お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書) | |
勝間 和代 | |
光文社 |
今回は、勝間和代『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』を紹介します。この本って銀行に預けることそのものがリスクだという風に書いてあるけど、サブプライムローンの影響を受けて大損した人がいる中で、結果的には定期預金なんかに預けていたほうがましだという事例もあるよね。株式投資やFXが必ずしも儲かるものでもないということはわかるけど、結局のところは、余裕あるお金で分散投資するしかないということなんだろうね。損するリスクをまったくとりたくないということであれば、定期預金であったり、国債を買うということなんでしょうね。
まあ確かに金融リテラシーが重要だということはよくわかる。金融って銀行だけでなく、証券会社、保険、消費者金融、事業者金融、クレジット会社、商品先物などいろいろとありますから、そういうもののリスクがきちんと取れるのであれば、損するリスクがあるものであっても利用すればいいと思う。損したときに他人や業者のせいにするのは筋違いだろうと思うから。