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客と“コロナ結婚”したキャバ嬢、相手に選んだのは上客ではなくて…

2020年06月03日 23時15分02秒 | 女と男のこと


急事態宣言の対象地域が全国に拡大された。“接客を伴う飲食店”の休業要請もあり、「働きたくても働けない」と嘆くキャバクラ嬢などのナイトワーカーは多い。  

 彼女たちにとっては、まさに死活問題。スマホやパソコンなど自宅から利用可能で三密を避けられるオンラインキャバクラが出現。TwitterなどのSNSでは“パパ活”に励むキャバ嬢も見受けられるなど、だれもが生き残りをかけている状態だ。 
※写真はイメージです(以下同)

 そんななか「結婚してキャバ嬢を辞めることにしました」と電話越しに話すのはキャバ嬢歴8年の茉里奈さん(28歳・仮名)。少し前まで繁華街の高級キャバクラ店に勤めていた。そんな彼女は、決して上客ではなかった一般男性と結婚したという。今回、いかにして“コロナ結婚”に至ったのか理由を聞いた。 


上客ではなかった彼を夫に選んだ理由
「4月頭からお店が休みになって、状況次第で開けるって話だったんです。はじめは1週間ぐらいかなぁと呑気に構えていましたが、毎日コロナの感染者は増え続ける一方。ニュースでも『ナイトクラブの自粛を……』って言われ続けたじゃないですか。このままずっとお店の自粛状態が続いたら本当にどうしようって思い始めて」  先行きが見えないなかで気持ちが不安定になり、次第にうつっぽくなっていった。そんなとき、相談に乗ってくれたのが今の夫だという。もともと彼は、客のひとりだった。 「まわりでは気にせず外出する子もいたけど、万が一、自分がコロナの保菌者で誰かに移してしまったらとか、いきなり発症して重篤化してしまったらとか考えてしまって。ひとり暮らしだし、恋人もいないし、どうなってしまうんだろうって。働かないまま暮らしていけるほど貯金もない。


そんなことを彼は毎日、LINEや電話で聞いてくれたんです」  多くの客から連絡がきたものの、食事や飲みの誘いばかり。なかには「パパ活」をもちかけてくるものまであり、茉里奈さんは「全然乗り気になれなかった」と振り返る。  そんななかで彼に悩みを相談するうちに、ささやかな“デート”をすることになった。 「外出自粛とはいえ、多少は運動したほうがいいって言うじゃないですか。それで一緒に散歩したんです。けっこう距離をとって、お互いにマスクして。そこで急に『今言うことじゃないけど、コロナが落ち着いたら付き合って欲しい』って言われて。だけど私は、『付き合うんじゃなくて結婚しよう』って逆プロポーズしました」 

 想いを寄せていた彼女から、まさかの逆プロポーズ。彼も驚いた様子で慌てふためいていたそうだが、快諾してくれたという。  

恋人という関係を飛び越え、いきなり結婚までしたいと思った理由は何だったのだろうか。じつは彼、職業は銀行員で一般的には高給取りなのだが、茉里奈さんが抱えている客の中では、決して上客ではなかったそうだが……。 「もちろん、勢いもありました。お客さんでもっとお金持ちもいたし、何人にも口説かれていたけど、彼を選んだいちばんの理由は堅実なところです。私のことを指名してくれていたけど、お金の使い方が良い意味で普通というか。シャンパンは私の誕生日に1回だけいちばん安いのを入れてくれた。それが逆に信頼できると思ったんです」 

 キャバクラで大金を使えばいいというわけでなかった事実に、ある意味、衝撃だが……。


コロナショックで“安定”が大事だと思い知った

茉里奈さんは、今回のコロナショックで仕事に対する考え方も変わったという。  「以前は『昼職なんて……』とバカにしている部分もあった。でも、この騒動があってから、やっぱり昼職っていいなと思い改めました。一般企業で正社員として働いている友人は自宅待機でテレワーク中だけど、ちゃんとお給料が出ているし、最悪潰れても失業保険がもらえる。  

昼職はものすごく給料があがることもないんだろうけど、ゼロにはならない。私はこの店で稼げなくなったら他の店に行けばいいやって考えていたけど、この時期に営業している店で働くなんて怖くて無理だし、前みたいに稼ぐのは不可能だろうなって。いちばん嫌っていた“安定”が、こんなに大事だとは思いませんでした」  

仲良くしていたキャバ嬢仲間には「もったいない」「もっといい男と結婚できたかもしれない」と引き止められたと言うが、全く響かなかった。  「私は将来のことを考えているようで考えていなかった。売上も容姿も全部がそこそこで、有名なキャバ嬢さんみたいに店を出したり、ブランドを作ったり出来る気もしなくて。ゆるやかに売上も落ちていたし、最後に華々しく引退イベントをするなんて無理だろうなって、薄々気づいていました。  


考え方によっては不幸中の幸い。コロナがきっかけで自分自身のことを深く考える時間が出来た。あのままの生活を続けていたら、日々の短絡的な楽しさだけを追い求めて婚期を逃していたと思います。あるいは、成金とノリだけで結婚して失敗していたかもしれない。たぶん、旦那の良さにも気づけなかったと思う」  

現在は彼と入籍を済ませており、6月を目処に一緒に暮らし始めるそうだ。  いま世の中の価値観が大きくひっくり返りつつある。コロナ禍のなかでは“真面目で堅実”こそが、大きな武器と言えるのかもしれない


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銀座のクラブ:都のロードマップに悲鳴「どの店も3か月休業を持ちこたえる資金力はありません」「大半が潰れて、ホステス難民が続出

2020年06月03日 22時30分47秒 | 雇用と職のこと

銀座のクラブ:都のロードマップに悲鳴「どの店も3か月休業を持ちこたえる資金力はありません」「大半が潰れて、ホステス難民が続出



東京都が15日に公表した緊急事態宣言に基づく都内の外出自粛や休業要請の解除・緩和に向けたロードマップの概要内容に、銀座のクラブ関係者が悲鳴を上げている。

 緩和は3段階で、(1)博物館や美術館、図書館のような公共的施設、(2)劇場などクラスター歴がなく「3密」が重なりにくい施設、
(3)ライブハウスや接待を伴う飲食店など高リスクの施設を除き全て再開――の順。

 銀座料飲組合関係者は「ロードマップの概要では、銀座のクラブの休業解除は6月以降に持ち越されそう。どの店も3か月休業を持ちこたえる資金力はありません。
6月以降も休業要請が続けば、銀座のクラブは大半が潰れて、ホステス難民が続出し、男性従業員の失業者が大量に出ますよ」と語る。

 東京都が4月10日に緊急事態宣言に伴う休業要請を発表したことで、銀座のクラブやバーは一斉に臨時休業に入っている。

 銀座のクラブ店長は「臨時休業に入ってから、ホステスたちは自宅待機で給料がない。
資金力がある店はホステスたちに無利子でバンス(前借り)させていますが、資金力がない店は給料未払いも続出。
そんな中、ホステスも個人事業主として最大100万円の持続化給付金の対象になることが分かって、ひと安心ですよ」と語る。

 持続化給付金を申請したホステスは「去年の確定申告書と、4、5月の給与明細書と通帳のコピー、それに本人確認書類を提出すれば、振り込まれるとのこと。
ほとんどのホステスが申請してますよ」と明かす。

 一方、クラブ経営者らは営業再開という希望的観測のもと、客に戻ってもらうためのコロナ対策を検討している。

 クラブスタッフは「再開した場合、店の入り口には消毒液を置くのはもちろんのこと、出勤するホステスには検温を義務付け、37度以上あれば帰ってもらう。
お客に対しても、37度以上の人はお引き取りを願います。大箱クラブでは、お客のテーブルを2メートル間隔にして、
お客とホステスは飛沫感染を避けるためにフェースシールドを挟んで会話する方法を考えているんです」と言う。

 再開できるのか、それとも、その前に閉店してしまうのか?


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非正規女性、窮地に コロナ禍、弱い立場鮮明 給与補償受けられず/職業への差別も露呈

2020年06月03日 21時00分05秒 | 雇用と職のこと
無給で良ければ。旦那もいるんだし」 
 新型コロナウイルスの感染拡大で、弱い立場の労働者が窮地に陥っている。中でも非正規労働者の7割を占める女性は、休業に伴う給与補償を受けられないなど不安定な立場に置かれ、夫の「補完的」な収入と扱われる根深い性別役割分担の意識にも苦しむ。セックスワーカー(性風俗従事者)への差別や偏見も露呈するなど、女性と労働を巡る問題は深刻化している。

布マスクの正しい洗い方は? 厚労省・経産省が紹介する方法で洗ってみた<動画あり>

 札幌市内のコールセンターに勤める50代女性は毎日、朝から夕方までマイクに向かう。100人近く集まるオペレーターは、ほとんど女性の非正規労働者だ。

 4月に入り「感染予防で休みたい」と申し出ると、上司に「無給で良ければ。旦那もいるんだし」「会社に戻れないかもしれないけど」と突き放された。そんな正社員は自主的に休んでも有給。しかも、監督のため出社すると1日数千円の手当が出ると聞いた。
 仲間の多くは小さな子供や高齢の親を抱え、家庭では子育てや介護、家事に追われる。休憩時に「家族に感染させたらどうしよう」と打ち明け合うが、仕事場ではみんな口をつぐむ。辞めさせられたら途端に「生活が行き詰まる」からだ。

 総務省の3月の労働力調査によると、2150万人の非正規労働者のうち女性は69%を占める。国税庁の18年調査では、正社員の平均年収は男性559万円に対し、女性は386万円。非正規でも男性236万円に対し、女性は154万円と格差は大きい。

 小樽商大の片桐由喜学長特別補佐(男女共同参画担当)は「稼ぎ主は男性という役割分担意識は根深く、女性の仕事は男性の補完的労働とみなされる。コロナ禍で真っ先に追い込まれるのは雇用の調整弁にされた非正規。その多くが女性たちだ」と指摘する。

 上川管内の学校給食センターで働く非正規調理職員の女性(46)は「無給の長期待機中」と言う。道の2月末の一斉休校表明を受け、勤務先からは「休め」との趣旨のメールが1通届いただけだった。

  調理員18人は全て女性非正規。「女性は大黒柱じゃないから、何も説明しなくていいと思ったのか」。自治体担当者に補償の件を聞くと、驚いた顔で「考えておく」と返された。「夫より少なくても、家族にとってなくてはならない収入なのに」。悔しくて仕方ない。
風俗イコール底辺、転落ってみてるんだ」 
 「コロナが終息したら、なかなかのかわいい人がお嬢(風俗嬢)やります…金稼がないと苦しいから」。

 4月末、男性芸人のラジオ番組での発言が「人の『転落』や不幸を喜ぶのか」と激しく批判された。

 「やっぱりなって思った」。デリバリーヘルス(派遣型性風俗店)で働く札幌市の女性(37)は言う。「芸能人も社会も、風俗イコール底辺、転落ってみてるんだ」

 両親から養育放棄され、高校の時に家を出た。その後結婚し専業主婦になったが、夫の暴力に耐えかねて2年前、当時1歳の息子と逃げた。でも「中卒では求人も少なく低賃金ばかり」。子供との生活を守るために選んだのが風俗だった。

 芸人の言う通り、勤務する店に未経験の新人が最近目立ち始めた。理由は知らない。でも「生きるためにたどり着いたんだろう」。自分もそうだが、みんな「感染は怖いが、仕方ない」と思っているに違いない。

  国は一時、一斉休校の影響で休職した保護者への支援からセックスワーカーを外した。「産業として認めておきながら、いざという時に見捨てようとした」と女性。そんな国も、見下す芸人も、性風俗で働くことを「転落」と断定して芸人を批判する社会も、みんな差別的だと思う。(ジェンダー取材班)



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【文春砲】持続化給付金問題 “幽霊法人”が経産省最高幹部の部署から1300億円超を受注

2020年06月03日 18時24分28秒 | 事件と事故
持続化給付金事業を実体のない“幽霊法人”が受注していた問題で、この法人が設立からこれまで、経済産業省の最高幹部が在籍している部署から累計1300億円を超える発注を受けていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

 今回、769億円で持続化給付金事業を受注した「一般社団法人サービスデザイン推進協議会(以下、サービス協議会)」は2016年に設立された。サービス協議会を実質的に運営していたのは、電通社員(当時)のA氏で、名目上のトップだった代表理事(当時)は「経産省の方から立ち上げの直前に代表理事を受けてもらえないかという話があって、それで受けた」と証言するなど、経産省が設立に関与していた。この時、経産省は肝いりで始めた「おもてなし規格認証」事業の公募を開始。不可解なことにサービス協議会が設立されたのは、公募開始日と同じ日だった。

 2カ月後の2016年7月、従業員4人のサービス協議会は4680万円で、この事業を落札。さらに、2017年度にはサービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金を約100億円で、サービス等生産性向上IT導入支援事業費を約500億円で落札。これらの三事業はいずれも、経産省の商務情報政策局が所管しており、当時、同局を担当する大臣官房審議官を務めていたのが前田泰宏氏だった。

 現在前田氏は経産省中小企業庁の長官を務めているが、今回の持続化給付金を所管するのは中小企業庁だ。サービス協議会は、持続化給付金事業(769億円)を含めて、設立以来4年で1576億円を経産省から受注しているが、そのうち少なくとも1300億円以上、率にして8割以上が、前田氏が幹部を務める部署からの受注だった。

「前田氏は、東大法学部卒で、持続化給付金の仕組みを作った人物。若い頃はベンチャー企業の人と合コンを開くなど、幅広い人脈を誇る」(永田町関係者)

 この前田氏の広い人脈の中にいたのが、A氏だった。電通関係者によれば、A氏は、「電通では町おこしに寄与する企画を担当していた。官公庁にも関係するので、よく足を運んでいましたね。A氏は前田氏とも一緒に食事に行くなどして、食い込んでいくスタイルでした」

 入札制度に詳しい同志社大学政策学部の真山達志教授が指摘する。

「今回の経産省と電通をめぐる問題は国民の疑念を招くのに十分すぎる内容です。そもそも電通などへの委託には不透明なところがあり、さらに役所と事業者の間に個人的関係まであるならば、さらなる疑念を持たれるのは当然です。民間同士の取引ならまだしも、血税を扱う政府・中央官庁には透明な公平性が求められる。今回のケースはその基準から大きく逸脱しているといえるでしょう」

■当事者に話を聞くと……

 前田・中小企業庁長官は、「週刊文春」の取材に対し、手続きは適正に行っていると説明した上で、A氏とは「面識はあります」と回答した。さらに経産省は「(前田)本人に確認したところ、割り勘で飲食をともにしたことはあるが、接待を受けた事実はないとのことでした」と答えた。

 一方のA氏も、サービス協議会を通じて「(前田長官と)面識はございます。しかしながら、二人だけで飲食を共にしたことは過去一度もございません」と回答した。

 二人の個人的な関係が事業発注に与えた影響について経産省に尋ねると、「外部審査委員 会における公平な審査によって選定されたものであり、そのような事実はございません」と回答した。

 多額の公金をかけた事業を発注する経産省最高幹部と、受注する業者の近しい関係が明らかになった ことで、“幽霊法人”に対する契約が適正に行われていたのか、改めて説明が求められること になりそうだ。

 6月4日(木)発売の「週刊文春」では、前田長官はいかなる人物なのか、持続化給付金の現場 で起きているトラブル、電通が受注するとされている別の1兆7千億円事業など、安倍政権の160兆円予算の実態を詳報する。

文春オンライン


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トランプ氏のコロナ対応は「大惨事」 オバマ前米大統領が批判

2020年06月03日 17時45分51秒 | 国際情勢のことなど
トランプ氏のコロナ対応は「大惨事」 オバマ前米大統領が批判



次期米大統領選で民主党候補指名を確実にしたジョー・バイデン前副大統領への支持を表明するバラク・オバマ前大統領。BidenForPresident提供の映像から(2020年4月14日撮影)。(c)Handout / BidenForPresident / AFP    

【5月10日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領は8日夜、前政権メンバーらとの個人的なチャットの中で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の新型コロナウイルス対応を「全くの混乱を招いた大惨事」だと厳しく批判した。

 チャットの中でオバマ氏は、ロシア疑惑をめぐり米連邦捜査局(FBI)への偽証を認めていたマイケル・フリン(Michael Flynn)元大統領補佐官(国家安全保障担当)の起訴取り下げを司法省が決定したことが、米国の法の支配を脅かしているとの懸念も表明。

 また、11月の大統領選に向けて、民主党候補指名を確実にしたジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領を共に支持するよう前政権メンバーらに呼び掛けた。
 米ヤフーニュース(Yahoo News)が最初に入手したこのチャットの音声によると、オバマ氏は、「われわれが闘っているのは、自己中心的で仲間を優先し、分裂して他者を敵視する長期的な傾向だ。それは米国人の生活の中でより強い衝動となっている」と語った。
 また、新型コロナウイルスの感染拡大の対応について、「政府が極めて有能でも、うまくいかなかっただろう。『自分にとってどのような利益があるか』や『他人のことなど構わない』という考え方が政府でまかり通る時、(コロナ対応は)全くの混乱を招いた大惨事となる」と述べた。

 米国の感染者数は世界最多の約130万人で、死者数は7万7000人超に上っている。
 トランプ氏は、この危機的状況で国を導く役割を基本的に放棄したと批判されており、感染拡大への対応は各州に任せられ、医療物資の調達で州同士が競合する状況さえある。

 トランプ氏は再選をにらんで人命より自身の政治的利益を優先させているとの非難もある。同氏は経済活動の再開を各州に強く求めているものの、ウイルス感染への安全策は明確に提示していない。(c)AFP

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