日本人イスラム教徒ゆとろぎ日記 ~アナー・イスミー・イスハーク~

2004年に入信したのに、2003年入信だと勘違いしていた、たわけもんのブログです。

ラマダーン第12日:アラビア書道展覧会の作品はこれで

2006年10月05日 21時36分00秒 | アラビア書道
ヒジュラ暦1427年ラマダーン(9月)12日 ヤウム・ル・ハミースィ(木曜日)
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 ふぅっ! 「SEASONS water chestnut」がうまい! 以前マレーシアで買ったのがまだ残っていた。賞味期限は余裕で大丈夫。
 
 薄目のココナッツジュースのような甘み。砕いたつぶつぶのクルミが入っていてこれがまたうまい。水分でふやけて、なんだかクワイのような歯ごたえ。

 さて、アラビア書道の展覧会に向けて、ぼちぼち本格的に作品作りに取り組まないといけない時期になってしまった。

 字を書いて、装飾をして、額に入れる。出品用の字も書いていないし、装飾も作っていないし、額も買っていないや…。

 小さめのナスヒー体でクルアーン第112~114章までを書いて、クルアーンっぽい装飾をするという野望はどうなるのか?

 それとは別に、ハディースの中の次の一節も書こうかと思って練習中。とても好きな言葉のひとつ。

حَدِيثٌ نَبَوِيٌّ شَرِيفٌ

لا يَزَالُ الرَّجُلُ عَالِمًا مَا طَلَبَ العِلْمَ
فَإِذَا ظَنَّ أَنَّهُ عَالِمٌ فَقَدْ جَهِلَ

ハディース・ナバウィー・シャリーフ

ラー・ヤザール・ッラジュル・アーリマン・マー・タラバ・ル・イルマ・

ファ・イザー・ザンナ・アンナフ・アーリム・ファカドゥ・ジャヒラ

高貴なる予言者の言行録

知識を求める限り人は賢者であるが、

自分を賢いと思った途端、愚か者となる。

 細かくて量の多いナスヒー体をずっと書いていたので、気分的にはすごく楽。

 ハディース・ナバウィー・シャリーフの部分だけ、色気を出してディーワニー体で書き、本文はナスヒー体で。ディーワニー体は今まで練習していなかったけれど、ささやかな初挑戦。焦りはあるけれど、少しずつ頑張ろう。


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6 コメント

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Unknown (イスハーク)
2006-10-14 11:29:24
残念、日本ではまだ見つかっていないですか。

菊花茶は日本で手には入るんでしょうか? もし入るようでしたら飲んでみたいと思うんですが。

って、人任せな態度ではなく、まずは自分で探す努力をしなくてはなりませんね。

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Unknown (toki)
2006-10-13 00:07:49
日本では見たことがないのです。

実は探したことがなかったので、まだ私が知らないだけかもしれませんが。

探せなかったくせに新しいのをご紹介するのはどうかと思いつつなんですが、

同じメーカーの菊花茶は断食明けにとてもお勧めです。

残りの1週間ほどですね。充実した日々を過ごされますよう。

(オハヨーのイチゴヨーグルトは美味しいですよ。あとグアバネクター美味しそう。)
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sumireさんへ (イスハーク)
2006-10-07 23:16:08
以前の日記を読んで頂きありがとうございます。



そうなんです。昨年のロビー展に出品する作品を作っているときに、「なんか違うな」と感じました。



私もsumireさんと同じく、本来は「ひたすら字を書いていればそれで満足」という気持ちなので、ある期日までに人に見せることを目的として作品を作るというのはどうも苦手です。

ただ、出品作品は多い方がいいということですので、枯れ木も山の賑わいとばかりに出品することにしました。

それに目標が無いとだらけがちな人間でもあるので。



同じ理由でアラビア語オリンピックのアラビア書道の部にも二回参加しましたが、やはり違和感は感じました。



さらにトルコ国際コンテストも同じ理由でエントリーしようと思っていましたが、最近ちょっとためらいも感じています。



なんにせよ、アラビア文字を書くこと自体は楽しく続けていきたいです。
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tokiさんへ (イスハーク)
2006-10-07 23:06:01
ああ、なるほど。本当にクワイだったんですね。そう言われてみれば、缶に書いてある絵はクワイっぽいですね。

現地の人に日本語で「クルミです」と言われたのでそう思いこんでいましたが、確かにクワイの方が説得力あります。



ちなみに、これって日本で買えるところはないでしょうか?
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展示会 (sumire)
2006-10-07 11:35:52
以前、イスハークさんは展示会に作品を出された時に何か違和感を覚えた、と書かれていたと思います。私は、教室や自分の部屋でただ無心に筆を動かし、日々の糧としたい言葉を心の中で繰り返し唱える時間となればそれでよい、と考えているので、作品に仕上げるという「作業」の部分が、実は少し辛いです。でも、何はともあれ、多くの方たちにアラビア文字の美しさを見ていただける貴重な機会なのですから、お互いに焦らず頑張りましょうね。
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Unknown (toki)
2006-10-06 00:14:41
Seasonsはマレーシアにいたとき、時々飲んでたので懐かしいです。

写真のは飲んだことないんですが、water chestnutってたしかクワイみたいなものだった気がしますが・・・。
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