京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

当館にゆかりの桂小五郎(木戸孝允)の足跡を辿って③

2020-04-05 | 宿日記

小五郎は湯島村(城崎温泉)の湯治宿「松本屋」にも潜伏しました。この時に宿の女将の娘「たき」は、懇意となった小五郎の身のまわりの世話をしていたと言われます。この宿は現在、「つたや」という名前で大正14年の北但馬大地震後に再建されています。当時と同じ間取りの「桂の間」には現在も宿泊する事ができるようです。

現在の城崎温泉より


フロントよっしー
























当館にゆかりの桂小五郎(木戸孝允)の足跡を辿って②

2020-04-05 | 宿日記

天保4年(1833年)、萩で生まれた桂小五郎は吉田松陰のもとで兵学を学び、江戸の斎藤弥九郎道場で修業を行って剣豪としても名を馳せ、諸藩との交流の中で尊皇攘夷派の先鋭として頭角を現していきます。 

そして元治元年(1864年)7月19日、長州藩の強行派は京都で禁門の変(蛤御門の変)を起こすものの、薩摩・会津の圧倒的な勢力に敗北してしまいます。その後の長州藩は朝敵となってしまい、幕府による厳しい残党狩りに晒されていきました。

芸妓「幾松」の差入れによって助けられる小五郎ですが、自らの身に危険が迫ってくると、意を決して京都を脱出します。山陰道(丹波道)を福知山へと抜け、但馬の久畑(くばた)の関所では、警戒中の役人に尋問を受けています。当時同行していた出石の顔役「広戸甚助」は、小五郎を「私の船の船頭だ」と言いくるめる事で無事に関所を通過。4日間で約120kmの道のりを踏破し、7月27日に出石町へと入っています。

そして現在の出石のご紹介です。


フロントよっしー
















当館にゆかりの桂小五郎(木戸孝允)の足跡を辿って①

2020-04-05 | 宿日記
当館とゆかりの長州藩、桂小五郎(木戸孝允)は禁門の変で朝敵として狙われる事になり、但馬へと姿を隠します。
その足跡を辿って今回は当時の潜伏先であった京都府福知山市、兵庫県但馬の出石・城崎の地を訪ね、潜伏期間中の謎を知る歴史旅の旅に出かけたいと思います。
まずは福知山城のご紹介です。


フロントよっしー














8月9月の合同お誕生日会

2019-09-30 | 宿日記
今回のお誕生日会も、
8月・9月合同です!


チーフ、洋場の皆様、
いつもありがとうございます。

今回の、お料理は...


国産牛 サーロインのロティ
オニオンコンフィーとドフィノワーズ添え

鰆の西京焼き
トマトソース

鶏もも肉のフリカッセ

お肉が柔らかく、どんどん口に入ります!
鰆が、トマトソースとよく合い、
魚じゃないような。
とにかくおいしいのです!

かくれんぼ中??のミニオン発見


デザートは、


 シフォンケーキ
 栗のババロア
 バニラアイス
 フルーツ

マドレーヌ型のシフォンケーキやババロアは
甘すぎず、食事でおなか一杯のはずなのに、
ペロリ。

怖いほどのスピードで、完食してしまいました。

とっても幸せな時間をすごさせていただき、
どうもありがとうございました。

らんまる

秋の観光シーズンに向けて

2019-09-02 | 宿日記

秋の観光シーズンを控え、お宿いしちょうのお布団を新調いたしました。
リーストンムラタ様により搬入いただきました。ありがとうございます。
秋の京都はぜひお宿いしちょう、石長松菊園でお泊りください。 お待ち申し上げております。


お駒姉さん


本日より営業再開

2019-08-31 | 宿日記
石長松菊園、お宿いしちょうはボイラー検査のためお休みを頂戴しておりましたが、本日より営業致します。
秋の観光シーズンに向けスタッフ一丸となって準備を整え、お客様をお待ち申しあげております。
どうぞ宜しくお願い致します。

石長松菊園
お宿いしちょう

休館のお知らせ

2019-08-27 | 宿日記

いつもお宿いしちょう、石長松菊園をご贔屓賜り誠にありがとうございます。
当館は本日よりボイラー定期検査のため30日(金)まで全館休館とさせていただきます。
ご迷惑をお掛け致しますがどうぞご了承ください。

お宿いしちょう
石長松菊園


五山送り火

2019-08-16 | 宿日記
台風の吹き返しもなく午後8時、如意ヶ嶽大文字に点火され五山に送り火が灯りました。お宿いしちょう屋上からもお泊まりの皆さんが、行く夏を惜しんでおられました。
いつのまにか東山には、ご先祖様のお帰りの道を照らすが如く月が・・
 
 





ブログ班

 
 
 

明日は五山送り火

2019-08-15 | 宿日記

明日は五山送り火です。お宿いしちょうの屋上に上がってみましたが、強烈な風が吹いています。
時折体が持っていかれそうです!今晩中には日本海へ抜けそうなので、何とか開催できそうです。
吹き返しが弱い事を祈るばかりです。

 

ブログ班


京の夏の風物詩~真如堂「宝物虫払会」、下鴨神社「御手洗祭」

2019-07-29 | 宿日記
梅雨が明け、最高気温が35.5度を記録した25日、市内で行われた恒例行事に行ってきました。
真如堂~宝物虫払会
真如堂では毎年「土用の丑の日」の前後に「宝物虫払会」が行われ、真如堂縁起(写本)あ狩野山雪の「寒山拾得」、「涅槃図」など200点余りの寺宝を本堂で一般公開。
参拝者は僧侶の解説に熱心に耳を傾け、貴重な掛け軸や着物などを間近に鑑賞されていました。
暑気払いに「びわ湯」の接待も。

 
下鴨神社~御手洗祭
境内の御手洗池に膝まで浸かり、ロウソクを献灯し無病息災を願う「足つけ神事」。真夏にひんやりと身も心も清められます。
午後2時ごろに行きましたが、静かな朝、風情のある夜と、いつ行ってもそれぞれ趣があります。
糺の森の参道には屋台も出て、お祭り気分。

 

 

 


来年の夏の計画に是非。

なお、下鴨神社の御手洗池では8月7日(水)午後6時半より、裸男たちが斎串(いぐし)を奪い合う勇壮なお祓い神事「なごしの祓・矢取の神事」が行われます。

京都好き男 細木