昨日は卒業証書授与式。
明治30年に創立した本校の高等学校として76回目、鉄道学校通算では172回目の式でした。
一昨日から比べるとぐんと気温が下がった朝。気分も身体も引き締まります。
今から3年前に10数年ぶりに担任に復帰し、そのまま持ち上がった生徒たちを見送りました。なかなか勘が戻らない日々に迷惑をかけたことが多々あったのですが、何より生徒や保護者の皆さんに助けられました。
運輸科なので大半が就職希望。37名中33名が鉄道関係に内定し、残り4名も無事大学に現役合格しました。
最後の教室の黒板の姿。じっくり見ると彼らの(女子はいないクラスです)住まいもこれからの勤務地も壮観。
今年から卒業式後はクラス別に適宜会を催すという流れ。運輸科は全体でやりましょうということで、実に「鉄分」多めの会を実施しました。
昼食はご当地ならではの特製弁当。
生徒(卒業生)がアンテナショップをたくさん回り調達した品々。
クラス別に制作した(放送部みたい…)映像の全編80分!や、ちょっとした味比べ企画や、絶妙なトークなどあり結局3時間にもなりました。
保護者の皆さん含め、クラスから花束や自画像(!?)などお品をいただき、あと数年はあるのですが気分は定年という感じになりました。
やたら「お身体大事にしてくださいね」と声をかけられました。きっとくたびれているように見えるのでしょうね。確かにさすがに年が年なので色々燃え尽き気味。
でも恐ろしいことに教員業は自分の年齢が分からなくなる職業なんです。もう少し頑張ってみます。