天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

普通であることはなんと有り難いことか!

2006年10月18日 12時37分41秒 | 近況
ご縁のある人が脳硬塞で倒れ入院している。
最近、片道三時間ほどかけてちょくちょく見舞いに行く。
言葉も話せないし手足もうまくうごかない。
本人はさぞや不自由でいらだたしいことだろう。
酸素マスクが邪魔らしく取り除こうとするので手をベットにしばられている。
お医者さんや看護婦さんが作業をしない時間をみはからって頭にレイキを試みるがはたして
どのくらい効いているか確認することもできない。
少しでも効いていることを祈るばかりだ。
我々はふだん自分の身の回りのことは自分でできている。
そのことはあたりまえだと思っている。
しかしこのような状況を目の当たりにするとふだん普通に生活できるということは、なんと有り難いことであろうかとあらためて思う。
普通に生活できて三度三度ごはんが食べれているとはなんと感謝すべきことであろうか。
生きている限り我々には必ず死が訪れる。
寝たきりになる可能性もある。
今こうして五体満足で動けること、仕事ができること、普通に食事ができるということ、
そうしたことに感謝して生きていきたいとつくづく思う。