６時起床。午前中は、先週終了した内部監査についての報告書を作ったり、連携先の金融機関の職員さんとセミナーの打ち合わせをして過ごす。打ち合わせがかなり長引いてしまい、お昼を食べに出たのは13時を過ぎていた。
午後、局長（事務方のトップ）と一緒に近所の支援先へ伺う。先方に不幸があり、慶弔見舞金をお渡しに伺ったのだが、局長の態度や話の仕方は非常に勉強になった。とにかく、先方に安心感を与えるような振る舞いなのだ。局長と外出するのは初めてだったので若干緊張もしたのだが、短い時間ながらもとても有意義な経験をさせて頂いた。
夜は、支援先の来会対応で、21時前まで掛かる。18時で空調が切れるという厳しい環境の中、営業体制の構築というテーマに向けて議論を行った。コンサルタントさんの提案が非常に具体的で、それぞれの役割分担やスケジュールが明確となり、着実に第一歩を踏み出すことが出来る環境が整った。
帰宅は23時過ぎ。月曜日だというのに、体が重い。最近はずっとこんな調子だ。夏バテだろうか。
９時起床。午前中は、ＤＶＤを観て過ごす。本当は銚子に魚を食べに行こうと思っていたのだが、寝過ごしてしまった。
午後からは、テレビでプロ野球オールスターゲーム第３戦（＠クリネックス）を見る。今日は、完全にパ・リーグの試合だった。特に、投手陣。田中、ダルビッシュ、和田と、日本を代表する投手のオンパレードで、画面から目が離せなかった。稲葉選手のホームランも気持ち良かったし、この試合を生で観られた人は本当に幸せだと思う。
久しぶりに本屋で時刻表を買ってきて、家でゆっくり読む。これは時刻表を買うたびに思うことだが、年々魅力的な列車が減り、どこの路線も同じような列車ばかりになっていく。例えば、上野と群馬県の水上を結んでいた特急水上号。水上観光の重要な足として活躍していたが、昨年12月で定期運転を終了し、臨時に格下げされてしまった。水上は個人的にも思い入れのある土地なので、これは非常に残念だ。今後、水上に行くには普通列車を使うか、そもそも電車ではなく車で行くしかない。地域の活性化にとって鉄道の役割は大きいと思うので、ＪＲには採算性だけでなく、もう少し広い視野で事業を展開して欲しい。ただ、そうはいってもＪＲも一応民間企業だから、なかなか難しいのだろうが…。
11時起床。日中は、ＤＶＤを観たり旅行の計画を立てながら過ごす。来週の岐阜旅行は、１日目の午前中に下呂温泉に入り、午後は高山市内観光をしてそのまま宿泊。２日目は、レンタカーを借りて白川郷と国府エリアを回る。ちなみに、往復の鉄道に関しては、往路は東海道新幹線を使った名古屋経由、復路は北陸線と上越新幹線経由にした。往復で様々な列車に乗れるという以外に、この経路だと乗車券が片道１枚で済むという利点がある。具体的に言えば、通常私の地元から一般的な名古屋経由で高山まで往復すると、乗車料金は約18,000円。しかし、帰りを北陸線経由にしてルートがちょうど１周りするように片道切符を購入することで、値段が一気に約12,000円まで下がる。もちろん、合法的な方法だ。経路の設定に多少の工夫は必要だが、場所によってはこういう節約方法がある。その節約したお金で、飛騨牛を食べる予定だ。
夜は、サッカーＪリーグ第６節、セレッソ大阪vs.清水エスパルスの試合（＠大阪長居）を見る。結果は、０－４の敗戦。ディフェンス陣に怪我人が多く守備が不安定になっているとか、審判の判定がめちゃくちゃだとかいう言い訳はいくらでも出来るし、実際それはその通りなのだが、それにしても笑っちゃうぐらいの完敗である。エスパルスの決定的なチャンスは、開始数十秒の小林大悟選手のヘディングシュートだけ。終わってみれば、あれを外した時点で負けが決まっていたようだ。しかし、神戸戦のようにホームで大差の敗戦というのは痛いが、今回はアウェイだし、どんなに点を取られても１敗は１敗なので、そんなに気にすることではないだろう。一方で、最近は敗戦こそなかったものの試合内容は決して良くはなかったので、この完敗をきっかけにこのままズルズル負けを重ねることだけはないように祈りたい。
６時起床。今日は、丸一日を内部監査に費やした。午前中は、私が主担当で隣の部の監査。監査対象が普段から特にお世話になっている方々だし、そもそもその部署は全体的に仲が良いので、監査の雰囲気は非常に温厚なものだった。昨日の私の部とはえらい違いである。結果的に指摘事項は若干多くなってしまったが、内容は全て前向きなものであるし、本来の内部監査のあるべき姿に最も近いものだったと思う。
昼食を挟んで、午後はまた別の部署の監査。主担当は同期だったのだが、この部署はなかなか厄介だった。１人の先輩は非常に真剣に話をしてくださるのだが、部署全体としてはそういう雰囲気ではない。特に、部署長が非常に論理的な方なのだが、今回はその論理に矛盾が見られ、非常にもどかしい監査となった。最終的に私も覚悟を決め、矛盾点に思い切り切り込んでみたのだが、あとひと突きで完全に論破するというところで、そのひと突きを思い留まった。定年間際の、しかも論理的であることを売りにしている部署長を、たかだか２年目の若造が論破するのは得策ではない。それに、そこまでしなくても論理的に破綻していることは明確だったので、する必要もなかった。まあ、実際には今後の関係を考えてビビッてしまったということなのだが…。
夜は、支援先のセミナー。経営改善をテーマに行う３回シリーズの初回で、いつもお世話になっているコンサルタントさんが講師。この先生が講師の時だけは、私は出来るだけその場で議事録を取らないようにしている（指示されたらやらざるを得ないが…）。それは、議事録を打ちながら話を聞くのがもったいないからである。それほど内容が面白いし、何より自分の組織のあり方や自分自身の仕事のやり方について考えさせられることが多いので、この時だけは事務局（運営側）としてではなく、一受講生として聞きたいのだ。「そんなこと言ってないでちゃんと仕事しろよ」と言われると辛いところなのだが、そんな野暮なことを言われる環境ではない。ありがたいことである。
セミナー終了後、上司と一緒に夕食。ピザやパスタを食べながら、適度に酔った上司の話を聞く。私はお酒が飲めないので残念なのだが、お酒が入らないと聞けないという話が確実にあって、結構そういう時の話のほうが印象に残ったりする。特に、こういう時の仕事の話はタメになる話が多い。また、私の中でも相手がお酒を飲んでいたほうが話しやすいということもある。しかも、１対１なら、これほど恵まれた環境はない。そう考えると、今日の環境はこれまでで一番だったのかもしれない。
０時過ぎに帰宅し、友人と待ち合わせて銭湯へ。普段は（私と比べて）非常に道徳心の強い彼が、珍しくなかなか不道徳なことをした（もちろん犯罪ではない）とのことで、話が非常に盛り上がった。その背景には様々なストレスがあって、そういう行動に及んでしまったとのこと。しかし、それは25歳の私たちにとっては、一度は通って然るべき不道徳なのかもしれない。10年後にそれをやってはイタいだけだが、今はまだ人生経験として有意義なものになる。例えそれが失敗につながったとしても、まだ笑える。もちろん、そもそもの原因となっているストレッサーを取り除くことも大切だが、そうではなく適度な不道徳を重ねることで、ストレスも解消しつつ貴重な経験が出来るなら、それはそれで良いのではないか。話し合いの中でそういう結論に至ったところ、彼は「かなり気が楽になった」と言っていた。そして、それは私も同様である。ただ、それが”正しい”かというと、それは全く別の問題である。道徳的には正しいといえない選択を自らする場合、その結果を背負う覚悟は必要だろう。
帰宅は４時過ぎ。眠りにつく頃には、既に辺りは明るくなってきていた。
６時起床。台風のお土産だろうか、かなり心地良い気温・気候である。オフィスに出勤すると、机の上に新しい人形が置いてあった。先輩が置いたらしい。既に私はハードディスクの上に人形を置いているので、これで２つ目である。こんなことをしている職員は他にいないのだが、無機質なデスクよりは温かみがあっていい。
新入りの「かなめちゃん」（左）
午前中は、自分の所属する部署の内部監査。私は主担当ではないので質問は１度しただけだったが、これまでの監査の中で最も雰囲気が固かった。普段は全くそんなことはないのに、内部監査というと身構えてしまうのだろう。本来、内部監査は業務の改善のきっかけとなる前向きなものであるべきなのだが、受ける側としてはどうしても「指摘を受けることは悪いことだ」という考えに陥ってしまう。それは、監査側の私たちにも工夫が足りなかったということなのだろう。
午後は、事務処理。仕事の進め方に関して、上司から注意を受ける。「お前はそういう仕事のやり方をするのか」と。後からすぐに冗談っぽくフォローしてくださったが、その瞬間の表情を見れば、本気だったことぐらいわかる。そして実際、私のやり方は筋の通らないものだった。それは自分自身でも感じていたのだが、状況的に他の選択肢がなかった。おそらく、それは上司も理解している。ただ、結果的に同じやり方になってしまうにしても、そこに至る過程を工夫することで、その結果の受け入れ方が変わってくるわけで、そういう工夫を怠るなということだったのだと思う。やっぱり、筋を通すことは大切だ。
翌日の内部監査の準備や専門家の方とのやりとりなどで、21時前まで残業。その後、先輩方と一緒にサイゼリアへ。社内のオモシロ話で盛り上がり、久しぶりにお腹を抱えて笑った。特に、先輩が私の同期をイジり過ぎてキレられた話などは、本当に面白かった。彼女はかなりの天然で、それも彼女の大きな魅力のひとつなのだが、本人にそれを言うと怒るので、そこをイジるのは控えておこう。
帰宅は１時前。シャワーで汗を流し、すぐに就寝。
