いなモらス

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後半戦再開を勝利で飾ったガラタサライ 

2007-01-28 | Galatasaray(ina)
稲本が所属するガラタサライは27日、ホームにアンカラスポルを迎え、2-0で勝利した。稲本はボランチとしてフル出場した。
後半の開幕戦となったこの試合、ガラタサライにとっては何が何でも勝利する必要があった。前日に行われた試合で、勝ち点7差で追う首位のフェネルバフチェが引き分け、勝ち点2を失ったからだ。この試合で勝てば、勝ち点差は5に迫る状況だった。
試合はどちらともペースを握れない展開が序盤から続いた。ガラタサライは守備ラインから前線のFWハカン・シュキュルを目掛けてロングボールを放り込み、そのセカンドボールを拾う形で攻撃を展開した。だが、集中力を欠いたプレーが多く、簡単にボールを失う場面も見られた。しばらく膠着(こうちゃく)した展開が続いたが、前半終了間際の44分、ガラタサライが先制点を奪う。右サイドから崩してイリッチが上げたクロスに、ファーサイドにフリーで走り込んだハカン・シュキュルが頭で合わせて1-0とした。
後半に入ると、ガラタサライがペースを手放した。アンカラの積極的な前線からのプレスに攻撃の起点を消され、パスをつなごうとしても苦し紛れで次々とボールを失った。だが、交代で中盤を厚くすると徐々にボールを回すことができるようになり、ペースを再び握り出した。サイドを起点に攻撃を仕掛け、チャンスを作り出す。そして後半39分に追加点を奪った。右サイドバックのサブリが相手のバックパスにしつこくプレスをかけ、最後はGKからボールを奪うと無人のゴールにシュートを放ち、2-0と試合を決めた。
内容は良いものではなかったが、勝つことが義務づけられた試合でしっかりと勝ち点3を手に入れたガラタサライ。ゲレツ監督は「勝ち点差を縮めたからといって、優勝のチャンスが増えたと言うことはできない。勝ち点5差も少ないとは思わないが、勝ち点7差よりはもちろん少ない。だが、最後まで優勝を求めて、信じることがわれわれには必要なことだ。なぜなら、難しくなったから成功できないだろう、などと言うことはあり得ないからだ」と、まだまだ戦いはこれからであることを強調した。
稲本は普段であれば守備ラインからのボールを受けて、両サイドにボールを散らして攻撃の組み立て役を担うが、この日は前半が完全に中盤を省略した展開となったため、ボールに触る機会が極端に少なくなってしまった。よって稲本は、上がり目の両サイドバックのポジションを埋める動きなど、カウンターを警戒した守備での役割に終始することになった。後半は途中から2ボランチとなったこと、中盤でボールを回すサッカーをチームが行ったため、前半に比べるとボールに触る機会が増えたが、いつもよりもその回数は少なかった。
稲本は今後の課題として攻撃での絡みを挙げつつ、「トルコ人の選手は前に行きたがるが、前に行ったまま帰ってこない。だから自分の役割としては、守備的なことを求められている」とチーム事情で前線とあまり絡むことができないことを説明した。ガラタサライが奪った2ゴール目は、サイドバックの選手が相手陣内の奥深くまでプレスをかけてゴールを奪ったものだが、それを考えると、ガラタサライがどれだけ攻撃的なチームであるかは一目瞭然(りょうぜん)。このような状況でも、稲本は「やったことないポジションではないし、やりながら自分の持ち味を出したい」と前向きに語った。
[スポナビ]



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