車には空間がたくさん出来ますので着替えはその空間に緩衝材として押し込みます。ダホンにはポンプ内臓のモデルがありますが Dahon Curve SL は内蔵していませんので別に用意します。ただロードのように100ポンドも空気を入れることは無いので簡単な小さなポンプで事足ります。最終パッキング重量は20~30キロになります。最近の航空会社は荷物の重さよりセキュリティを大切にしますので機内持ち込みを少なくしてやれば彼らは何も言いません…私の勝手な解釈です。
自転車を電車やバスに乗せられるのは大変嬉しいことですがお金がかかります。料金は自分ともう独りの大人を連れていると考えてください。しかし、自転車を折りたたんで袋に入れると手荷物扱いで航送料はただになります。折りたたみの場合、ロードの輪行袋のように頑丈でなくて埃除けにかぶせるようなスリップカバー2,625円くらいでありますからこれを用意することが賢明かと思います。
スリップカバー 2,625円
【主な仕様】 適応車種 ダホン14/16/20インチ カラー ブラック
【特徴】 巾着袋を逆にしたようなホコリ除けのカバーです。上面から手を突っ込めるようになっていますから簡易的な輪行バッグとしても使えます。
バスや電車は発車の合図や次の停車駅のアナウンスなどは基本的にありません。今回の旅行で1列車だけ丁寧な車内アナウンスがありどんなに安心できたことやら、道不案内な外国人にとってとても嬉しいことでした。鉄道やバスの路線図をあらかじめ用意すればまだ安心ですが止まる駅とそうでない駅の区別などまったく分かりませんので、電車の場合、大体の到着時間が分かっていますので時計を見ながら下車駅を確認します。バスの場合は時間の正確さは要求できませんので乗車するときに下車駅を先に告げて教えてくれるようドライバーに頼みます。しかし日本のように途中下車前途無効などという切符はありませんので間違ったら乗り返すくらいの気持ちが旅を楽しくしてくれるでしょう。
現地の言葉を使えればベストですが英語で十分です。残念ながら日本語は完全に使えません。それでも長距離切符を購入するときは正確に自分の要求を伝えなければならないので5W1H式でメモを作り提示することも一つのアィディアでしょう。一番大切なことは分からないときに中途半端な妥協は禁物です。損をするのは自分自身ですから。
食べ物は店相応です。バールの立ち食いは日本の駅のホームで蕎麦を食べるようなもので物理的に胃袋の空間をなくしたいときには十分ですが気持ちまでは豊かにしてくれません。日本人は前菜から始めてデザートまで全部食べる人種とはヨーロッパ人は思っていません。1皿か2皿と飲み物があれば十分な人種ですからちゃんとしたお店で頂きましょう。夕食なら2000円くらいには収まります。
夏は汗をかくので着替えをたくさん持ちたいですが荷物が大変です。コインランドリーを利用しましょう。洗剤もその場で買えます。洗濯に30分乾燥に30分、その間にちょっとした買い物や飲み食いはできます。学生達は洗濯の時間にイスに座って勉強していました。面白いことにコインランドリーの中まではジプシーの物乞いなども入っては来ませんので安全な場所です…少なくとも私の経験では。駅や広場ではしょっちゅうたかられました。
旅行小切手を現金に換えるときにヨーロッパでは高い手数料をとられます。キャッシュカードを海外で利用できるようにしておくと便利ですが、ATMは日本のように個室になっていません。往来にあります。多額の現金を下ろしているのを誰かに見られているととても危険です。少しずつ下ろしましょう。
以下気が付いたことを書き足していきます。
車椅子をご利用されている方はそのほとんどが車椅子なしでは行動できませんが、私の場合10キロの重さがある自転車を手に持って少しの距離であれば行動できる点が大きく異なります。
少し歩けるならば休みながら歩け…という説も当然考えられますが、休むためにイスがあればよろしいですが普通はそうは都合良くないので道端にしゃがむことになります。これを何回も繰り返すことは筋肉トレーニングのスクワッドをしていることと同じで、そのうちに太ももの筋肉がパンパンに張ってきまして立つことすら出来なくなります。
今回の旅行では人ごみがひどければ自転車を押して歩き、人に迷惑をかけない所は坂道でも自転車をこぐようにしました。これにより観光のための移動時間の節約と下半身のしびれを回避することができました。
このような勝手を許してくれるのがなんと言っても自転車天国のヨーロッパです。駅のコンコースを自転車を押して歩いても、たまには乗ったりしてもそれは当たり前のように許していただけます。案外自分でそう思っているだけかも知れませんが。
自転車のサイズはやはり小径車ですね。車輪のあまり小さなものはイタリアの石畳を走ることは出来ませんので、16~20インチが適当でしょう。一番大事なことは折りたたんでスーツケースに入れられることです。
Dahon Curve SL には専用のかばんがありますが自転車をもう1台買えるくらいのお値段です。今回は純正ケースが入手できなかったのでサムソナイトの一番大きなスーツケースをレンタルしました。自転車は普通に折りたたみます。ペタルも外します。ダホンの場合ペタルは工具なしでワンタッチで外せます。シートポストは抜き取り自転車とは別にします。折りたたんだ自転車には空間がたくさん出来ますので着替えはその空間に緩衝材として押し込みます。ダホンにはポンプ内臓のモデルがありますが Dahon Curve SL は内蔵していませんので別に用意します。ただロードのように100ポンドも空気を入れることは無いので簡単な小さなポンプで事足ります。最終パッキング重量は20~30キロになります。最近の航空会社は荷物の重さよりセキュリティを大切にしますので機内持ち込みを少なくしてやれば彼らは何も言いません…私の勝手な解釈です。
自転車を電車やバスに乗せられるのは大変嬉しいことですがお金がかかります。料金は自分ともう独りの大人を連れていると考えてください。しかし、自転車を折りたたんで袋に入れると手荷物扱いで航送料はただになります。折りたたみの場合、ロードの輪行袋のように頑丈でなくて埃除けにかぶせるようなスリップカバー2,625円くらいでありますからこれを用意することが賢明かと思います。
スリップカバー 2,625円
【主な仕様】 適応車種 ダホン14/16/20インチ カラー ブラック
【特徴】 巾着袋を逆にしたようなホコリ除けのカバーです。上面から手を突っ込めるようになっていますから簡易的な輪行バッグとしても使えます。
バスや電車は発車の合図や次の停車駅のアナウンスなどは基本的にありません。今回の旅行で1列車だけ丁寧な車内アナウンスがありどんなに安心できたことやら、道不案内な外国人にとってとても嬉しいことでした。鉄道やバスの路線図をあらかじめ用意すればまだ安心ですが止まる駅とそうでない駅の区別などまったく分かりませんので、電車の場合、大体の到着時間が分かっていますので時計を見ながら下車駅を確認します。バスの場合は時間の正確さは要求できませんので乗車するときに下車駅を先に告げて教えてくれるようドライバーに頼みます。しかし日本のように途中下車前途無効などという切符はありませんので間違ったら乗り返すくらいの気持ちが旅を楽しくしてくれるでしょう。
現地の言葉を使えればベストですが英語で十分です。残念ながら日本語は完全に使えません。それでも長距離切符を購入するときは正確に自分の要求を伝えなければならないので5W1H式でメモを作り提示することも一つのアィディアでしょう。一番大切なことは分からないときに中途半端な妥協は禁物です。損をするのは自分自身ですから。
食べ物は店相応です。バールの立ち食いは日本の駅のホームで蕎麦を食べるようなもので物理的に胃袋の空間をなくしたいときには十分ですが気持ちまでは豊かにしてくれません。日本人は前菜から始めてデザートまで全部食べる人種とはヨーロッパ人は思っていません。1皿か2皿と飲み物があれば十分な人種ですからちゃんとしたお店で頂きましょう。夕食なら2000円くらいには収まります。
夏は汗をかくので着替えをたくさん持ちたいですが荷物が大変です。コインランドリーを利用しましょう。洗剤もその場で買えます。洗濯に30分乾燥に30分、その間にちょっとした買い物や飲み食いはできます。学生達は洗濯の時間にイスに座って勉強していました。面白いことにコインランドリーの中まではジプシーの物乞いなども入っては来ませんので安全な場所です…少なくとも私の経験では。駅や広場ではしょっちゅうたかられました。
旅行小切手を現金に換えるときにヨーロッパでは高い手数料をとられます。キャッシュカードを海外で利用できるようにしておくと便利ですが、ATMは日本のように個室になっていません。往来にあります。多額の現金を下ろしているのを誰かに見られているととても危険です。少しずつ下ろしましょう。
以下気が付いたことを書き足していきます。