天佑堂鍼灸院日記

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地震学者 石橋克彦氏の講演

2011年04月27日 12時17分45秒 | 近況
昨日、参議院議員会館にて地震学者で神戸大学名誉教授石橋克彦氏の講演がありましたので自分なりにまとめてみます。メモしきれず抜けているところ、表現等不正確なところもあると思いますのがご容赦ください。ただ内容についてははおおむねこのこおりと思っていただいてよいと思います。

*結論からいうと活断層だらけの地震列島である日本で原発の継続は無理。
 原発の存続は日本の滅亡、世界の迷惑

*日本は地震活動期に入っており今後首都直下型の大地震や西日本のM9レベルの地震 もありうる。東京、大阪もダメということも考えて首都機能な ど分散すべし。

*産官学マスコミ共同で原発推進に向う様子は軍国主義時代の日本に酷似まさに原発主 義というべき。

*現在の原発の立地は地震学発達前に行われた。六ヶ所村、柏崎など近くに活断層り。 また活断層無くても地震が起こる可能性はある。

*浜岡原発差し止め訴訟など審理では原告圧倒的優位なのに結果は原告敗訴
 司法も国策に配慮

*浜岡原発は東海地震の震源と想定される場所にあり地盤も悪く危険。
 もし大規模な事故になれば福島以上に危険。
 風は東南の風が優位で東京方面に向かい吹く。

*福島第一原発は津波でやられたといわれるが、実際は地震動による配管等 の破損が 生じ冷却材喪失事故となった可能性高し。

*石橋氏が、震災により外部電源、非常用ディーゼル発電、バッテリー電源 等喪失に より燃料溶融の可能性について言及した論文について静岡県議会 で問題となった、 当時原子力対策アドバイザーの斑目氏(現原子力安全 委員長)は、原発は2重3重 に安全策が施されていて安全に停止できる。原子力工学的にこのような事故はありえ ないと回答。

*原発は老朽化や施工の不良も深刻な問題

このような内容でありました。


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