散日拾遺

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東海林さん

2015-09-29 08:25:12 | 日記

2015年9月28日(月)

 「大学の窓」で紹介してくれることになり、今日はその収録があった。趣味がジョギングとか口を滑らせたので、まずはグラウンドでアナさんと軽く走るところから始まり、研究室へ移ってからは碁の面白さを熱弁する。『私の研究』というタイトルだったはずだが、結局何の話をしたんだかよく分からない。インタビューの後は、必ず「ああ言えば良かった」「これも話したかった」と後悔が先に立つ。まあ仕方ないよね。

  2006年1月8日、谷川真理ハーフマラソン5kmの部

 

 カメラマン氏が「私は碁は全然わかりませんが、息子らが近所の高尾さんという人にときどき教わってまして」「高尾って、高尾紳路さん?」「ええ、その高尾さん」。こちらの目が三倍ぐらいの大きさになったはずだ。高尾さんは確かに千葉の人だが、こんな近場にそんな話があるとは知らなかった。いいなあ、すごいなあ、うらやましいなあ。

   高尾紳路九段(日本棋院HP)

 

 帰りに事務に寄ったら異動があったとのことで、先日連絡をくれた担当者とは別の若い人が対応してくれた。名札に「東海林」とある。どう読みますか?

 これを「しょうじ」と読む例は、「ショージ君」の東海林さだを氏はじめ数多く、こちらの方が多数派らしい。(ただし漫画家の実姓名は庄司禎雄さんである由、Wiki 情報。)この字配りで、どうして「しょうじ」かと不思議だが、平安・室町期に荘園の司を意味した荘司・庄司という官職名が、ある地域でこの役職を世襲していた東海林氏の読みに転じたという説を、知恵袋のやりとりで見つけた。「もし、その庄司が「西海林」姓だったら「西海林」で「しょうじ」だったかもしれませんね」という質問者のコメントが愉快である。

 我らが同僚は「とうかいりん、です」と名乗ってくれた。「立ち入ったことを失礼だけど、ひょっとして御出身は・・・」「親が山形です」と笑顔で教えてくれる。やっぱり!

 山形市立第六小学校に転校していった時、クラスに東海林悟(とうかいりん・さとる)君という少年がいた。頬に大きな黒子のある気の優しい子で、1968年秋のある放課後にでっかいお好み焼きをおごってくれたっけ。山形には「とうかいりん」姓がかなりある。

 懐かしいな。

   手許の「ショージ君」から


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