朝、私の紫木蓮はそよ風に乗って
ゆらゆら歌っている
私は見つめる
紫木蓮が昨日よりもなお
声を上げて歌い始める準備をしているのを
かんかん照りの真夏日の5月の1日(ついたち)
木蓮は歌う
歌い続ける
(・・・疲れませんか?)
夕べ、私が疲れた身体で
あなたに水をやろうとして見ると
木蓮は歌うのをやめていた。
熱い一日、歌い続けた
私の大好きな紫木蓮
その美しい紫の衣装を
ステージから降りて
脱ごうとしている。さなか。
私は見る。
私の紫木蓮よ。
水をあげます。
だからたっぷり水を飲んで、休みなさい。
今は夜。
眠る時。
全てを脱ぎ捨て
ただ、眠る。
ゆらゆら歌っている
私は見つめる
紫木蓮が昨日よりもなお
声を上げて歌い始める準備をしているのを
かんかん照りの真夏日の5月の1日(ついたち)
木蓮は歌う
歌い続ける
(・・・疲れませんか?)
夕べ、私が疲れた身体で
あなたに水をやろうとして見ると
木蓮は歌うのをやめていた。
熱い一日、歌い続けた
私の大好きな紫木蓮
その美しい紫の衣装を
ステージから降りて
脱ごうとしている。さなか。
私は見る。
私の紫木蓮よ。
水をあげます。
だからたっぷり水を飲んで、休みなさい。
今は夜。
眠る時。
全てを脱ぎ捨て
ただ、眠る。