夕立に見舞われて当館屋上もまだ水溜りがあります。
本日はご宿泊のお客様のためにお宿いしちょうの屋上を解放致しております
KURO
清水寺は言わずと知れた市内屈指の観光名所。北法相宗総本山、音羽山清水寺。
清水寺の千日詣りは8月9~16日に行われます。1日のお参りで千日分のご利益があるといわれる観音さまの最大の功徳日ということです。
本堂内々陣の特別拝観が行われるほか、14~16日には夜間特別拝観も行われます。
清水寺の御本尊は、十一面千手観音像で、清水型と呼ばれる独特のもので、内々陣の二十八武将に守られた厨子に安置されておられ、33年ごとに御開帳される秘仏とされます。
常は厨子前に、観音様のお姿に似せて作られた御前立仏が安置されています。
火山法皇一千年遠忌に因んで2008年~2009年に西国巡礼札所の秘仏が一斉に特別公開された時がありましたが、基本、次回の御開帳は2033年です。
本堂入口右側から内々陣へ入り厨子の裏を回って正面へ。この間に無料のお札がいただけます。1500円のお札もありますのでこちらを求める方も中にはおられます。
また、有料ですが蝋燭を灯すこともでき、3000円の大蝋燭を灯す方も。
正面に回ると、左右にそれぞれ十二神将がお守りする厨子があり、その前には御前立の千手観音さまが、御本尊に代わり、世の中を見つめております。
残念ながら本堂内は撮影禁止です。
この日も内外から、多くの観光客の方が訪れておりました。
KAZ
日本最古の劇場で、師走の「吉例 顔見世興行」で有名な南座。
正式には「京都四條南座」といい、歌舞伎から新派、喜劇、コンサートまで、多岐にわたる演目が上演されております。
今回、南座の舞台機構を実際に体験できる「夏休み 特別舞台体験」という企画があり、参加しました。
参加者はまず、南座についての話を聞き、その後、「花道」を歩いて舞台へ上がります。
舞台上では「廻り舞台」を体験し、舞台の一部が切り取られたように昇降する「迫り」で、
昇ったり、舞台下の「奈落」へ降りたりして、気分は役者です。
舞台や「迫り」から見る客席の眺めは、まず目にすることがない光景です。
館内には歌舞伎にまつわる様々な展示や、体験コーナーも設置されております。
南座では、もっと歌舞伎に親しんでもらうように、歌舞伎教室を開いたりもしており、「伝統を未来へ、歌舞伎を身近に」という
活動も行っているようです。
京都好き男
暑い日が続いております。
ひと時の涼を求めて先斗町へ。
鴨川沿いでは「京の七夕」イベントが開催中のため多くの人が訪れていました。
二条城、堀川会場とやはりこちらも大勢の人でに賑わっております。
暑い熱い京都の夏!
ぜひぜひおこしやす!
<KURO>
東山を源に東山区、左京区と流れ、四条大橋北で鴨川にそそぐ白川。
この白川を三条通が跨ぐ橋が白川橋です。但し、橋を渡る実感はありませんが。
この橋から東へ30mほど行くと「坂本龍馬 お龍「結婚式場」跡」という碑があります。
この場所、数年前まで東山ユースホステルがあった場所で現在はマンションが建っていますが、元をただせば青蓮院の旧境内で塔頭「金蔵寺」があった所。
そこの本堂で元治元年(1864年)8月に二人が内祝言をあげたところだそうです。
ところで、この碑ですが、ずいぶんと新しいもので、2009年に建立されたとのこと。
お竜さん晩年の話を元に作られたらしいのですが、それにしても竜馬ファンは何かと史跡にするものですね。
因みに、2年後の慶応2年(1866年)3月に二人が薩摩へ旅をしたのが日本の新婚旅行の始まりだそうです。
橋本でした
京都にお越し皆様、ありがとうございます。
猛暑日の続く京都ですが、今日は涼を呼ぶお庭訪ねてみました。
三条通から神宮道を南へ歩いてすぐにある青蓮院。
天台宗五箇室門跡の一つで粟田御所とも呼ばれ、「青蓮院旧仮御所」として国の史跡に指定されています。
華頂殿、小御所、本堂、宸殿などの建物は古いものでありませんが、各建物が渡り廊下でつながれており、これらの周りを池泉回遊式の庭園が囲んでいます。
華頂殿前の小堀遠州作霧島の庭から、龍心池が中心の相阿弥の庭、秘仏の御本尊熾盛光如来を祀り、日本三不動の一つ青不動画像(国宝)が
安置される本殿(熾盛光堂)を挟んで宸殿前には左近の桜、右近の橘が植えられています。
中から眺めれば、庭を渡る涼風に時を忘れてしまいそう。
小御所の渡り廊下には秀吉寄進と伝えられる、自然石の「一文字手水鉢」が置かれ、梅の頃には紅梅が水に映えるとか。
また西側の5本の大楠は京都市の天然記念物にしてされています。
春と秋のライトアップだけではない青蓮院です。
橋本でした
祇園祭と8月16日の五山送り火までの間の行事として始まった京の七夕。
京の夏の風物詩として定着した感があります。
夏の夜を光で彩り、京都ならではの七夕情緒が味わえます。
鴨川会場と、堀川会場をメイン会場として開かれておりますが、堀川会場に行きました。
まずは、国宝二条城二の丸御殿のプロジェクションマッピング。テーマは今年京都で話題の「琳派」。
一部エリアが無料で入場でき、投影時間は19:00~21:00。
これを見てから、「堀川」沿いに北行き一方通行の会場へ。
京友禅を育んだ堀川の地で、竹と光で京の七夕が表現されております。
「出逢い」エリアの京都所縁の著名人のメッセージ行灯
「恋」エリアの水面に映える「光の友禅流し」
「願い」エリアの「願い七夕」
「再会」エリアの「光の天の川」
織姫と彦星の恋の物語を感じてみては如何でしょうか。
8月10日まで開催されております。
京都好き男
1日から始まった京の七夕。
昼間のギラギラした熱さもおさまり、鴨川会場には時折涼風が渡り、風鈴の音が涼を呼んでおりました❗
残念ながら、ウォーターアートプロジェクションは機材調整とかで行われていませんでした。
10日まで、堀川会場とあわせて行われております。
KAZ
毎日寺社にお詣りすることを1000日続ける代わりに、一度お参りすると1000日分の功徳があると、世の面倒くさがりの為に作られたのかどうかはわかりませんが、東京・浅草寺、大阪の藤井寺、四天王寺など知られているようです。京都では、愛宕山千日詣りと清水寺千日詣りがつとに有名です。
愛宕山千日詣りは7月31日夜から8月1日の明け方にかけて愛宕山に登り、愛宕神社に参拝するとご利益があるとされます。
愛宕山は京都市の北西部にある924mの山で(因みに比叡山は848.3m)、山頂近くには火伏で知られる愛宕神社があり、京都の家庭の台所や飲み屋さんなどには「阿多古祀符 火廼要慎」のお札が張られているのをよく見ます。その昔、明智光秀が、信長への謀反を前に「ときはいま あめがしたしる さつきかな」とその気持ちをよんだことでも知られる創建千三百年を超す古社です。登り口は主に4つ、清滝からの表参道、清滝から空也滝をへて中腹の月の輪寺を経る月の輪口、水尾の里からの水尾口、周山からの愛宕道(首無地蔵ルート)がありますが、千日詣りは表参道から登ります。最初から急で、階段状の道が続き、けっこうこたえます。三つ詣りと言って3歳までに上ると一生火事に遭わないと謂われ、子を背中に背負い登る親子連れも多くみられます。お父さんが背負うことが多いようですが、交代でお母さんが背負う家族もいますし、兄弟姉妹、3世代で助け合い登る家族もいるようです。歩きながら「おのぼりや~す」「おくだりや~す」と声をかけますが、登り下りで元気さが違うのはしょうがないことでしょうか。20丁目を過ぎると若干ゆるやかになり、以後緩急を繰り返して神社につきます。神社手前に階段がありますが、ここまでくるとなんてことはありません。約2時間半でしょうか。健脚な方は2時間で登るとか。
本殿で参拝を終えた人は、この日しか買えない「火廼要慎」のお札を買い求める列に並びます。
本殿前では早くから登った人が仮眠をとっており、日が変わって着いた人は階段下の広場で休憩を取ることになります。
多くは夜9時ごろから登り始めて、休憩をはさんで3時か4時に降りてくる人が多いようです。実は、この時間が微妙で、唯一の公共交通機関の京都バスが動き始めるのが5時半ごろ。清滝のバスプールで並んで待つか、タクシーで嵐山まで降りるか、悩むところです。上で仮眠をとり、始発に合わせて降りるのもいいのですが、上は結構寒くなりますので、それなりの上着を持っていく必要があり、荷物がかさみます。結局、11時ごろから登って、3時半ごろに下り始めるのが始発に合わせやすいようです。
今年は、まったくの無風で、ポロシャツが乾かず濡れたまま下山することになりましたが、満月が印象的な千日詣りになりました。
KAZ