goo blog サービス終了のお知らせ 

ニュースなはなし

気になるニュースをとりあげます

小池百合子氏の「カイロ大学卒業証書」を現物公開する

2020年06月15日 21時52分23秒 | 社会のことなど

無風」と見られていた東京都知事選(7月5日投開票)に降って湧いたのが再選確実とされる小池百合子・都知事(67)の「学歴詐称騒動」だ。渦中の証拠資料を公開する──。 

【画像】顔写真入りの卒業証明書

 突風はカイロから吹いてきた。小池氏の出馬表明をひかえた6月8日、エジプトのカイロ大学が「小池百合子氏が1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する。卒業証書はカイロ大学の正式な手続きにより発行された」と声明を発表し、東京のエジプト大使館がフェイスブックで公表したのだ。
 何が起きているのか。発端は5月29日に刊行されたノンフィクション作家・石井妙子氏による『女帝 小池百合子』(文藝春秋刊)。都知事になるまでの小池氏の半生を追った内容である。

 その著書の中で石井氏は、カイロ留学時代の小池氏と「同居していた」という日本人女性の証言をもとに、「カイロ大学卒業」という小池氏の経歴に詐称の疑いがあると指摘し、卒業証書にも疑問を呈した。

 それに対してカイロ大学が、「カイロ大学及びカイロ大学卒業生への名誉毀損であり、看過することができない」と声明を出したのである。
 つまりは卒業証書が“本物なのか”という真贋論争なのだが、肝心の現物は作者の石井氏も見ていないし、都議会で野党に提出を求められても小池氏は提出を拒んでいる。理由は「これまで何度も公表してきた」から。

 その画像を本誌は持っている。小池氏は若手議員時代に本誌に「ミニスカートの国会報告」を連載しており、その誌面で公開したものだ。
〈元気印の私が目障りでしかたがない人たちが、『小池百合子の学歴詐称疑惑を調査しろ』と、カイロにまでさぐりを入れているとか。残念ながら私のカイロ大学卒業証書はホンモノ。このページで証明します〉(1993年4月9日号)
 と卒業証書を掲載していた。
 石井氏は著書の中で本誌の連載記事をしばしば引用しているが、この卒業証書についてはこう書いている。

小池百合子氏の「カイロ大学卒業証書」を現物公開する
卒業証書らしきものを載せて、「これが証拠の卒業証書」とキャプションを付け紹介している。しかし、名刺の半分の大きさで、何が書かれているのかまったく読めず、「証明」にはなっていない〉(『女帝』より)
 そこで本誌は「名刺の半分」ではなく、大きく拡大して公開する。
 小池事務所にも、「『週刊ポスト』で公表したものが小池が持っている卒業証書と同一です」と改めて確認が取れた。

◆〈学士を与えることを決定〉
 卒業証書にはアラビア語でこう書かれてある。
〈大学理事会は1976年12月29日、1976年卒業生のための文学部の試験結果を精査し、1952年に日本で生まれたコイケユウジロウ氏の娘であるコイケユリコさんに「良」の成績で文学部社会学科の学士を与えることを決定した〉
 翻訳したのは、アラブ圏で最高峰のアズハル大学を卒業し、現在は通訳・翻訳家であるカイロ在住のモハメッド・ショクバ氏である。こう語った。
「エジプトの大学では父親の名前を入れるのが特徴で、卒業証書としては見たところ何も疑問点はない」

 卒業証書と一緒に小池氏から提供されていた卒業証明書には、〈文学部は1952年7月15日に日本で生まれたミスターコイケユリコに1976年10月に文学部社会学科の学位を成績「良」で与えている〉と書かれている。
 なぜか小池氏に「ミスター」と男性の敬称がつけられているが、ショクバ氏によると「証明書がそうした雛形のもとに書かれているからで、エジプトの大学の文書では女性なのに男性形で書かれるのはよくあること」という。
 これで真贋論争に決着がつくか。
※週刊ポスト2020年6月26日号

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光秀からの通知はがき「謀反の大切なお知らせ」に大反響 市役所本気のパロディーに「腹がねじれる」

2020年06月15日 21時45分17秒 | 社会のことなど
光秀からの通知はがき「謀反の大切なお知らせ」に大反響 市役所本気のパロディーに「腹がねじれる」(まいどなニュース) 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-11256510-maidonans-life
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本初?リモート研修中にクビになった、法政大卒新入社員の末路

2020年06月15日 20時45分02秒 | 雇用と職のこと
日本初?リモート研修中にクビになった、法政大卒新入社員の末路


 「先に結論を言います。吉田くんはうちの会社に合わない。自己都合か、会社都合がどちらか選んで会社を辞めてもらいます」


コロナ禍が以前続く日本社会。今年4月、多くの企業で新卒社員が入社したが、少なくない企業が新卒社員を出社させず、オンラインで研修を実施している。そんな不安な状況が依然続く中、すでに入社した会社でクビを言い渡された元新卒社員がいる。しかも、なんと彼はオンライン上の態度などで解雇を決められたという。

【写真】取材時の5月、吉田くんは無職だ

 上司とのコミュニケーションは原則パソコン画面上のみ。にもかかわらず、5月初頭に“クビ”を宣告。一体、この若者にどんな問題があったのか。これはコロナ後では、日本初の事例なのだろうか……。

■法政卒業後、一部上場IT企業に就職。しかし…

 吉田陽太くん(仮名・23歳・千葉県出身)は、法政大学文系学部を卒業後、東証一部上場企業であるIT企業のS社に就職。社員数は約2900人、資本金は約15億、携帯電話向けソフト開発・技術支援が主力の大手企業だ。
「インスタは旅行の写真ばかりです」(筆者撮影)        
 


 
 「もともと、就職活動時代はマスコミで記者職を志望していたのですが、受かる気がしなくて、滑り止めで受けた業界売上最大の大手タクシー会社とS社に内定をいただきました」

 結果、「IT業界のほうが、長期的な可能性がありそう」ということでS社を選んだ吉田くん。

 学生時代はヒッチハイクやママチャリなどで国内外を旅行し、卒業前にはアフリカ大陸の縦断旅行を決行。「思い立ったらすぐ行動」「やらない後悔よりやって後悔」が吉田くんのモットーだ。

 「せめて就職前に思いっきりやりたいことをやろうと思って。お金のやりくりは大変でしたが、よい思い出になりました」

 吉田くんは、新型コロナウイルスが猛威を振るう直前である今年3月にもタイ旅行へ出かけた。

 予約していた航空券は一度コロナの影響で欠航となったが、別の航空会社のチケットを取り直してタイへ最後の学生旅行を楽しんだという。

 「内定先から課題も出されていましたが、『旅行があるので提出が遅れます』と事前に伝えたところ、了承していただきました。いい会社だと思いましたね」

■「君はマナーが悪すぎる」

 迎えた4月1日。この日は同期300人と顔を合わせる入社式のはずだった。

 だが――。

 「コロナ禍により、新卒研修はすべてオンラインで行われることが通達されました。内容は、マナー講習に始まり、人事の方のセミナーを聞くほか、ビデオチャットしながらグループ課題をするというもの。期間は4月から6月までの3カ月です。原則ワイシャツを着て自宅から参加することが課せられたので、それに倣って部屋でネットをつなぎ、パソコンで研修を進めました」

 こうして研修から1カ月が経過した5月。

 ほとんどの同期とは顔を合わせぬまま、GWに差し掛かったタイミングで、吉田くんのもとに一本の電話が入った。

 「人事担当の男性社員から、明日急遽会社に来てほしいと言われました」

 翌日。

 スーツを着て千葉の自宅から地下鉄東西線を乗り継ぎ、40分かけて初めての通勤をした吉田くんは、人事担当者と顔を合わせ、開口一番にこう言われた。

 「先に結論を言います。吉田くんはうちの会社に合わない。自己都合か、会社都合がどちらか選んで会社を辞めてもらいます」


リモート研修で「画面越しのマナーが悪いからクビ」

 「すみません、急に言われて、ちょっと混乱しています……。理由がちょっとわからないんですけど……」

 動揺した吉田くんは、当然ながら上司に説明を求めたという。

 「君はマナーが悪い。うちはIT企業だけど、技術よりもマナーをとても重視している会社です。吉田くんが研修を受けている様子を画面越しに見ていると、はっきり言って態度が悪すぎる。君はうちの社風には合わないと判断しました」

 しかし、吉田くんにはそれが思い当たる節がない。

 「研修中はメモをとり、画面を見て話を聞いていたつもりです。正直、言いがかりだと思いました」

■講義中のカーディガンと立膝が決定打

 そもそも、画面越しで話を聞いているときに「態度が悪い」ということなど本当にあるのだろうか。

 面談ではその疑問もぶつけたという。すると人事担当者は具体的に彼の態度の悪い行動について次のように指摘した。

 「吉田くんは、画面越しで顎の下が見えず、ちょっとはみ出している時がある。それに、ワイシャツの上にカーディガンを羽織っていたでしょう。ある講義では、立膝で話を聞いていた。態度が悪いんです」

 しかし、それは絶対に誤解だと吉田くんは言う。

 「たしかに画面内に自分の顔がすべて収まらないときはあったとは思いますが、それがなぜダメなのかわかりません。人事の方に『一時的に顎が映らなくなるのはマナー違反なんですか? 』と聞いたら『そうだ』と言われました。また、寒かったのでカーディガンを羽織ったのですが、それも事前に伝えていないのでダメだと言われた。それから立膝で話を聞いていたというのは完全なる誤解で、そんなことはしていません」

 さらに、入社前に課せられていた課題提出が遅れていたことも指摘されたという。

 「これは、卒業旅行に出るので提出が遅れると事前に伝え、了承してもらっていました」と吉田くん。

  しかし、会社から下された結論は変わらなかった。


■研修しなくていいけど、出社はしろ

 人事担当者はこう続けた。

 「今のうちに転職すればなんとかなるでしょう。明日、正式に退職届を書類に記入してもらい、5月いっぱいの在籍とします。それから、明日以降はオンライン研修に参加しないでください。今日をもって研修用のアカウントは無効にします。ただ、出社しているという形はとってもらいたいので、社内チャットに毎日定時に“出社”と“退社”の打刻はしてください」

 研修は受けられないにもかかわらず、毎日の出勤は課せられる。そして、自己都合か会社都合かを選ばせる形でのリモート研修中のクビ宣告。すべて入社1カ月の新人に襲いかかる事実としてはあまりにも耐え難い屈辱だろう。

 「コロナ禍のいま、職務経験なしの僕を雇ってくれるところなどあるのでしょうか……。転職活動を開始しようにも正直不安しかないです」

■「クラウドファンディングでプログラミングスクールに通いたい」

 翌日、吉田くんは会社都合での退職を選び、気持ちを切り替えて新たな道を模索することにした。

 その選択肢は……。

 「エンジニアを目指すためのテックキャンプというスクールに通おうかと思っています。ただ、初任給もまだ入っていないのでお金がない。そこでクラウドファンディングで学費を集めようと思っています」

 吉田くんによると、スクールの学費は70万円。これに加え、最新のMacBook Air14万8000円と、クラウドファンディングの手数料を含む約100万円を募集する予定だ。

  「学費を支援していただいた方には、僕がアフリカ旅行に行ったときにもらった各国の小銭のお釣りや、旅の写真、あとは僕とお茶する権利を与えようと思っています。1万円以上の高額の支援を頂いた方には、僕が卒業したあとに制作したホームページに名前を載せるなど、僕を10時間自由に使ってもらう権利をプレゼントしようと思います」

■「クラウドファンディングで学費は集まるか? 」という壮大な実験

 だが、どうやらその道は難しそうだ。

 ためしに、クラウドファンディングサイトの一つであるCAMPFIREのページで「学費」と検索してみると、出てくるのは約90件。

 そのうち、個人の極私的理由で学費を募る案件は調達額がほぼ0円で、集まってもせいぜい3万~20万円程度だ。

 プログラミングは学びたい。だけどお金はない――。

 ならば、吉田くんはこれまでの貯金を切り崩すなどし、実家で同居する両親に学費を借りてエンジニアを目指す道は考えていないのだろうか。

 また、5月まで在籍していることになっているS社の給料を学費にあてることもできるはずだ。

 「両親にはアフリカ旅行の際に30万円借りているので、もうお金は借りれません。S社の給料は学生時代に消費者金融で借りていたお金の金利返済に充てるので、残額はゼロです」

■実は消費者金融から借りた40万、利息分しか返せず

 実は吉田くん、昨年9月のアフリカ旅行の際に20万円、さらにタイ旅行の際に約20万円を消費者金融から借り入れていたのだ。

 「毎月9000円ずつ返していると思っていたのですが、先日、先輩にお金の件を相談したところ、『キミが返済しているのは元本ではなく利息分だけで、元本は減っていないよ』と言われて、その事実を初めて知りました。元本は一切減っていない借金を抱えている今、プログラミングスクールに通うお金を自分で工面するのは限界があります」

 こうしてコロナ禍のいま、お金も職も失った元新卒社員である吉田くん。

 「念のため、クラウドファンディング以外に同時進行で転職活動もしてみようと思います。ただ、リモート研修中に1カ月でクビになったこんな僕を雇ってくれる会社はあるんでしょうか……」

 「プログラマーになりたい」という情熱をカタチにしたい彼の壮大なる実験は、果たして身を結ぶときが来るのだろうか――。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

15才少年自殺 10万円で拳銃入手できる「ダークウェブ」の闇

2020年06月15日 20時30分49秒 | 事件と事故
15才少年自殺 10万円で拳銃入手できる「ダークウェブ」の闇


月曜日の朝8時頃、「パンッ」という乾いた音が、東京・八王子の住宅街の一角に静かに響いた。十数分後、けたたましいサイレンとともに救急車や警察車両が現場に到着し、週の始めの早朝の住宅街は、またたく間に物々しい雰囲気に包まれた。

 【写真】多数の拳銃が売られている「ダークウェブ」のサイトを発見!


「一軒家の2階の自室で、頭から血を流す高校1年生のTさん(15才)が発見されました。事件性はなし。警察はすぐに自殺と判断しました。自ら左のこめかみに拳銃の銃口をあて、引き金を引いたようです。銃弾はTさんの頭部を左から右に貫いていました」(全国紙社会部記者)

 Tさんは母親と姉との3人暮らし。外務省に勤める公務員だったという父親は2年ほど前に病気で他界したという。


「Tくんは中学生の頃から引きこもりがちで、この春に進学した私立高校も、週に3日だけ登校すればいいという通信制コースでした。お母さんが熱心に勉強や生活をサポートしていましたが、Tくんが5月に腹痛を訴えて病院に行くと、難病の『潰瘍性大腸炎』だと診断された。悩んでいたのかもしれませんね」(Tさんを知る関係者)
 何より世間を驚かせたのが、普通の高校生だったTさんが拳銃を所有していたということだろう。


「倒れていたTさんのすぐ脇に落ちていたのは、回転式拳銃一丁。いわゆるリボルバーです。アメリカの銃器大手『スミス&ウェッソン』社製で、銃身が銀色のタイプ。弾倉には数発が装填されたまま残っていました」(捜査関係者)


 日本で銃器犯罪が起きた場合、まず疑われる入手ルートは暴力団関係者が関わる「銃器マーケット」だ。海外マフィアなどから日本の暴力団関係者が入手し、裏マーケットで人知れず流通・売買が行われているという。過去に銃器の売買に関わったことがあるという暴力団関係者によると、「最近の拳銃の相場は1丁で50万~70万円」だという。


 前出の捜査関係者が続ける。
「すぐにTさんの家族や周辺に暴力団関係者がいるかどうか捜査しましたが、まったく浮かび上がってこなかった。Tさんが日本の闇マーケットから入手した可能性はほぼゼロだと判断できます。となると、残された可能性は、『ダークウェブ』と呼ばれる闇サイト経由で入手したとしか考えられません。   現在、警察はTさんのパソコンなどから入手ルートを洗っていますが、ダークウェブを通じて手に入れたとなると、入手先を特定するのはかなり困難だと言えるでしょう」



ダークウェブとは、普段私たちが利用しているインターネットとは違い、高度に暗号化された匿名性の高いネット空間のことだ。グーグルやヤフーなどの検索エンジンでは見つけることはできず、特殊なツールを使って初めて辿り着くことができる。


 ダークウェブに詳しい専門家が話す。
「ダークウェブ上にも、通常のウェブ上のフリマサイトのような『マーケットプレイス』が存在します。規模が大きく名前が知られているもので、20~30ほどあるでしょう。
 そこでは携帯電話番号やクレジットカードの暗証番号などの個人情報のリストや、覚せい剤などの違法薬物、拳銃などの銃器が平然と売買されています。アクセスしている人の情報は暗号化されているので、特定される心配がなく、犯罪集団による違法売買がまかり通っているんです」


 専門家のガイドによってダークウェブ上のマーケットプレイスをのぞいてみると、すぐにTさんが使用したスミス&ウェッソン社製のリボルバー拳銃も見つかった。
「出品者とのやり取りは、普通のフリマサイトと同じです。欲しい商品があれば、マーケットプレイスのメッセンジャーでやり取りをして、品質をチェックしたり、価格の交渉などをします。出品者の素性は知れないですが、過去の出品に対する評価が★などで表示されているので、それで信頼ができる出品者なのかは判断ができます。


 ためしにアメリカから出品されている外国発送用の拳銃を見てみると、10万円ほどと安いものから100万円を超えるものもあってピンキリです」(前出・ダークウェブに詳しい専門家)


 ちなみに、ダークウェブ上での決済には、個人情報が漏れるクレジットカードはもちろん使えない。仮想通貨を使うことがほとんどで、「最近は有名な『ビットコイン』だと足がつくので、匿名性の高い仮想通貨『モネロ』を使うことがほとんど」(前出・ダークウェブに詳しい専門家)だという。


「Tさんの場合も、ダークウェブで注文し、モネロで決済して、アメリカからの国際郵便でリボルバーと実弾を手に入れたのでしょう」(前出・ダークウェブに詳しい専門家)


いまやインターネットの知識と10万円ほどのお金があれば、普通の高校生でも簡単に拳銃を入手できてしまう時代なのだ。ダークウェブ上を探していくと、拳銃どころか、マシンガンやロケットランチャーといった物騒なものまで流通している。


「Tさんは中学校時代に不登校だったときは、パソコンでFPS(ファーストパーソン・シューティング)と呼ばれるガンシューティングゲームに熱中していました。また、学校には行かなくても、家の近所にある英会話教室には熱心に通っていた」(前出・Tさんを知る関係者)

 銃に親近感があり、ダークウェブ上での英語でのコミュニケーションもできれば、本物の銃を入手することなど、たわいもないことだったのかもしれない。Tさんの拳銃自殺の背景には、底知れない“闇”が広がっている。


https://news.yahoo.co.jp/articles/2c7328806fa6248144efca52c25d9d3c0a01e0fa
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ禍で加速するテレワーク 待ち構える“雇用大量破壊”>テレワークに順応できない社員は居場所を失う?

2020年06月15日 18時00分57秒 | 雇用と職のこと
コロナ禍で加速するテレワーク 待ち構える“雇用大量破壊”

>〈お疲れ様です。明日の取引先との会議はZoomで行いたいと考えていましたが、先方はSkypeでも構わないそうです。事前の打ち合わせをSlackで進めたいので、早めにご登録ください〉
この文面を目にして凍りついた向きは要注意である。
そして、
「在宅勤務が定着すれば、高い賃料を払ってオフィスを借りる必要もなくなる。同じように、テレワークに順応できない社員も無能の烙印を押されて居場所を失います」


コロナ禍によって窮地に立たされた安倍政権だが、「働き方改革だけは達成された」との声がある。要は、テレワークの普及が一気に加速したというワケだ。経団連に加盟する大企業の7割がすでにテレワークを実施。とはいえ、コロナ後に待ち構えているのは容赦なき“雇用破壊”だという。

  *** 
 たとえば、JT(日本たばこ産業)は全従業員を原則在宅勤務にすると発表。日立やソニーといった大手メーカーも社を挙げてテレワークに舵を切った。

 経済部記者は、

「コロナの感染拡大を受けてテレワークを導入した企業に取材すると、“思いのほか、うまくやれている”という意見が多いですね。一斉休校のせいで幼い子どもの面倒をみなければならない社員も、自宅で仕事ができれば問題ありません。ムダな会議やミーティングが減って作業効率が上がったとも言われる。コロナ騒動が収束してもテレワーク化の流れは止まらないと思います」

 一方で、問題点も指摘される。社員同士が雑談するなかで良いアイディアが生まれることもなくなる。だが、それ以上に深刻なのは、中高年社員のIT知識不足だろう。

 たとえば、会社からテレワークを言い渡され、自宅で資料をまとめていたアナタに20代の部下からこんな連絡があったとする。

〈お疲れ様です。明日の取引先との会議はZoomで行いたいと考えていましたが、先方はSkypeでも構わないそうです。事前の打ち合わせをSlackで進めたいので、早めにご登録ください〉

 この文面を目にして凍りついた向きは要注意である。

 ちなみにZoomとSkypeはオンライン会議に用いられるビデオ通話アプリ。Slackはビジネス向けのチャットツールのことを指す。

「テレワークが主流になると、これまでのように“ITは苦手”では通用しません。電話やメールだけで済まそうと考えるのは大間違い。取引先とのやり取りにも支障が出てしまうため、コロナ後に降格されても文句は言えません」(同)

  決して、LINEやFacebookを使えるくらいで満足してはならないのだ。


温情が通じない
 
 博報堂を退社後、19年間にわたりテレワークを続けてきた、ウェブニュース編集者の中川淳一郎氏は語る。

「オフィス勤務では、部下に“悪いけど、Excelで資料を作っといてよ”と頼むこともできました。ただ、このご時世、資料を作らせるために部下を自宅まで呼びつけたら大問題になりますよ。いまの立場で仕事を続けるには最低限のIT知識を身につける必要があります。また、テレワークの難しさは温情が通じなくなる点です。会社勤務だと、夜中まで仕事をしている社員を見て上司が、“アイツは頑張ってるから”と査定を上げることもあった。しかし、テレワークは成果が全てなので、単に“仕事が遅い”という評価が下されてしまうのです」

 社内のムードメーカーは“場当たり的な発言ばかりで建設的な議論ができない”人物、堅実な管理職も“独自の意見がない”人物と見なされかねない。テレワークは成果に繋がらない存在を厳格に炙り出す。

「在宅勤務が定着すれば、高い賃料を払ってオフィスを借りる必要もなくなる。同じように、テレワークに順応できない社員も無能の烙印を押されて居場所を失います」(同)

 その先に待つのは、中高年社員を中心にした雇用の大量破壊。そもそも、IT音痴だけではなく、テレワークの浸透でムダな部署やさほど必要のない社員が浮き彫りになってしまい、次々、クビにされてしまうだろう。たとえ感染を免れても、コロナ後に生き残るのは至難のワザである。

 「週刊新潮」2020年4月16日号 掲載



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする