沓掛温泉は平安時代から脈々と受け継ぐ、山のいで湯である。場所は上田盆地のどん詰まりで、田沢温泉より更に奥まった夫神岳山腹のやや傾斜地に旅館3軒共同浴場1軒で形成されている。ここ沓掛温泉は、歓楽性要素の少ないひっそりとした静かな温泉郷である。また、温泉ちかくの田園風景などは、心落ち着かせるものがあり、ありきたりの日本の風景が心地よいのである。
上田盆地周辺は良泉の宝庫であります、100名湯に選ばれないが、別所温泉や戸倉上山田温泉などの硫黄泉なども入り応えのあるよい温泉が目白押しです。
沓掛温泉はというと、最大の特徴は温泉の温度で、不感温度というべき体感温度が人体の温度と同じくらいの36度である。
分析表では源泉温度39.5℃ではあるが、以前地元の人に聞いた話によると山の上のほうからの引き湯らしく、しかもかなりの長さで引き湯されており人肌の温度まで低下している。
共同湯は、2つの内湯に仕切られている、1つは源泉のままに、注がれておりぬるい湯で、もう1つが加熱しているお湯で、入りやすい温度になっており、温湯に慣れていない方は、交互入浴がよいのであろう。最近では、温湯のよさがだいぶ認知されはじめたが、本当の意味でのぬる湯のよさが、わかる方は少ない。
ぬる湯だから夏向きのお湯などと言っている方が温泉ファンでもまだまだ沢山いるのが現状です。
私などは、なるべくぬる湯に入浴するときは、夏場の暑い時期はさけ、外気温が下がった秋から初冬にかけてからの入浴にしている。理由としては、やはり温泉水の力というものが如何なく発揮されるのは、普通水の温度による発汗さようによるものだが、温泉の場合その要素のほかに、温泉の成分で発汗することがあることで、その気持ちよさっていうものが、水の温度の高さによるものに比べ数倍気持ちのよいことだと経験上解っているからである。
不感温度は勿論、入浴中は温度に対して何も感じないものであるが、長時間入浴で体の芯まで、温泉が溶け込む感じがとてもよく入浴後の温まり感も最高である。
こちらの共同湯に入浴する方は、ぬる湯に浴槽に入る人が殆どである。皆そのぬる湯のよさを満喫している。目を閉じ、じっくりとお湯を聴いているような感じで静かに湯浴みを楽しんでいる。仲間同士でいっても、無駄なおしゃべりはしないでじっくりと入浴することをお勧めする。もう1つの温泉の凄さが実感できるはずです。最近では私は25℃くらいの温泉が好きになりつつあります。しかし、冷たいお湯はどうしてもマニアックな世界となってしまいます。
ぬる湯のよさがわかる入り口は、不感温度のここ沓掛温泉をじっくり入浴するのがよいとおもいます。 今回、入浴したのが日曜日だったので激混み状態でした、それほどの人気施設です。単純温泉で湯の花が舞うが入浴中は温度の関係もあって、あまり浴感もすくないが入浴後の温まり感などは、文章で表現出来ない。ぬる湯の本当の意味での凄さを是非味わって頂きたい。1時間くらいぼーと入浴するのがよいのでしょうか。
温泉地名 沓掛温泉 源泉名 沓掛温泉3号泉 アルカリ性単純温泉(Na・(Ca)-SO4型) 源泉温度39.5℃ PH9.53
Na=63.4 K=1.2 Ca=25.8 Cl=38.5 HS=1.5 SO4=115 HCO3=6.7 CO2=11.4 メタホウ=0.8 メタケイ=39.2 成分総量305mg/kg(平成11年1月分析)
文/画像 ガメラちゃん@takayama
上田盆地周辺は良泉の宝庫であります、100名湯に選ばれないが、別所温泉や戸倉上山田温泉などの硫黄泉なども入り応えのあるよい温泉が目白押しです。
沓掛温泉はというと、最大の特徴は温泉の温度で、不感温度というべき体感温度が人体の温度と同じくらいの36度である。
分析表では源泉温度39.5℃ではあるが、以前地元の人に聞いた話によると山の上のほうからの引き湯らしく、しかもかなりの長さで引き湯されており人肌の温度まで低下している。
共同湯は、2つの内湯に仕切られている、1つは源泉のままに、注がれておりぬるい湯で、もう1つが加熱しているお湯で、入りやすい温度になっており、温湯に慣れていない方は、交互入浴がよいのであろう。最近では、温湯のよさがだいぶ認知されはじめたが、本当の意味でのぬる湯のよさが、わかる方は少ない。
ぬる湯だから夏向きのお湯などと言っている方が温泉ファンでもまだまだ沢山いるのが現状です。
私などは、なるべくぬる湯に入浴するときは、夏場の暑い時期はさけ、外気温が下がった秋から初冬にかけてからの入浴にしている。理由としては、やはり温泉水の力というものが如何なく発揮されるのは、普通水の温度による発汗さようによるものだが、温泉の場合その要素のほかに、温泉の成分で発汗することがあることで、その気持ちよさっていうものが、水の温度の高さによるものに比べ数倍気持ちのよいことだと経験上解っているからである。
不感温度は勿論、入浴中は温度に対して何も感じないものであるが、長時間入浴で体の芯まで、温泉が溶け込む感じがとてもよく入浴後の温まり感も最高である。
こちらの共同湯に入浴する方は、ぬる湯に浴槽に入る人が殆どである。皆そのぬる湯のよさを満喫している。目を閉じ、じっくりとお湯を聴いているような感じで静かに湯浴みを楽しんでいる。仲間同士でいっても、無駄なおしゃべりはしないでじっくりと入浴することをお勧めする。もう1つの温泉の凄さが実感できるはずです。最近では私は25℃くらいの温泉が好きになりつつあります。しかし、冷たいお湯はどうしてもマニアックな世界となってしまいます。
ぬる湯のよさがわかる入り口は、不感温度のここ沓掛温泉をじっくり入浴するのがよいとおもいます。 今回、入浴したのが日曜日だったので激混み状態でした、それほどの人気施設です。単純温泉で湯の花が舞うが入浴中は温度の関係もあって、あまり浴感もすくないが入浴後の温まり感などは、文章で表現出来ない。ぬる湯の本当の意味での凄さを是非味わって頂きたい。1時間くらいぼーと入浴するのがよいのでしょうか。
温泉地名 沓掛温泉 源泉名 沓掛温泉3号泉 アルカリ性単純温泉(Na・(Ca)-SO4型) 源泉温度39.5℃ PH9.53
Na=63.4 K=1.2 Ca=25.8 Cl=38.5 HS=1.5 SO4=115 HCO3=6.7 CO2=11.4 メタホウ=0.8 メタケイ=39.2 成分総量305mg/kg(平成11年1月分析)
文/画像 ガメラちゃん@takayama
ここのかき玉子汁の玉子のような湯の花が大好きです。