白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

12月10日は新大阪骨董市

2011年12月12日 | 骨董市



めっきり寒くなってきましたね。ここは自宅から近いので苦にはならないですが、
遠方の早出はそろそろ難しくなって来ました。
まあ仕事でもないのでそんなに頑張らなくてもいいんですけど。
この日は隔週で出店する軽トラックのお店が現れる日です。
この日もものすごい人出。人の勢いに押されこの日は何も買うことはありませんでした。
その原因は別のお店で物色していたせいでお店に行くのが遅れたのが原因なんですが。
そのお店がこちら。



ここ最近から出品されている若いお兄さんのお店です。
古美術が中心なんですが、ちょっとだけカメラも段ボールに無造作に出すようになりました。
その中からまず確保したカメラがこちら。



ペンタックススポットマチックFの黒ボディです。F1.4のレンズも付いていたので
つい手が伸びてしまいました。
買ったときは、シャッターを切るとミラーが途中で止まるジャンクでしたが
帰りのクルマの中で何回かシャッターを切ると動き出し、
自宅に帰ってジッポーオイルをちょっとたらすと元気に動き出しました。

でも本命のカメラは他にあって、このお店に着いたときから先客の方が
手に取ってキープされていました。
「あ~タイミングが悪い」と思っていたのですが、
そのお客さん「これ動かんな、なんぼや」
店主「壊れているなら1000円でいいです」
そのお客さん「500円ならんの」
店主「そりゃちょっと無理です」
そのお客さん「ほないらんわ」
と置いて行き、代わりにこちらに権利が回って来ました。
そのカメラがこちら、



ニコンF3アイレベルファインダーです。
軍幹部にちょっとアタリがあったり擦り傷があったりかなり使い込まれた並品です。
たしかに巻き上げ、シャッターが全く切れません。
それにファインダースクリーンも外されていました。
電池式なのでちょっとしたバクチ買いです。

それでこの2台を無事1800円で買うことができました。
自宅に戻り電池を入れてみると、Aモードも問題なく使えるようでした。
スクリーンもF用を昔骨董市で買っていたものを探して、
装着するとくっきりはっきり見えるようになりました。
発売当時はデザインが嫌いで使う機会もなかったのですが、
触ってみると巻き上げもスムーズだし、シャッターフィーリングも
なかなかいいものですね。これもちょっとフィルムを入れて撮ってみようと
思います。ちょっと早起きは三文の得のひとときでした。