「笑いで広がる商いの道」~不況に立ち向かう営業術高座

2008年11月20日 | インソースの公開講座情報

今回は、Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」
に選出された

ベテラン落語家・桂小春團治氏

が登場する特別講座をご紹介いたします。
あわせて桂氏のインタビュー記事も掲載いたしますので、どうぞお楽しみくださいませ。

インソースでは、今年の7月に落語家の桂小春団治師匠をお迎えし、「大喜利ワーク」など、従来にはない
新しい手法と切り口から、メンタルヘルスの公開講座を実施し、ご好評をいただきました。
折しも経済危機が叫ばれる今、営業の難しさと重要性を改めて感じておられるご担当者様も多いのではないかと思います。

そこでインソースでは、落語家・桂小春團治師匠にご登場いただき、
「笑いで広がる商いの道」と銘打った、
不況に立ち向かう営業術高座」を緊急開催いたします。
゜:.*。・。+.゜・。゜.:。*゜・。.゜。:・+゜・。:゜・。゜.。゜・。+。


゜:.*。・。+.゜・。゜.:。*゜・。.゜。:・+゜・。:゜・。゜.。゜・。+。
「桂小春團治氏インタビュー記事」

■海外で落語を公演する難しさ

------------今までされてきたお仕事のお話から聞かせていただけますか?

8年ぐらい前から、国内だけではなく、海外でも落語の公演を行ってきました。私の場合は、様々な国で、大阪弁のまま、字幕を使いながら公演をしています。
海外で落語を行うときには、その良さを理解していただくために様々な問題があります。

◆日本の芸能として、能や歌舞伎、狂言は海外でも良く知られています。
これらの芸能は、言葉が通じなくても、日本独特の「様式美」や独特の宇宙観をお客さまに感じていただくことができますが、
落語の場合は、やはり言葉で勝負する部分が大きいので、その分、理解していただくのが大変です。
また、日本人は、夜遅くまで仕事をして冗談一つ言わない「ワーク・ア・ホリック」(仕事馬鹿)な
人種というイメージが海外では強いので、日本人とジョークが結びつかないということもあります。
さらに、笑いのスタイルとしても、外国でコメディというと、スタンドアップコメディーが中心ですが、落語は座って行うので、スタイル的にもなじみがない。

そのような中で、「日本の古典のコメディーです」という形で落語を紹介しても、外国人の想像の範疇を超えているため、
食いつきが悪いです。 
全く異質のコメディーということでも難しいのに、加えて、「字幕で本当に笑えるんかい」という心配もある。

 (中略)

これまで、ブロードウェイで3日間の講演をはじめ、現在まで10数カ国で講演をしていますが、
字幕でも日本と同じように笑い声が返ってきます。

------------お客さんの雰囲気などを見極めるテクニックなどはありますか?

◆どのような場でもある程度通用する話しの「つかみ」みたいなものはありますが、確実にどこでも当てはまるものはありませんね。

大阪の場合は東京の場合と違って、相手のことをくさして笑いにする所があります。私も、捨て身技ではありますが、
お客さんの雰囲気を見極めるために、あえてブラックジョークを言って、どの程度まで許容されるかということを確かめるということをします。
例えば、よくパーティの席で、落語を頼まれることがありますが、会社のパーティだと男の方が参加していることが多いです。そこに出て行って、
「ほんまに、今日のお客さんはおっさんばっかりですね」と言ってみることもあります。全くスベッてしまってラインの見極めに失敗することも
ありますが、逆に、それで笑っていただければ、この辺まで許容してくれるお客さんということで、雰囲気をつかむことができます。
--------------相手をほめる際に効果的な着目点などはありますか?

◆人間は、真ん中をつかれても、あまり心が動きませんが、相手がそんなこと言われたことないというようなすみっこの所で不意をつかれると、
「ああやられた」と思います。相手が「やられた」と思わせるポイントつけることができれば、相手の心をつかんだということになります。


☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:・:--☆--
■11月27日(木)9:30~15:30
『不況に克つ!落語に学ぶ営業開拓研修~笑いで広がる商いの道』
--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:--☆--:・:・:--☆--:

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。



最新の画像もっと見る