おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

名古屋市役所本庁舎の見学

2012-10-26 00:38:44 | 歩いて知る

今日は歩いて知ろう会から「名古屋市役所本庁舎」を見学に出かけた。
地下鉄・市役所駅は1ケ月に3~4回程、下車するが市役所を訪れる用事はほとんどない。
市議会の様子などTVニュースで目にするくらいだ。

建物は昭和8年完成、昭和25年に一部増築され鉄骨・鉄筋コンクリート造の駆体の上に
日本的な屋根を乗せた代表的な建物の一つだそうだ。
正面玄関を入り、総務課の担当者の案内に従って、仕事中の職員の方の邪魔にならない様、
すべてに、大声の会話を慎むよう注意があり、廊下の端を歩く。

内部は「華麗なる一族」や「素敵な金縛り」などテレビドラマや映画のロケ場所として撮影に
使われることも多く、それも市の収入の一部とか。
全国的にも珍しい円形の市議会会議場(これはどんなに意見が対立しても丸く納めるように
との意味があるそうだ)・市長が来客を迎える際に使用されている貴賓室・
さらに屋上へ上がり、時計塔先端の「四方にらみの鯱」や屋上部の四面に施された
24個あるという「鬼の彫像」など見ることが出来た。

青く澄んだ秋空の下、名古屋城や町並みを遠く見渡していると、ここで名古屋市の行政を
つかさどっているんだと改めて、少し厳かな気分に浸る。
内部は大理石が多く使われており、貴賓室のシャンデリアまで大理石なのは驚いた。
戦争をを潜り抜け、平成10年、国の有形文化財に登録されている貴重な建造物。
小泉内閣の時、国会議事堂内部を見学したことがあるが、今日もなかなか見る機会のない
場所を見学出来た。

屋上からの風景                          珍しい模様の屋上床タイル
  

  
   

   壁に飾られた歴代市長の写真

   


    美しい大理石のシャンデリア        円形の議場

    
 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿