京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

青蓮院

2015-08-07 | 宿日記

京都にお越し皆様、ありがとうございます。

猛暑日の続く京都ですが、今日は涼を呼ぶお庭訪ねてみました。

三条通から神宮道を南へ歩いてすぐにある青蓮院。
天台宗五箇室門跡の一つで粟田御所とも呼ばれ、「青蓮院旧仮御所」として国の史跡に指定されています。
華頂殿、小御所、本堂、宸殿などの建物は古いものでありませんが、各建物が渡り廊下でつながれており、これらの周りを池泉回遊式の庭園が囲んでいます。
華頂殿前の小堀遠州作霧島の庭から、龍心池が中心の相阿弥の庭、秘仏の御本尊熾盛光如来を祀り、日本三不動の一つ青不動画像(国宝)が
安置される本殿(熾盛光堂)を挟んで宸殿前には左近の桜、右近の橘が植えられています。
中から眺めれば、庭を渡る涼風に時を忘れてしまいそう。

 

 

小御所の渡り廊下には秀吉寄進と伝えられる、自然石の「一文字手水鉢」が置かれ、梅の頃には紅梅が水に映えるとか。



また西側の
5本の大楠は京都市の天然記念物にしてされています。

春と秋のライトアップだけではない青蓮院です。

橋本でした

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