白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

9月27日はなんでも四日市(骨董市)

2009年09月29日 | 骨董市
日曜日は見たい展覧会が愛知県で開催されていたので、
ついでに毎月最終日曜日に行われる三重県四日市の「なんでも四日市」に寄ってきました。



近鉄四日市から少し歩いた商店街で開催される骨董市です。
規模としては70~80店舗ぐらいが出ます。
さすがにここまでくると骨董市で見かける常連さんは見かけませんね。
お店を出している方も関西では見かけない方ばかりなので、
出している品の傾向が違って、東海地方ならではのご当地もの(時計、古い刷り物)が
多いのも特徴です。それに全体的に安いのも大きな魅力。


カメラを専門に出しているお店が多いのも特徴です。
このお店は全部OH済のピカピカしか並べないお店で、他の骨董市で買うより
3割ほど高いけど、中古カメラ屋よりは3割安いお店と言う感じでしょうか。
でも今日はペンタックスやキャノン、ミノルタばかりであまり欲しいものはありませんでした。


このお店は店主の趣味性がかなり高く、マニアックなカメラばかり出している
お店です。おそらく自分のコレクションをばら売りしているんじゃないかと
思う品揃えです。欲しいものはありませんでしたが。

他にも数店ほどカメラばっかりのところがあるのですが、この日は見かけませんでした。


昔は東海地方には福助さんが多かったのですが、
福助さんはここぐらいしかありませんでした。福助少なくなりましたね。


今回はこのお店で買いました。
ここは画像で見ての通りゴミ袋で無造作に広げているお店ですが、
無造作にライカやロレックスなんかがゴミ袋に転がっているすごいお店です。
ここは常連さんが優先されるお店なので、
まずは常連さんがチェックをしてその後にやっと見ることができるお店です。
カメラ類は常連さんがいつまでも見ていたので、
今回は時間の都合上見れず、今日は久しぶりに時計を買いました。


まずはオリエントのAAAです。この時代のオリエントの造りはずっしり重く
質感も高いので好きな時計です。これはデザインが大人しいのとキズがあるので
常連さんが譲ってくれました。


次がセイコーがその昔、学生用に廉価で販売されていた「スクールタイム」という
手巻き時計のブランドがあったのですが、これはブランドの最後の方に販売された
スクールタイムGTというミリタリーっぽい時計です。
学生用ということもあってか文字盤が見やすく、使いやすい時計です。
時計マニアに方はこんな時計に見向きもしないので有り難く私が引き取りました。

この2点で値段交渉です。いつも行く新大阪骨董市で買う相場なら大体2つで最低5000円は取られます。
おそるおそる値段を聞くと「いくらがいいの、言ってみや」と名古屋弁が返ってきました。
そんなこと言われてもなと考えていると知らぬ間に常連さんがまわりに
集まり、「そうやな~」とか「オリエントか~」とか変に場が盛り上がってしまいました。
それで「じゃ3000円でどうですか」と聞くと
「オリエントやで」「そうりゃきついわ」と名古屋弁が返ってきました。
そんなこんなで結局3500円で購入することができました。


これで終わりと、クルマに戻る時に遅れてきた古民芸のお店があり
見ていると箱にいくつか腕時計が。
動いているものやら壊れているもの、デジタルまでいろいろありました。
ここは欲しい時計を指定して値段を聞くと足下を見られて高くなってしまうので
「この箱の時計一ついくらですか」と聞くと
「800円でいいよ」のお答えが。
別になんてことのないスポーツマチックですが、グレーの文字盤がキレイだったので
結局他のものと抱き合わせで500円で買うことができました。
買った時は風防がキズだらけでかわいそうな状態でしたが、
家に帰って磨くとキレイになりました。

今日朝に3つの時計の時刻を見るとどれも正確な時を刻んでいたので一安心。
このあと行った展覧会やなんかはまた後ほどアップします。