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一郷一会・関東周辺100名湯プロジェクト

一郷一会が威信をかけて ^^: 選定。センター系、スパ銭・・・ お湯さえよければどこでもOK! 料金上限1,200円也。

□ 本沢温泉 (元100湯)

2005-06-13 21:57:32 | 長野
 本沢温泉は歩いてしかいけない温泉であり、宿は日本秘湯を守る宿である。湯宿は、文字通り秘湯の称号にふさわしく、冬季も営業している。しかし、宿の雰囲気などは、山小屋的存在であり、訪れたときは、紅葉に真っ只中で満室でした。宿の周りの紅葉の姿は美しく錦絵を思わせるものでした。温泉に関しては、溶け込むような紅葉と硫黄岳を始め、日本を代表する八ヶ岳の山々と乳白色のお湯とのコントラストもハッキリしているが、夕方の混雑ぶりは凄まじく、順番待ちの長蛇の列でゆったりとした湯浴みなどは想像出来ないほどで、やっぱり山小屋で汗を流すといったものでしょうか。

 幸い、夕方から近所の集会に参加しなければならず、翌日の天狗岳登山をキャンセルしたので、宿を立ち、露天風呂に1人独占で入浴する。私は、お湯そのものに、興味があるが景色には無頓着であるが、紅葉真っ盛りの風景のなかでぽつんと一人で入浴したのが、とてもよかった。生涯の記念になった。お湯は、鮮度の良い状態では、ささにごりに白濁湯で、湯底を足でかき混ぜると見事な白濁湯、酸性成分が強いのだろ言うが、入浴感は刺激の少ない湯石膏系のとろとろとした浴感もよく出ていた。お湯もそうなんですがあの浴槽の廻りの景色のダイナミックさには、脱帽でした。

        温泉分析書記載なし     文 ガメラちゃん@takayama

□ 下諏訪温泉 「旦過の湯」 (元100湯)

2005-06-02 21:44:21 | 長野
下諏訪温泉というと、透明なお湯が原因だろうか「じじくさい」湯のイメージがあり、若者には近寄りがたい温泉であるが、中仙道の唯一の温泉宿場町としての歴史の深さとも言うべき雰囲気があり道を散策しても趣高い場所である。諏訪大社の門前町として発達したこの湯町の中心として旦過の湯があり小さな小路を高台からずーと見下ろす場所に、共同湯がありいく千年の昔から多くの旅人を向かえたこの湯に深い愛着を覚えずにいられない。

 さて、温泉の話に、戻ろうではないか、ナトリューム・カルシューム・硫酸塩・塩化物泉である。こちらの湯は、かなり熱く地元の人でも加水するほどであり、熱くなければ「旦過の湯」ではないといたものがある。湯河原温泉「ままねの湯」もおなじような湯加減で、源泉のままでは常人では入浴できたものではなく、十分な湯もみをして、温泉を頂く。温泉を入った感想としてボウショウ泉の味があり、とても好きな温泉泉質の1つである。長湯はできないがべたべたとしたものが一切ないすっきりとした入浴後感を楽しむにはうってつけの1湯である。


 旦過源泉1号2号混合泉 Na・Caー硫酸塩・塩化物泉 58.8℃
Li=0.4 Na=307.7 K=6.1 Mg=0.09 Ca=160.8 Sr=1.5 Al=0.1 F=3.1 Cl=232.2 Br=0.2 
L=0.1 NO2=0.1 HS=0.2 SO4=690.2 HCO3=17.7 CO3=7.8 メタケイ酸=41.4 メタホウ酸=21.0 メタ亜ヒ酸=0.13 H2S=0.01  成分総量1.492mg/kg


                           文 ガメラちゃん@takayama