社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

2月15日(土) 2歳の誕生日。

2020年02月16日 10時30分36秒 | 2020年

 7時起床。今日は娘の2歳の誕生日である。早いような気もするし、まだ2年しか経っていないのかとも思ったりする。しかし、何はともあれ、誕生日おめでとう。そして、私たち夫婦のところに生まれてきてくれて、ありがとう。

 起きてきた娘に誕生日プレゼントを渡す。パトカー、救急車、消防車の3点セットである。我が家から保育園へ向かう途中に消防署があり、そこを通るたびに娘が喜んでいるので、妻からの提案でこれを選んだ。娘は大喜びで、各車両の屋根についているボタンを押してサイレンの音を何度も聞いている。

 母からも誕生日プレゼント(ドールハウス)が送られてきたのだが、組み立て式なのでお披露目は後日にする。

 朝食の際、ちょっと特殊なご飯を作る。昨日の展示会終了後に山上蒲鉾店さんから頂いた現在開発中の「いわしのリエット」のサンプルを、そのままご飯にかけて食べたり、卵かけご飯にしてみる。身だけでなく骨や皮までが入った栄養たっぷりで濃厚ないわしのすり身をベースにしたリエットで、いわしの美味しさがぎゅっと詰まっている。王道の食べ方でいくならばパンにつけるところだが、今回はご飯との相性を試してみることにした。結果は、抜群に美味しかった。予想以上にご飯に合う。脂分がご飯の温かさで溶けて香りがたち、口に入れた瞬間に濃厚ないわしの風味が広がる。これは間違いなく癖になる。

 食後のデザートに苺を食べる。誕生日なので、朝から特別サービスである。

 身支度を整え、10時前に家を出る。今日は仕事だ。レンタカーを返しがてら関内へ出て、そのままオフィスへ出勤する。その途中で、久しぶりにスタバへ寄ってキャラメルスチーマーをテイクアウトする。

 今日の仕事は、先輩が主担当を務める来週水曜日に控えた大きなイベントの準備である。先輩と一緒に作業を進めていく。

 昼食は近所のセブンイレブンで買ってきた。牛肉のあんかけをのせて食べる炒飯が予想以上に大きくて、改めてここの商品開発力の高さに感心させられた。

 午後からは上司や先輩も出社してくる。途中、テレビでの競馬観戦を挟みつつ、18時過ぎまで仕事をする。

 19時前に帰宅。ちょうど夕食のタイミングだったので、家族3人で食べることができた。娘の大好きなお好み焼きを妻が焼いてくれた。

 入浴と洗濯を済ませ、危うく自分も寝落ちしそうになりながら娘を寝かしつけてから、昨日職場で頂いてきたバレンタインのチョコレートを開ける。妻にも少しお裾分け。

 1時前に就寝。


2月14日(金) 感謝、溢れる。

2020年02月15日 22時54分54秒 | 2020年

 6時起床。今日は妻が娘の保育参加(保護者が保育園での子どもの様子を現場で一緒に過ごしながら観察するイベント)に行くので、朝は比較的ゆっくりで良かったのだが、妻も私も娘に叩き起こされた。

 せっかく早起きしたので、私も妻と娘と一緒に朝食をしっかり食べる。

 久しぶりにオフィスへ出勤し、午前中は事務作業。

 11時にオフィスを出て、レンタカーを借り、幕張へ向かう。「スーパーマーケット・トレードショー」の最終日でそれなりに持ち帰りが必要な搬出物が出ることを想定して(あと単純にそのほうが楽だから)車で行くことにした。道が空いていたこともあって、1時間ちょっとで到着。

 今日は搬出時までは出番がないので、他の出展者さんたちのブースを回る。さすがは日本最大の食の展示会、どのブースも創意工夫に溢れていて、紹介されている商品も多岐に及ぶ。中でも、北海道の規模の大きさと九州勢のブース装飾のレベルの高さが印象に残った。

 一旦会場を離れ、海浜幕張駅前にあるパン屋「MAISON KAYSER」(メゾンカイザー)に併設されているレストランで昼食。スープランチを頂く。魚や野菜たっぷりのスープもかなり美味しいのだが、やはりそれ以上にパンの美味しさが強く印象に残った。名物のクロワッサンだけでなく、ひとつひとつのパンのレベルが高く、これまた美味しい熟成バターと一緒に食べると本当に幸せな気持ちになる。このお店は大当たりである。

 15時過ぎに会場へ戻り、最後の皆さんの商談の様子を眺めながら片付けの準備を進め、閉会と同時に搬出作業を開始する。自分たちと出展企業さんの宅急便を発送するために長蛇の列に並んで戻ってきたら、既にブースの解体が始まっていた。こんなにあっけなく解体されるものなのかと驚かされる。

 全ての搬出と事業者さんの送り出しが完了し、後輩と一緒に会場を後にする。会期はたったの3日間だったが、このために1年近く企画と準備を頑張ってきた後輩の姿を見てきたので、感慨深いものがある。本当にお疲れさまでした。

 荷物を車に積んでから、お昼にも行った「MAISON KAYSER」(メゾンカイザー)に入り、夕食。そこで、後輩に退職する旨を伝える。そして、これまでたくさんの魅力的なアイデアを持って私のところに相談に来てくれたことがいかに嬉しかったか、一緒に仕事に取り組めたことがいかに楽しかったか、彼女が仕事に邁進する姿からいかにたくさんの学びや発見、そして元気をもらえていたかを伝え、心から「ありがとう」と言うことができた。彼女からもたくさんの感謝の言葉をもらった。泣きそうになったが何とか我慢した。

 食事を終え、車で帰途につく。後輩と話をしていたら、あっという間に横浜に着いていた。恨めしいほどにあっという間だった。

 後輩を送ってから、21時過ぎに帰宅。眠る直前の娘と顔を合わせることができた。

 妻からバレンタインのプレゼントをもらう。先日出張で笠間(茨城)へ行った際に「グリュイエール」で買っておいてくれたそうだ。ありがたい。

 妻と娘が眠ってからも、しばらく起きていた。自分の中で、今の仕事でやれることはやった、という感覚が湧き出てきた。実際には3月末までまだ多くの仕事が控えているし、もちろん頑張るつもりだが、もう思い残すことはない、というのが正直な今の気持ちである。

 1時過ぎに就寝。


2月13日(木) 仕事を、楽しむ。

2020年02月15日 07時40分30秒 | 2020年

 6時起床。娘の保育園送迎を妻にお願いし、7時前に家を出る。

 始発から1本後、新横浜駅7時19分発の東海道新幹線こだま700号に乗り、東京へ。すぐに京葉線に乗り換え、8時半過ぎに海浜幕張に到着する。

 コンビニで朝食を買って会場入りし、ブースのブレーカーを上げて展示会2日目の準備を始める。今日はこの企画を中心となって進めてきている後輩がいないので、少し緊張している。ただ、PR活動については午前、午後にそれぞれ先輩がフォローに来てくださる。

 「スーパーマーケット・トレードショー2020」の2日目がスタート。午前中はそれほどでもなかったが、午後から来場者が増えてきて、会場の活気が一気に高まる。出展企業各社の商談の機会も大幅に増加。会場内の気温もぐんぐん上がり、汗ばむような暑さになった。運営のほうは先輩方の活躍のおかげで至極順調に進み、私も各出展企業さんの商談のフォローに積極的に乗り出すことが出来た。

 昼食は、昨日に引き続き買出しついでにイオンモール幕張新都心のフードコートに寄り、「神戸六甲道 ぎゅんた」のステーキを食べる。牛肉と豚肉それぞれのステーキを食べられるプレートを選んだら、予想外に豚肉ステーキが美味しかった。豚肉は焼き方によって味の良し悪しが大きく変わるような気がする。

 閉会後、出展企業さんを見送ってから、ブース内の清掃やゴミ出し、明日の準備などをして、18時前に会場を出る。明日もここへ来るが、運営担当としての参加は一応これでひと段落である。

 帰りの電車の中で引き継ぎ事項をまとめ、後輩にLINEする。文面にはしないが、「最終日、楽しめますように」と願いを込めて送信ボタンを押す。

 帰宅し、娘が眠ってから夕食。今日は本当は私が帰りに夕食を調達してくるという話になっていたのだが、完全に忘れてしまい、急遽妻がちゃんぽんを作ってくれた。ご迷惑をお掛けしました。

 洗濯を済ませ、日付が変わる頃に就寝。


2月12日(水) いざ、最後のワクワク仕事。

2020年02月14日 23時02分01秒 | 2020年

 5時半起床。本当は7時に起きれば余裕で間に合うのだが、目が覚めてしまった。もう一度眠れそうにはないので、そのまま起きていることにする。

 せっかくなので早めにホテルをチェックアウトし、幕張メッセに向かう途中のオフィスビルに入っている「カフェクロワッサン」でモーニングを食べることにする。お店の名前にもなっているクロワッサン(ハム&チーズ)のセットに、クラムチャウダーを追加で注文。朝からこういう食事が取れるというのはとても贅沢なことである。

 8時半前に会場入り。後輩は一足早く到着していた。出展企業の皆さんも続々と到着し、最終的な準備を進める。全ての準備を終え、開場直前には全員で「エイエイオー!」と気合いを入れた。

 10時から「スーパーマーケット・トレードショー」(SMTS)が開会。企業の皆さんは自社ブースでPRを、後輩と私は出展企業情報の掲載された専用チラシの配布と来客へのお茶出し等を担当する。ただ、今回はコロナウイルスの影響もあって客足が鈍く(後日の統計によると初日の来場者数は前年比15%減だったそうだ)、比較的ゆったりとした雰囲気が流れていた。一方で、私たちのブースには今回の出展に向けて多大なフォローをして頂いた機関や専門家の方々がお越しくださり、現場を見た上でのブース装飾のアドバイスをくださったり、励ましの言葉をかけて頂いたりもした。

 私は今日は14時で先輩と交代することになっていたのだが、追加で必要になった備品がいくつかあったのですぐに帰ることはせず、昼食も兼ねて近くのイオン(イオンモール幕張新都心)まで買出しに出かける。とても大きなイオンなのですぐ近くにあるように見えたのだが、歩いたら片道15分近く掛かった。

 お目当てのものを購入してから、フードコートで昼食。鶏肉料理の専門店「鳥さく」で、名物のから揚げマウンテン定食を注文。400gというボリュームたっぷりのから揚げで、見た瞬間はさすがに食べきれないかな…と思ったのだが、味が美味しいし脂っこさがそれほどないので難なく完食した。

 会場へ戻る途中で先輩から電話があり、追加の買出しを頼まれたので再度イオンへ行くことになったため、会場へ戻った時には16時を過ぎていた。そのため、今日は本当は関内のオフィスへ戻る予定にしていたのだが、それは諦めて直帰することにする。

 海浜幕張から京葉線で東京へ出て、東海道新幹線で新横浜へワープする。

 19時前に帰宅。ほどなくして妻と娘も帰ってくる。娘はすこぶるご機嫌で、たくさん抱っこをさせてくれた。

 洗濯機を回し、娘のお風呂と寝かしつけを終えてから夕食。妻がたらこパスタを作ってくれた。ワンオペの1泊2日、お疲れ様でした。

 明日も朝から幕張なので、23時前に就寝。


2月11日(火・祝) 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

2020年02月13日 22時13分43秒 | 2020年

 7時半起床。

 朝食は数日前のシチューの残りとふりかけご飯。最近は普通の白米をほとんど食べていないような気がする。

 身支度を整え、9時過ぎに家を出る。東海道新幹線と京葉線を乗り継いで海浜幕張へ。移動中、ネットニュースで野村克也さんの訃報を知る。ノムさんがいかに名捕手であり、名打者であり、名将であったかは言うまでもないだろうから、個人的に影響を受けたことを書いておきたい。

 私が野球と出会ったのは小学校5年生の頃で、当初はセンターを守っていた。しかし、とある試合中に監督からの指示で急にキャッチャーをやることとなり、それ以来ずっとキャッチャーになった。正直なところ、最初はあまり乗り気ではなかった。何だか地味なポジションに思えたからだ。しかし、当時ヤクルトの監督を務めていたノムさんの言葉を通してキャッチャーの面白さ、奥深さが段々とわかるようになった。野球は頭でやるものだ、という言葉の意味に触れる経験を重ねることで、いつしかキャッチャー以外をやることなんて考えられなくなっていた。キャッチャーというポジションを通して見える”野球”が大好きだった。実際にプレーをしなくなった今でも私が野球好きなのは、間違いなくノムさんがいてくれたからだ。ノムさんは選手や監督として挙げた成績だけでなく、たくさんの貴重な人材を育てたことでも有名だ。ノムさんに育てられた人たちが今、選手や指導者として活躍しているし、今後も日本の野球界を背負っていくだろう。しかし、ノムさんが育てたのは選手や指導者だけではない。彼は野球ファンも育てた。私にように、彼のおかげで野球に魅了され、大好きになった人間が日本中にたくさんいるだろう。ノムさん、野球の複雑さ、難しさ、面白さを教えてくださり、ありがとうございました。おかげで私は、一生野球好きでいられそうです。ご冥福をお祈りいたします。

 海浜幕張には10時半過ぎに到着。

 明日から3日間開催される全国最大規模の食の展示会「スーパーマーケット・トレードショー2020」(SMTS)の事前搬入に立ち会う。私たちの組織でもブースを設け、複数の支援先の出展を支援している。この事業を中心となって推進してきた後輩と一緒に支援先のブースが完成していく様子を眺めながら、遂に本番を迎えるかという感慨深い気持ちになる。彼女のフォロー役であった私でもそうなのだから、これまで1年近くに渡って企画を推し進めてきた後輩にとっては更に感じるところがあるのだろう。

 途中、昼食休憩で会場の近くにあるオフィスビルに入っているアジアンレストラン「レモングラス」で、カオマンガイを食べる。本場のものとは違うが、美味しい。

 全ての出展ブースの準備が完了したのが18時過ぎ。今日は後輩も近くに泊まるということなので、海浜幕張で一緒に夕飯を食べる。今回のSMTSの話だけでなく、その他の新しい取り組みの構想についても話を聞かせてもらい、ワクワクした気持ちになる。彼女の仕事に対する姿勢を見ていると、私たちが取り組んでいる仕事のやりがいや魅力に改めて気づかされる。そして、だからこそ、今は何とも言えない歯がゆい気持ちになる。私がこの仕事を辞めると決断する際に最後まで残っていた唯一のためらいが、彼女の存在である。この人と一緒に仕事がしたい。そう思える人は他にもいるが、彼女ほどひたむきに仕事に取り組んでいる人はいない。そんな彼女と取り組む最後の仕事が、今回のSMTSだ。最後の大仕事である。本番が始まってしまえば主役は出展企業の皆さんであり、私たちに出来ることは後方支援くらいではあるが、それでも悔いの残らないようにやりきりたい。そして、この仕事が終わったら、私が退職することを彼女に伝えなければならない。

 後輩と別れ、ホテルにチェックインする。「ホテル ザ・マンハッタン」という老舗の高級ホテルで、チェックインからホスピタリティ溢れる対応で、ここを選んで正解だったと思った。部屋の雰囲気もとても優雅で、お風呂の窓がとても大きく、海を眺めながら入浴することができる。

 ゆっくりお風呂に入って汗を流し、広いベッドに潜り込んでテレビを見たり、夜景を眺めたり、つかの間のホテルライフを満喫する。大変な朝のワンオペを受け入れ、今日泊まることを許してくれた妻に感謝である。

 23時過ぎに就寝。