“色の話いろいろ”

色には意味があり、使い方次第で印象が良くなります。
「イマイチ」が「素敵」に変わります。

平泉みちのくの浄土展へ

2009-02-04 | 日本の美術品めぐり・鑑賞会

2009/1/22の出来事
福岡市博物館へ行ってきました。
画像は、紺紙金銀字一切経の部分です。
本物は、金と銀の文字が輝いていて、ずっとずっと綺麗です。

色の話ならば、やはりゴールドですね。
光輝く金色堂、地蔵菩薩までもが金箔に覆われ金色堂内に置かれた理由や、さらに棺を金色にしなければならなかった理由など、知れば知るほど関心するばかりでした。
光り輝いた展示品を鑑賞。
�復元された金色堂内陣の巻柱については、螺鈿の技術も素晴らしいですが、蒔絵の技術にも感激です。
�紺紙金銀字一切経(コンシ・キンギンジ・イッサイキョウ)は、金泥と銀泥が現在も変わらずに輝きを色褪せず残すための技術と、その美に驚嘆しました。
�金銅製の華鬘(ケマン)も綺麗でした。迦陵頻迦(カリョウビンガ)文の華鬘など、鋲で留めてあり、彫金工芸の技術に関心。造形がとても美しいですよね。

次回、日本の色めぐり会では、九州国立博物館で開催中の「工芸のいま伝統と創造」展へ出かけます。
太宰府天満宮の梅花も美しく咲く季節です。詳しい内容は⇒こちら

追記
アクロス福岡にて、日本の色めぐり会会員募集のため無料公開講座を行います。
興味のある人は⇒こちらへ伝統色と色彩講座:内容「日本の伝統色のお話」


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