Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
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僕のストラトにはフロント、リアともに
DuncanのSSL-4がついていた。

 現在、発売されているRitchie Blackmore
モデルにもこのピックアップが付いているし
長年このピックアップをRitchieが使っている
ものだと思っていた。

 ところがよくよく調べてみると、実は
Ritchieが使っていたのは、Schecterの
F-500で、確かに今まで読んだ、
RitchieのインタビューでもSchecter
だと言ったことはあってもDuncanだと
言ったことは無かった。

 Duncanだと言われるようになったのは
F-500が短期間で製造中止になった
のに対してSSL-4は今日でも製造販売が
続いていて、しかも外観がそっくりだから
だろう。

 ネット上では何人かの人がSSL-4
とF-500を使い比べるとRitchieの
音が出たのはF-500の方だったと、
書いているし、僕自身SSL-4を使ってみた
が、正直、Ritchieの音に全然似ていない。

 アンプも違うし、おそらくRitchieの
ギターはアッシュ材であろうと思われるの
に対して僕のギターはアルダー材なので
そっくりにならないのは当然としても、
似てなさすぎる。

 結論。RitchieはSSL-4は使って
いない!!!!

 ただし、Ritchieが使ってないから
SSL-4がダメだというわけではなく、
このピックアップはフロントに着けると
甘くパワフルな音がなかなか個性的でいい。
 ところがリアに着けるとフロントに比べると
どうもパワーもなく弱弱しく細い音だ。

 そこで問題なのが通常のシングルコイルの
2倍ものパワーをもつといわれるSSL-4
よりハイパワーなシングルコイルピックアップ
は存在するのかということだ。
DimarzioのHPには各ピックアップの出力比較
が書かれているがDuncanにはこれがないので
SSL-4がDimarzioならどのピックアップに
相当するのか、DuncanでSSL-4より出力が
あるものがあるのかもサッパリわからない。

 抵抗値とマグネットの材質である程度
予測が出来そうだがDimarzioの表では
必ずしも抵抗値が大きい=出力が大きい
でもなさそうだ。

 それとSchecterF-500に似ている太い
ポールピースのルックスにも、こだわり
たい。
Ritchieが使ってないと判った以上、
別にDuncanにこだわる理由はないので
他のメーカーで外観が似ていてハイパワー
なピックアップはないものか、と調べて
いたら、RioGrandeのStellyという
ピックアップが見つかった。




 ポールピースが少し細いけど、
カバーなしでそっくりだ。

 これでハイパワーなら問題なしなの
だが、RioGrandeのシングルでは最強
と書かれているだけで、Duncanと比較
する材料がない。マグネットは同じ
アルニコ5で抵抗値はSSL-4の13.3.
にたいしてStellyは8.6。随分小さい
値だが大丈夫か?

 しかもネットを調べてみても、
使っている人がもの凄く少ないらしく
レビューらしいものは1件しか
みつけられなかった。

 どうしたものか?

たいして高いものでもないので
買ってつけてしまえ!

 っていうか着けてみないと
気がすまないわけだ。


Before

After

 結果

まだ昨日着けたばかりなので、
いろんな状況で試してないが、
印象としては、外観も似ている
けど、音もそっくり。

 変える必要あったか?

 でも少しStellyの方が音が
太い気がしなくもない。


コメント ( 2 )
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