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9月23日(土)

2017年10月14日 18時42分00秒 | 2017年

  6時起床。今日は、妻と一緒に中山競馬場へ競馬を観に行く。「久しぶりに競馬場に行ってみてもいいかな」という妻の声を聞いて、すぐに指定席を確保した。これなら、混雑していても1日をゆっくりと過ごすことが出来る。

  京浜東北線と総武線を乗り継いで西船橋へ出て、駅前からバスに乗り、9時過ぎに中山競馬場に到着。ゴールの位置もスクリーンも見やすい、結構良い席だ。

  第1レースのパドックを観に行く。久しぶりに嗅ぐ馬の匂いに気持ちが高まってくる。妻も、真剣な表情で馬を見ている。これには理由がある。今回は、ただ2人で好き勝手に馬券を買っていても面白くないから、馬券対決をしようということになった。最終レースまでの合計の回収率(投資金額に対する払戻し金額の割合)で勝負をして、負けた方が勝った方に夕飯をご馳走する。だから、私もいつものように「何となく」で馬券を買っている場合ではない。本当にこれだと思う買い方に絞って勝負しなければならない。当然、馬を見る目もいつもより鋭いものになる。

  第1レースでは、私が的中。本線の予想は全くだったが、人気はないけどパドックで良く見えたウサギノパンチ君の複勝を買ってみたら、見事に3着に入ってくれた。ありがとうね。

  地下のフードコートに入っている「翠松楼」で、かなり早めの昼食。妻はワンタンメン、私はチャーシューワンタンメンを頂く。ここのラーメンは素朴なスープが美味しい。また、ワンタンやチャーシューのレベルもかなり高いと思う。中山競馬場にはたくさんの飲食店があるにも関わらず、ついついここでラーメンを食べてしまう。

  第2レースは、かぶりつきで観戦。かすりもしない大外れだったが、やっぱり馬の全速力は迫力たっぷりだ。

  第3レースでは、妻が複勝を的中させた。当たり金額は小さいが、賭けている金額が少ないので、回収率では良い勝負になってきた。

  途中、「梅屋」で煮込み(もつ煮)をテイクアウトして、席で食べる。ここの煮込みは本当に美味しい。もつそのものだけでなく、味がよく染みこんだ野菜たちも絶品だ。

  第10レースを終えた段階で、妻が若干リードしている。残りは2レース。メインの第11レースが勝負所だ。新聞とにらめっこし、パドックの映像を食い入るように見て、2番人気の馬から1番人気の馬への馬単1点で勝負する。

  第11レース(セプテンバーステークス、芝1200m戦)は、ハラハラドキドキの展開になった。予想通り、2番人気のタマモブリリアン(馬番4)が2番手の位置から見事な押し切りで1着入選を果たす。1番人気のアドマイヤナイトも、ゴール前で素晴らしい末脚を繰り出して2着に迫っていた。しかし、逃げていた6番人気のデンコウウノがかなりの粘り腰を見せ、最後は並んでゴールイン。見た目では、どっちが勝ったか全くわからない。何とか差し切ったようにも見えるし、届かなかったようにも見える。というわけで、この2着の写真判定の結果次第で、私と妻の勝負の行方も決することになった。

  写真判定の結果、2着はアドマイヤナイト。見事に差し切っていた。このハナ差は大きい。勝利の女神は私に微笑んだ。

  最終の第12レースは、昨年のPOGで私が指名していたサトノルーラーを応援。しかし、残念ながら結果は6着だった。妻との勝負の結果は、私が65%、妻が20%で、私の勝ち。まあ、レベルの低い争いになってしまった。

  中山競馬場から20分ほど歩いて、京成西船駅へ出る。当初はJRの西船橋駅まで歩こうと思ったのだが、こんな駅があるとは知らなかったので、せっかくだしここから電車で帰ることにする。京成線で青砥まで出て、京急線直通列車に乗り換えて蒲田へ戻る。初めてのルートだったが、電車は空いているし、これは結構穴場ルートかもしれない。

帰るのとは反対方面への列車。うすいって、どんな街なんだろう。

私たちは上野方面に乗る。

  蒲田へ戻り、双葉食堂で夕食。妻からとんかつをご馳走になる。このお店の看板メニューだ。サクサクして美味しい。

  指定席で座っていられるとはいえ、1日中競馬場にいるのは結構体力を使う。今回は、いつも以上に真剣に頭も使ったし。