白い影

日々 想う コト・モノを語ります。

東寺の弘法さんに行ってました。

2012年02月02日 | 骨董市



アップするのを忘れていたものです。
今月21日の東寺の弘法さん。普段は21日と言えば大阪の四天王寺に行っているのですが、
この日は四天王寺に全然いいものがなくて、
ちょうど京都で打ち合わせがあったので終わり間際の3時頃雨がシトシト降っているなか
ちょっとだけ見てきました。
普段ならこんな時間にいいものなんてある筈はないんですが
雨のおかげなのかこの日はジャンクの時計ばかり一つのお店で買ってしまいました。
一つ千円、合計五千円。どれもジャンクばかりなので安いのか、高いのか…



まずはウォルサムの懐中時計です。外観もものぐごくコンデションも良くて
ムーブメントも19石のピッカピカのですが、テンプの天真がちびっていて
ひっくり返すと止まってしまいます。
うまく部品が家にあれば動くかなとまずはお買い上げ。



2つ目がセイコーの古い海中時計「グランドエンパイヤ」です。このグレート銘はホントに見かけないもので
ケースも銀製でこのあと磨くとピッカピカになりました。文字盤もキレイ。
じゃなんでジャンクなのかというと、この時計テンプがありません。当然動きません。
部品取りですね。



3つ目が、シチズンの音叉時計です。この時計も当然ジャンクでリューズが抜けてしまいます。
でも電池を入れると音叉特有の「キューン」と音がするので動くかもしれません。



4つ目が、ユニバーサル・ジュネーブの手巻時計です。ベルトも純正、
文字盤も画像を見るとコンデションが悪そうに見えますが、文字盤内のホコリだけで
筆でさっと拭くとキレイになりました。
でもジャンクの原因はリューズからの水の浸入です。
機械をみると動きそうだけど、リューズ周りのサビをなんとかしないといけません。



最後がオリエントの「フレッシュマンオリエント」です。
これもジャンクでテンプ折れでしたが、ちょうど同じ部品があったので
取り替えるとこれは無事動きました。

こんなジャンクばっかり買ってどうするの?という一日でした。

1月28日は大須観音骨董市

2012年01月28日 | 骨董市



いつもなら土曜日の朝は新大阪の骨董市に顔を出すのですが、
今日は彦根で仕事の打合せがあったので、
ちょっと足をのばして、大須観音で開催されている骨董市に行ってきました。
足をのばして行っただけあって早朝には間に合わず、
おそらく業者さんの買い付けは一段落ついた後だったのですが
なかなか面白いモノが買えました。
今回はひとつのお店だけの買い物です。
無造作に並べられている段ボールを一つずつ見て行くのですが、
結構カメラ関係がごろごろあって、とりあえず何個か抱えて店主の先に向かいました。

「これでいくらになりますか?」
「ああこのレンズ高いんや、んんん」と考え始め
少しのひととき価格交渉の末、7000円で購入することができました。
そのときは少し高かったのかなと思っていましたが、
自宅に帰って少しネットで調べてみると以外に希少性の高いモノも
混じっていてちょっといい買い物でした。
それがこちら、



まずはS用のNikon 5cm f2用のフードです。
おそらく業者さんはレンズを買っていったんじゃないかと思います。
その残骸に転がっていました。
つぎが、



ドイツ製GOSSEN LUNASIX Fメーターです。
これ見た目も持ってみてもおもちゃっぽい感じがしてGOSSENじゃなかったら
絶対買わないだろうと思う品でした。
まあ1000円ぐらいの値打ちかなと思っていましたが、
発売当時は4万以上もしたのが分かりました。
絶対こんな値段で買わない品です。
でも機能面で値打ちがあるのか、そもそも使い方がいまいちよくわからないので
なんとも言えませんね。
そして次が、



こんなケースに入っていました。ニコンのレンズだけはこの時点で分かりました。
中を開けると、



Ai Nikkor 20mm F4でした。F値が暗いレンズですが標準レンズのようにコンパクトなので
使い勝手が良さそうです。なにより24mm以下の広角を持っていなかったのでちょっと嬉しかったです。
そして店主が「ちょっとこのレンズ高いんや」と言われたレンズがこちら



こんなボロボロのケースに入っていました。最初は単なる望遠系のレンズだと思って
中も見ないでいたのですが、蓋と本体の留め金が普通のホックとは違い、
特殊な金具だったので一応開けてみると、



中には90ミリものレンズキャップがついていました。それになにより重い!
かぶせタイプのレンズキャップを外してみると、



こんなのが出て来ました。「NIKKOR QD・C Auto 15mm f5.6」です。
ものすごい存在感のある前玉に圧倒されるレンズです。
でもこのときこのレンズの知識なんてなくて「フィッシュアイレンズ」だと思い
「おもしろいな」ぐらいで買ったのですがこのレンズ…
自宅のカメラに取り付けてファインダーを覗くと、
ヨスミが歪んで見えないんです。ちょっと驚きでした。
他にフィルターも内蔵してあり、赤・オレンジ・イエローとレンズ内にセットできるようにしてあります。
その上Ai改仕様で、デジイチでも使えそうです。
これもネットで調べてみるとものすごい中古価格になっていて
「気安く使えないや」とちょっとびびってしまう一品でした。

都会の片隅で

2012年01月25日 | 今日のわんこ・ねこ


今日は25日、北野天満宮の骨董市でしたね。
ただ外があまりに寒すぎて行きませんでした。ああ行きたかったな。


ポップでカワイイこけしの世界~kokeshi pop

2012年01月16日 | デザインの仕事


昨日梅田で仕事の打合せがあり、ちょっと空き時間が出来たので
梅田ロフトで開催されている「ポップでカワイイこけしの世界~kokeshi pop」を見て来ました。
骨董市なんかでも時々店先に売っていましたが、今まで手に取ることがありませんでした。
でも今回展示されている品々を見ていると、お土産やさんで売っているこけしとは違い、
作家の個性と、郷土で培われて来た様式美が独特で、
改めてこけしのおもしろさに開眼してしまいました。
近々お買い物の報告があるかもしれませんね。

1月8日は姫路カーペンター骨董市

2012年01月09日 | 骨董市



新春からどういうわけか仕事ばかりで、昨日の新大阪骨董市は行けなかったので
第二土曜日に開催される姫路カーペンター骨董市に行ってきました。
画像は12月の会場のものです。
早起きがつらくてデジカメを持っていくのをすっかり忘れたので‥
この日は年明け一回目のせいなのかあまり買いたくなるものがありませんでした。
なので早々に退散して近くの喫茶店でモーニング。
そのまま移動しようかと思いましたが、
「念のためちょっとだけ」と10時ごろにもう一度会場に行ってみると
遅刻気味のお店がありそこでこれを買いました。



キャノンFD50mmF1.4です。特に珍しくもなく比較的骨董市でもよく見かけますが
なぜかこのレンズに縁がなく自宅にあるT90にちょうどいいかと思い購入。

そのカメラ類のかたまりとは離れてぽつんと置いてあったカメラが気になり手に取ったのがこちら。



ニコンのカメラには間違いないよいうです。
またニコマートかFEぐらいかなと思いましたが
ストラップの雰囲気からもう少し上位機種かなと思いカバーを開けると



ニコンF2が出てきました。それもフォトミックSですね。
Sは持ったことがないのでちょっと興味深々です。
トップにちょっとアタリがありますが動作は問題ないようです。
でも問題はお値段。恐る恐る聞いてみると「1万円」
やっぱりそれぐらいしますよね。
「いくらぐらい考えてたの」と聞かれたのでお値段言うと 
「それなら8千円ちょうだい」と言われたので
「それならおまけにこのレンズつけてもらえますか」
「ああレンズならいいよ」
ということで無事購入することができました。
年末に買ったF3と合わせて一気にニコンファミリーが充実してきました。


12月11日は姫路カーペンター骨董市

2011年12月13日 | 骨董市



この日は丹波方面で整骨院をされているところに整体をやってもらうことに
なっていたので、久しぶりに早起きをして姫路で毎月一回開催される
カーペンター骨董市に行ってきました。
この骨董市、会場のトラブルで一時いろんなところで開催されたり中止に
なったりで不安定でしたが先月よりようやくこの場所にひとまず落ち着いたようです。
今回は珍しく同じお店ばかりで、時計・万年筆・レンズと買いました。
なんでも全て同じお家から出たモノらしく、この日がうぶだし初日だとのことで
なかなかいいモノを手に入れたんじゃないかなと思います。
まず最初に買ったのが時計です。
ビニール袋の中に無造作に掘り込まれていて
「見ていいですか」と声を店主にかけると
「ああ出して遠慮なく見て」と言われたので広げてみた中で4つほど購入しました。
お値段、クォーツは1000円、自動巻は2000円とシンプルな価格らしく
4つで6000円だったのですが5000円にしてもらいました。
それがこちら。



セイコーのオールドデジタル「データバンクカレンダー」です。
まだ電池を入れていないのでそもそも動くのか分からないのですが…
どうもオールドデジタルは欲しくなってしまいます。
次が同じセイコーの、



ベルマチック27石です。ちゃんとベルも鳴ってカレンダーも動いたので使えそうです。
黒文字盤を見るとまたほしくなってしまうんですよね。
そして次が、悩んで買って大失敗の時計がこちら。



ポルシェデザインのIWCクォーツです。本物なら…
実は真っ赤な偽物で、見抜けない自分の見る目の無さに反省の時計です。
まあ1000円であるわけないですよね、IWCが。
それで最後の時計も、かなり悩んで買った時計です。
まず時計に書いてあるブランドが全く知らなく、
ベルトも安っぽく感じ、ケースもちゃちな感じして、
機械も中国製かなと耳を澄ますと安っぽい音がするし…
「でもクロノグラフで機械式なら中国製はないかな…」と
思って買った時計がこちら、



ALFEXのクロノグラフです。この時計、
後日時計の修理を習っている方に裏蓋をあけて見てもらうと
ETAのムーブメントが入っていました。
「ベルトもエナメル加工の立派なものやし、時計の重さでいいものかわからんとあかん」
と有り難い注意を受けました。
なんでもこの会社は1948年創業の比較的新しいスイスの時計メーカーでした。
まだまだ知らないメーカーがあるもんですね。

これらの時計を買った後、クルマで会場を後にして
近所の喫茶店でモーニングを食べて再び会場に戻ると、
さっき時計を買ったお店がまた新しい商品を並べたようで、これを買いました。



デットストックのアーミー用の時計ベルトと古いプラチナの万年筆です。



帰ってからネットで調べてみると28年発売の10年ペンと言われているもので
そんなに高級品ではないようですが、なかなかいい手触りです。
中のインクゴムも劣化していないし、
今度ペンクリニックに持って行って調整してもらおうと思います。
これで買い物も終わりと、ペンとベルトの代金2000円を払おうとすると
店主の携帯が鳴り少し待ちぼうけをしている間、なにげなく売り物を見ていると
ふと目に留まるレンズがあったので
「これもちょうだい」と言って1500円を足して買ったのがこちら。



待ちぼうけをくわなかったら気がつかないほどの箱です。でも開けてみると



こんな元箱が現れました。レンズ好きならズノーブランドならクラっとしますよね。



中身はこんな感じ、ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 f=6.5mmでした。
ペンタックスQも持っていないのにDマウントなんて使い道がないのですが
いつか使えるかなと思い、買ってしまいました。

でもこの日はオチがあり、骨董市を楽しんでいるときに携帯がなり
予定が急遽入って整体が出来ないと言われました。
「家を出る前に電話しようと思ってな…」と言われましたが、
もう姫路に来てると言えず、帰りに産直で野菜等を買ってとぼとぼ帰りました。

12月10日は新大阪骨董市

2011年12月12日 | 骨董市



めっきり寒くなってきましたね。ここは自宅から近いので苦にはならないですが、
遠方の早出はそろそろ難しくなって来ました。
まあ仕事でもないのでそんなに頑張らなくてもいいんですけど。
この日は隔週で出店する軽トラックのお店が現れる日です。
この日もものすごい人出。人の勢いに押されこの日は何も買うことはありませんでした。
その原因は別のお店で物色していたせいでお店に行くのが遅れたのが原因なんですが。
そのお店がこちら。



ここ最近から出品されている若いお兄さんのお店です。
古美術が中心なんですが、ちょっとだけカメラも段ボールに無造作に出すようになりました。
その中からまず確保したカメラがこちら。



ペンタックススポットマチックFの黒ボディです。F1.4のレンズも付いていたので
つい手が伸びてしまいました。
買ったときは、シャッターを切るとミラーが途中で止まるジャンクでしたが
帰りのクルマの中で何回かシャッターを切ると動き出し、
自宅に帰ってジッポーオイルをちょっとたらすと元気に動き出しました。

でも本命のカメラは他にあって、このお店に着いたときから先客の方が
手に取ってキープされていました。
「あ~タイミングが悪い」と思っていたのですが、
そのお客さん「これ動かんな、なんぼや」
店主「壊れているなら1000円でいいです」
そのお客さん「500円ならんの」
店主「そりゃちょっと無理です」
そのお客さん「ほないらんわ」
と置いて行き、代わりにこちらに権利が回って来ました。
そのカメラがこちら、



ニコンF3アイレベルファインダーです。
軍幹部にちょっとアタリがあったり擦り傷があったりかなり使い込まれた並品です。
たしかに巻き上げ、シャッターが全く切れません。
それにファインダースクリーンも外されていました。
電池式なのでちょっとしたバクチ買いです。

それでこの2台を無事1800円で買うことができました。
自宅に戻り電池を入れてみると、Aモードも問題なく使えるようでした。
スクリーンもF用を昔骨董市で買っていたものを探して、
装着するとくっきりはっきり見えるようになりました。
発売当時はデザインが嫌いで使う機会もなかったのですが、
触ってみると巻き上げもスムーズだし、シャッターフィーリングも
なかなかいいものですね。これもちょっとフィルムを入れて撮ってみようと
思います。ちょっと早起きは三文の得のひとときでした。

10月30日はなんでも四日市

2011年11月03日 | 骨董市



最近仕事がバタバタしていまして、すっかりブログの更新がおろそかになっていましたね。
でも仕事もようやくヤマ場が過ぎたので、
久しぶりに四日市で開催されている「なんでも四日市」に行ってきました。
この骨董市は他の骨董市とは違い
業者の方も買い付け目的来店が少ないので
比較的のんびり見ることができます。
今回はカメラばかりいろいろと買いました。

まず1台目。クルマを止めて最初のお店にカメラがありました。
ペトリの黒い一眼とウォルサムの懐中時計と一緒に置いてありました。
それがこちら、



東京光学「プリモフレックスオートマット」です。
2眼レフでは最後の方に発売されたモデルで全体の造りも立派なモノです。
お値段はボディにシールが貼ってあり4500円。
「4500円…」とつぶやくと「それ安くしとく、最初のお客さんやから」と
3000円で買わせていただきました。

その後別のお店をブラブラ見ていると、いつもは古美術品を中心に扱っているお店が
めずらしくカメラを売っていました。
それがこちら、


段ボールに「500円」と書かれ無造作にカメラが数台放り込まれていました。
その中から2台を購入しました。それがこちら、



1台目が「オリンパスペンS」比較的初期のモデルのようです。
カメラ本体も珍しいですが、それよりレンズに装着されているレンズフード。
しっかりした金属製の造りの良いフードです。
もしかするとカメラよりこちらのほうが値打ちがあるかもしれませんね。

そしてもう1台がこちら、



これは骨董市では珍しい「Nikonニコノス2型」です。
店主は「全然使い方がわからん」とおっしゃっていたので、
カメラを見てみるとシャッターロックがかかっていました。
ロックレバーを解除をしてシャッターを押すと無事作動しました。
「使えるようですよ」と店主に伝えて「よかったですね」とおっしゃって
無事2台で1000円で買うことができました。

その後1時間近くブラブラしていて、「さあ帰ろうか」と
クルマに戻る道を歩くと、さきほど2台のカメラを買ったお店が
一眼レフを2台ほど追加で出品されていました。
そのうちの1台を買ったのですが、それがこちら



Nikonの電子制御一眼レフ「FE2」です。
FEは使ったことがあったのですが、FE2は初めてです。
もう1台はちなみにNikonF501でした。
手に取って動くか確かめようとすると
さすがに電池切れで動きません。店主も「動かんやろ」の一言。
「動くかどうか遊ぶだけでも楽しいからいくらですか」と聞くと
「1000円でいいよ」の一言。その瞬間まわりの4、5名ほどの常連さんが
「ニコンが1000円!そりゃ安いわ、安すぎるわ」の大合唱。
でも店主の方は「安くてよろこんでもらったらそれでええ」と言われ
1000円で買うことができました。
帰りに100円ショップに寄ってLR44を2個入れてみたところ無事作動しました。
ちょっとフィルムを詰めてしばらく楽しんでみようと思います。











10月2日は東寺ガラクタ市

2011年10月05日 | 骨董市



最近めっきり朝が冷え込んできましたね。だんだん朝早くの骨董市もつらくなってきました。
この日も朝からぶるぶる震えるぐらいの寒さ。
行こうかどうか悩みましたが、結果的に行ってよかった結果になりました。
今回はカメラ関係の収穫報告を。

上の画像のお店で初めて購入しました。
ここの店主はいささか癖があって、良いモノを揃えているのですが
少々おっかなく、値引も難しく、値段が高いので
業者の買い付けの方もあまり立ち寄らないお店です。
僕も前を通り過ぎようとしましたが、たまたま白い紙袋が陳列前の荷物の中に見えたので
「一応見ておこうかな」と覗いたらカメラが入っていた次第です。

中にはカメラが2台、レンズが1個入っていて、
「この紙袋のカメラいくらですか」と聞くと「バラ売りができん」「まとめて」と言われてしまいました。
お値段ちょうど1万円。こんなにカメラはいらないと言ってもダメで、当然値引きもダメで、
「まだ店の出す前やからあんたが最初のお客やから無理して売るつもりないんよ」の駄目押し。

いつもなら諦めるのですが今回久しぶりに大金で買ってしまいました。
それがこちら。



広角レンズ付のミノルタSRT101です。こんなもの欲しくはないんです。



次がヤシカJ-5。これはオートヤシノンレンズがちょっと魅力的です。銀鏡胴のレンズはあまり見かけませんからね。
2台とも動作は問題なく、レンズも黴等なくキレイなものでした。

でも今回買った一番の理由はこれが入っていたからです。長年欲しいと思いながら出会えなかったこれです。



そうです。ミノルタの名玉、MC ROKKOR -PG 1:1.2 f=58mm
このレンズは長年欲しかったレンズです。ほとんどスレもなく、
レンズ自体もこの時代特有の黄色変色もあまりありませんでした。
ああ早くフィルムを詰めて、このレンズで撮影したいものです。

亀岡の夕日

2011年09月24日 | 今日のわんこ・ねこ


こんな夕日を…



こんな猫と一緒に眺めていました。



9月20日は四天王寺秋季彼岸会

2011年09月21日 | 骨董市

四天王寺で開催される骨董市は
毎月21日なのですが、お彼岸だけ9月20日から25日まで5日間も開催されます。
ただ5日間ともなれば出品料もそれだけらしく9月だけお店の数がぐっと少なくなります。
加えて台風が関西を直撃しているダブルパンチで朝から大雨。
当然骨董市に朝から行くことなんてなかったのですが、
仕事の打合せの帰りお昼休みに通りがかったので
「どうかな~」とのぞいてきました。

会場の画像はありません。なんせ大雨ですから。
でもこんな天候の中、数店営業をされていました。
そんな中からこんなものを買いました。



バルナックライカの汎用カメラケースです。
自宅に古いLeicaがあるので買ってしまいました。
肩ひももすり切れておらず、ケースのコンディションもまずまずキレイです。
でもなんといってもこの少し小豆色がかった色目の美しいこと。
一般的にはブラウン革が普通なのですが、これはちょっと存在感があってモダンな感じです。

天気が良かったら朝一番に無くなっていたでしょうね。
お昼ご飯より安いちょっとした買い物でした。

9月11日は姫路青空マーケット

2011年09月16日 | 骨董市

長らく仕事がバタバタしておりまして
すっかり更新をさぼっていました。さぼっている間もちょくちょくとは骨董市にも顔を出していたので
ちょっとずつ戦利品を紹介していこうかと思います。
今回は先週の日曜に開催された姫路青空マーケットです。
ここは月2回開催されているらしく、姫路城の真ん前の公園で行われています。
ちょうど食料やなんか買い出しに西側に向かったのでちょっと朝に立ち寄ったときの報告です。

でもデジカメを持ってくのを忘れてしまったので会場の画像はありません。
では今回買ったのはこれです。



植田正治写真集「音のない記憶」です。
植田正治氏とは鳥取砂丘を舞台とした人物写真が有名で、大山の麓には植田正治写真美術館があり、
もう何度も足を運んでいるぐらい大好きな写真家です。

でもこの写真集に収められているヨーロッパ編の写真は見たことがなく、
写真集自体も絶版でいつかは見たいと思っていた作品群です。



今回始めてヨーロッパで撮影された写真を見たのですが、やっぱり植田正治は植田正治でしたね。
撮影の舞台が変わっても、気になる対象・画角は日本で撮影されたものとあまり印象は変わりませんでした。
静かで人に向ける愛情があふれていて素晴らしい写真の数々でした。

そしてこの写真集…



なんと買ったときはわからなかったのですが、植田正治氏の直筆サイン入りです。

この本、古道具が雑然と並んだお店の店頭に何冊か積んであった一冊です。
お値段聞くと、そもそも写真集なんかに興味がないらしく1時間の駐車料並みの価格で買うことができました。
地方の骨董市は楽しいですね。


骨董市でお買い物(時計編)

2011年06月28日 | 骨董市



いつもは何処の骨董市に行ったか書いているんだけど、
この骨董市はあまり買い付け業者の方が少なく
のどかでどのお店もお値段安価なので場所はご勘弁を。

今回は2店舗でいろいろ買いましたが、今回は時計を買ったお店を紹介します。
このお店は他のお店より少し遅めに会場に現れますが、
クルマが着くなりすごい人だかりになります。
商品は書画骨董類から、女性に人気のサビサビものからプラモデル、モデルガン、古民具
カメラ、時計までバラエティ豊かでクオリティもかなりハイレベルの品揃えです。
ただこのお店の欠点は全て箱買いが前提なこと。
画像にあるかごや段ボール単位で買わないといけません。
なのでプラモデルならかごごと10個ぐらい買わないといけません。
なので僕がほしいカメラや時計も当然箱単位。
ほしいもののためにその他のどうでもいいものまで買わないといけないのが難点ですね。

この日もお客さんが取り囲む中、商品がズラーと並びましたが
店主がいいと言うまで手に取ることもダメなお店です。
この日は運良く僕の手前に時計のカタマリがあったので買うことができました。



それがこちら。値札がついていますがこれが一箱のお値段です。中にあった時計は、



まずはシチズン自動巻ダンディセブン。いつ見てもダンディセブンは変なデザインが多いですね。
そりゃ当時クリスタルセブンと比べると売れなかった訳です。



次が同じくシチズン手巻き時計「シチズンエース23石」です。
文字盤周辺に腐食が少しありますがびっくりするぐらい時間が合います。
昔のものでもいいパーツを使ったものは長持ちしますね。



これはおそらくスイス製と思われる「EDWARD」というメーカーのスモセコ時計です。
長針がないのでどこかのジャンクから探さないといけませんが正確に動いています。



これはどうでもいいアルバクォーツです。なので買ったままなにもキレイにしていません。



これはシチズン初期の高級クォーツとして売り出された「シチズンクリストロン」です。
まあ今では100円ショップでもクォーツなら買える世の中になりましたが
当時はびっくりするぐらい高かった時計です。
ちょっと動きが不安定でしたがなんとか動きました。



最後がこちらスイス製自動巻「RADO VOYAGER」です。
この時代のラドーは過度なデコラティブじゃなくて
モダンでいいデザインですね。時計の格としてはオメガやロレックスの
足下にも及びませんが好きなんですよラドーは。

こんなに時計ばっかり買ってどうするのと突っ込みが入りそうですが、
毎日日替わりで買ったモノを磨いて愛用しています。


飼い主待ちのワンコ

2011年06月16日 | 仕事場


仕事の打合せでとめたパーキングに向かったときに
「なにか視線を感じるな」と思って振り返ったときのヒトコマ。

6月5日は東寺ガラクタ市

2011年06月08日 | 骨董市



梅雨まっただ中で毎日雨ばっかりだったのですが、この日は午前中だけ天気がよかったので
東寺のガラクタ市に行ってきました。

この日はちょっとめずらしく早起きが出来て早めに行ったので
それなりの収穫がありました。



まずはこのお店。普段はカメラ類なんて出ないお店ですが、
たまたま初だしが出たとかで段ボールにカメラがちらほら。
ペンタックスMEFに変なカタチのAFレンズ付のおもしろいものもありましたが
これを買いました。



コニカオートレックスです。ハーフとフルサイズに切り替えが出来る一眼レフですね。
すでに黒とシルバーの2台を所有しているのですが、
これは『P」仕様。露出計もない完全マニュアル一眼です。買ったときはシャッターの調子が
悪かったのですが注油で無事直りました。お値段1500円



次はこのお店。このお店はなかなかセレクトがセンスよくていい目の肥やしにさせてもらってます。
ただ少しお値段お高め。でも時計とカメラだけはリーズナブルに買うことができるお店です。
今回はこれを買いました。



ヤシカの8ミリカメラなんかについているDマウントのズノーレンズです。Cマウントならびっくり値段ですが
Dマウントなら安価で手に入ります。



次がポケ単と呼ばれるコダックの蛇腹カメラです。ベスト判だったかな?
小さめのフィルムを使うカメラなのでコンパクトでとてもかわいく造りもよいカメラです。
お値段これ2つで1000円でした。

その後ぶらぶらしていて普段あまり見ない西洋アンティーク専門らしきお店の店頭に
時計がいくつかありお値段聞くと
「動いてる?」聞かれたので「ひとつは動いてなくて、もうひとつは秒針がないタイプだからわからない」
と言うと「2つで1000円でいいわ」というので買ったモノがコレです。



セイコー初期のワンピース仕様「ロードマチック」と「エテルナマチック」レディース時計です。
エテルナの方は静かな場所でリューズをまわすと動き出しました。
ロードマチックは風防と時計が合っていないのか風防を外すと元気に動き出しました。

まずまず楽しめた骨董市でした。